peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

北海道おびら鰊番屋&にしん文化歴史公園のハマナス(浜梨) 2011年7月12日

2011年07月16日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その3) 2日目 2011年7月12日(火)

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2011年7月12日(火)、日本海沿岸を走る国道232号線(オロロンライン)の道の駅・おびら鰊番屋(留萌郡小平町大字鬼鹿字広富)で昼食休憩(11:40~12:40時)。重要文化財の旧花田家番屋の前やにしん文化歴史公園内に植えられているハマナス(浜梨)が、紅紫色の花を沢山咲かせていました。

http://pucchi.net/hokkaido/spot_north/hanada_nishinbanya.php [旧花田家番屋、道の駅おびら鰊番屋]

http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/27/each.htm [小平町の道の駅~おびら鰊番屋]

http://www.kitakaido.com/ororon/obira/obira_11.html [小平町を巡る旅 オロロン街道ニシン番屋]

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(上)おびら鰊番屋のポスターなどに良く使われている看板塔。

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(上と下)国の重要文化財に指定されている旧花田家番屋:昭和30年まで日本海に押し寄せたというニシン(鰊)。当時の網元の栄華の様子を今に伝える歴史的建造物。

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(上と下)松浦武四郎像:この鬼鹿の地で詠んで西蝦夷日誌に記録した「松浦武四郎歌詠みの地」とのこと。

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(上)トワイライトアーチ:夕陽をイメージして作られたモニュメント。

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松浦武四郎歌碑:トワイライトアーチの海側から見て右側の基台には、武四郎翁が鬼鹿で詠んだ短歌が刻まれている。「名のも似ずすがたやさしき女郎花なまめき立てるおにしかの里」

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ハマナス(浜梨) バラ科 バラ属 Rosa rugosa

海岸の砂浜に生える落葉低木で、群生することが多い。高さは1~1.5mになり、茎や枝にはびっしりと刺が生えている。葉は奇数羽状複葉。小葉は長さ3~5㎝の卵状楕円形で、しわが目立つ。6~8月、直形6~8㎝の香りの良いピンクの花が咲く。北国の海辺を代表する花のひとつ。花は香水の原料にされる。果実は赤く熟し、酸味があっておいしい。分布:北海道、本州(太平洋側は茨城県以北、日本海側は鳥取県以北)。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


北海道小平町鰊番屋&ハマヒルガオ(浜昼顔) 2011年7月12日(火)

2011年07月16日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その3) 2日目 2011年7月12日(火)

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2011年7月12日(火)、道央自動車道砂川SAでトイレ休憩した後、最初の散策見学地である「サロベツ原生花園」目指して北上。深川JCTで深川西IC方面に入り、深川留萌自動車道を西進したようです。この道は「留萌幌糠IC」までしかできていないようで、このICからは国道233号線に移り、さらに日本海沿岸の道(国道232号線)を走ったようです。この道の端にはハマヒルガオ(浜昼顔)が、沢山咲いていました。

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(上と下)国道231、232号線の小平(おびら)町役場の表示が見えてきた辺りで、前方右側の丘陵上に建つ風車が沢山見えました。

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昼食のため小平(おびら)鰊番屋食堂(留萌郡小平町大字鬼鹿字広富)に立ち寄り、昼食休憩。11:40~12:40時、重要文化財の旧花田家番屋にしん文化歴史公園を見学・散策しました。

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(上と下)食材供給施設(鰊番屋)、売店、総合案内所と書かれていました。

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(上)鰊漁が行われていた頃の絵。(下)風格のある鰊番屋で昼食(貸切状態でした)。

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ハマヒルガオ(浜昼顔) ヒルガオ科 ヒルガオ属 Calystegia soldanella

海岸の砂浜に生えるつる性の多年草。地下茎を伸ばして殖え、茎は砂の上を這って広がる。葉は互生し、長さ2~4㎝、幅3~5㎝の腎臓状の円形で、厚くて光沢がある。5~6月、葉の付け根から長い花柄を出し、直径4~5㎝の淡紅色の花を開く。初夏の海辺を彩る代表的な海浜植物のひとつ。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より


道央自動車道砂川SAのヒャクニチソウ(百日草)&ブルーサルビア 2011年7月12日(火)

2011年07月16日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その2) 2日目 2011年7月12日(火)

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2011年7月12日(火)、川崎近海汽船のフェリーはちのへで、青森県八戸港から北海道苫小牧西港に(予定通り7:00)到着。フェリーターミナルビル(苫小牧市入船町1丁目2番34号)内にあるレストラン・クレールで朝食休憩(7:20~800)後、道央自動車道苫小牧東ICから高速道路に入る。一路北上して最初のトイレ休憩は砂川SA。「日本最北のサービスエリア」だという。

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(上)このSAから砂川ハイウェイオアシス館(上り下りとも)に行けるようになっている。帰路、夕食を摂るために立ち寄ることになっているとのこと。

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ジニア/ヒャクニチソウ(百日草) キク科 ジニア(ヒャクニチソウ)属 Zinnia elegans

メキシコ高地を原産地とする一年草で、春播きの代表的な夏の草花。高さは矮性のものは10㎝ほど、大きいものは1mほどになる。頭花は直径3~20㎝。花の形は一重咲き、ポンポン咲き、ダリア咲き、カクタス咲きと変化が多く、色も黄、橙、桃、赤、紫、白など豊富。学名の「ジニア」で呼ばれる。和名は花が長持ちするので「百日草」。小形の同類種にZ.linearis.、メキシコヒャクニチソウ angustifolis がある。

[山と渓谷社発行「山渓ポケト図鑑2・夏の」より]

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(上)喫煙所(Smoking area):ここなら禁煙者に迷惑をかけずに済みそうですね。

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(上と下)、この砂川SAの左側に小公園があり、「夏の陽」と銘された子どもの像が立てられていました。周りに植えられたブルーサルビアが花を咲かせていました。

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ブルーサルビア シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia farinacea

北アメリカ南部からメキシコ原産の多年草。一般には春に種子播きして、一年草として育てられる。茎は四角形でよく枝分かれし、長いf楕円形の葉を対生する。夏から秋にかけて枝先に青紫色の小さな唇形花を多数つける。長さ30㎝ほどの花穂の軸も同じ色で、長い間青い色が残る。真っ赤な花でおなじみのサルビア(ヒゴロモソウ)S.splendensはブラジル原産。ブルーサルビアのほうがサルビアより花がずっと小さい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市東山町のクマノミズキ(熊野水木)の花 2011年7月10日(日)

2011年07月16日 | 植物図鑑

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2011年7月10日(日)、一関市東山町長坂字夏山の市道沿いに生えているクマノミズキ(熊野水木)が、枝先に散房花序を幾つも出して、白くて小さな花を沢山咲かせていました。

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クマノミズキ(熊野水木) ミズキ科 ミズキ属 Cornus brachypoda

山地に生える落葉高木で、高さは10~18mになる。樹皮は暗灰緑色。若枝は無毛で稜があり、赤褐色を帯びる。葉は対生し、長さ6~15㎝の卵状長楕円形で、ミズキより幅が狭い。先は尖り、基部はくさび形。裏面は白色を帯びる。ミズキより1カ月ほど遅い6~7月に枝先に散房花序をつけ、ミズキによく似た小さな白い花が密集して咲く。果実は直径約5㎜の球形で、10~11月に黒く熟す。核には孔がない。用途:庭木。分布:本州、四国、九州、アジア東南部。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34901237&blog_id=82331 [一関市舞川のクマノミズキ(熊野水木)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AF%A5%DE%A5%CE%A5%DF%A5%BA%A5%AD [一関市東山町のクマノミズキ(熊野水木)の実]


苫小牧フェリーターミナルのドラセナ・レフレクサ’ソング・オブ・インディア’

2011年07月16日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その1)1、2日目 2011年7月11日(月)

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国際興業グループ・岩手県交通(株)観光自動車部トラベル課主催のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」(4泊5日の旅)が、2011年7月11日(月)~15日(金)に行われたので、妻と共に参加しました。1日目(7/11)と5日目(7/15)は船中泊で、24人の参加(これに運転手、ガイド、添乗員)でした。(下)トイレ休憩した岩手山SA。

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(上)バスは一関市千厩バスターミナルを15:30時に出発し、東山町、水沢I.C、北上江釣子I.C、花巻I.C、紫波I.C、盛岡南I.C,盛岡駅西口(マリオス前)、盛岡I.Cなどで参加者を乗せ、東北自動車道、八戸自動車道と乗り継いで八戸港の八戸フェリーターミナルに予定通り20:30時頃に到着。フェリーに乗り込むまでの時間を、ターミナルビルの2階で過ごしました。

http://www.kawakin.co.jp/schedule/ferry.html [川崎近海汽船株式会社:運航スケジュール(フェリー)]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%B8 [フェリーはちのへ とは:シルバーフェリー(Wiblio辞書)]

http://www.youtube.com/watch?v=yBhXze5plJY [動画:フェリーはちのへ八戸港出港]

(下)シルバーフェリー:フェリーはちのへの船上から見た八戸港フェリーターミナルビル

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’大津波に襲われたフェリー埠頭は流された車が散乱したほか、浸水のためターミナルビルの機能も失い、海底に沈んだ車両の撤去など復旧作業が6月末まで続いた。埠頭周囲の防波堤は復旧に時間がかかる見通しで、このため、フェリーの接岸埠頭をもう1カ所設定し、波が荒いなどの天候次第で、埠頭を使い分ける安全策も講じられる。運航ダイヤは1日4便。片道約9時間の船旅。’と7/12付「岩手日報」は報じています。

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東日本大震災で休止していた八戸~苫小牧間フェリー(川崎近海汽船)が、この日、4カ月ぶりに運航を再開しました。

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(上)ターミナルビルから荷物を持って、この人が立っている所から階段を登って。22:00出港予定のフェリーはちのへに乗り込みます。21:00に乗り込み開始。

(下)埠頭に接岸しようとしている川崎近海汽船のフェリーはちのへの船上から見た苫小牧西港フェリーターミナル。予定通り7/12(火)7:00倒着。

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(上と下)苫小牧フェリーターミナルの2階にあるレストラン’クレール’で朝食を摂るために「第3乗船口」からやってきた一行。

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(上と下)フェリーターミナルビルの2階ガラス窓越しに海側を見たところ。

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(下)苫小牧ターミナルビルの2階待合室には、ドラセナ・レフクサ’ソング・オブ・インディア’という鉢植えにされた観葉植物が幾つかありました。

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(上と下)苫小牧西港に接岸しているフェリーはちのへをバスのガラス窓越しに撮ったもの。

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リュウゼツラン科 ドラカエナ/ドラセナ(リュウケツジュ)属 Dracaena

アジア、アフリカ、アメリカの熱帯に約50種が分布する常緑の低木状または高木状の木本植物で、葉は茎の先に多数つくが、剣状または幅広で長く、剛直なものからしなやかなものまで変化に富み、緑色。各種の斑の入るものが多い。花は径1cmほどで小さく、淡緑、黄、赤色などで、房状または束状に円錐花序をなす。コルディリネ属Cordylineと混同されることが多いが、本属は匍匐性の地下茎や花のく基部に苞がなく、子房は3室で各室にコルディリネ属の6~15の胚珠に対し、1であること(山芋状の地下茎がなく、根は橙・黄色である)により区別される。ユリ科に入れられていたこともある。鉢植えの観葉植物として利用される。一般的には「ドラセナ」と呼ばれている。

ドラセナ・レフレクサ リュウゼツラン科 ドラカエナ/ドラセナ(リュウケツジュ)属 Dracaena reflexa cv.Song of India. 

マレーシア、インド(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の枝を繁茂させる低木状常緑植物。茎は曲がりながら伸び、葉は長さ10~15㎝ぐらい。茎の周りに密につき、脱落しにくい。ワーネッキーD.deremensis cv.Warneckiiなどよりは性質がやや弱い。大きくなると支柱なしでは直立しない。本種は従来プレオメレ属(Pleomele)とされてきたが、現在はドラセナ属とされている。

近年、茎または挿し芽の形でレフレクサD.reflexaの枝変わり品種、’ソング・オブ・インディア’などが売られている。白縞または黄覆輪が入る。栽培:繁殖は挿し木または茎伏せ、多くは5℃程度で越冬する。夏は50%程度の遮光を行う。排水をよくし十分灌水するとよい。

 属名のドラセナは、ギリシア語のdrakaina(雌の竜)によるといわれている。ドラセナ属の基準となるドラセナ・ドラコが、ドラゴンズ・ブラッド(竜の血)と呼ばれる赤い樹液を出すことに由来し、和名をリュウケツジュ(竜血樹)という。園芸では、葉姿がよく似ているため、コルディーリネと混同され、両者を合わせてドラセナ類と呼ぶこともあるが、コルディーリネには多肉質の根茎があり区別される。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑「観葉植物」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&池田書店発行「観葉植物事典(土橋 豊:監修)」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]