2011年6月29日(水)、一関市東山町長坂字町の農家と思われる民家の門口に植えられているユスラウメ(山桜桃・梅桜)が、真っ赤に熟した果実を沢山つけていました。
ユスラウメ(山桜桃・梅桜) バラ科 サクラ(プルナス)属 Prunus tomentosa
中国北部原産の落葉低木で、中国から古い時代に渡来した。日本でも江戸時代初期には栽培されていた記録がある。庭植えや盆栽にされて観賞用や果実を食用にするため果樹として栽培される。よく枝分かれして大きいものは高さ3~4mになる。樹皮は暗褐色で不規則に剥がれやすい。
若枝や葉の裏には絨毛(じゅうもう)が密生する。ニワウメ(庭梅)P.japonicaと似ているが、葉は密に互生し、倒卵形で、両面とも細かい毛が多く、縁には細かい鋸歯がある。果実の柄がごく短い。3月下旬~5月上旬、葉と同時かまたは葉が出る前に、白色または淡紅色で直径1.5~2㎝の花が枝に多数咲く。花弁は5個で倒卵形。雄しべは多数。果実は直径1cmほどの球形で、6月頃に赤く熟し、食べられる。栽培:繁殖は実生、接木。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E6%A5%B9%A5%E9%A5%A6%A5%E1 [peaの植物図鑑:ユスラウメ(山桜桃・梅桜)