2011年7月7日(木)、一関市大東町摺沢字雲南田の県道19号線沿いにある民家の前に植えられているストケシア/ルリギク(瑠璃菊)が、花を沢山咲かせていました。
ストケシア キク科 ストケシア(ルリギク)属 Stokesia laevis
ストケシアという名は属名をそのままローマ字読みしたもので、英国の植物学者ストークスに因んでいる。北アメリカ南部原産の耐寒性多年草で、1属1種の植物である。日本には大正の初期に導入され、耐寒性・耐暑性ともに優れており、花期が長くて丈夫なので日本各地で栽培されるようになった。草丈は30~60㎝で、よく分枝する茎の先に、細い花弁が重なった直径6~10㎝のヤグルマギクを大きくしたような形の頭花を次々に咲かせる。頭花の中心部には筒状花が集まり、その外側に並ぶ舌状花は先端が細かく切れ込んでいる。花期は6~10月。花色は、基本の青紫のほか、藤色、淡桃、淡黄、白などがある。総苞には刺状の毛がある。和名はルリギク(瑠璃菊)。
用途:庭植え、切り花、鉢植え。栽培管理:日当たりと水はけのよい場所で育てる。花がらを摘み取ると初秋の頃まで楽しめる。3年に1回株分けして植え替える。
[西東社発行「知りたい花に名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&同「色・季節でひける 花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]