peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

礼文島・香深:味の酒壷の写真&利尻島・沓形港へ 2011年7月13日(水)

2011年07月26日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その17) 3日目 2011年7月13日(水)

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(上と下)礼文島の観光も終わり、予定通りの時間に香深港のすぐ傍にある味の酒壷という所に行きました。周りには三井観光ホテルなどの大きなビルも建っていました。ここで昼食休憩のため12:40~13:30時まで過ごして、利尻島観光のため、ハートランドフェリー会社のフェリーで香深(かふか)港から沓形(くつがた)港に渡ります。

http://warawara.cocolog-nifty.com/diary/2011/07/post-fc9d.html  [味の酒壷(さかつぼ)]

 裏側から入って裏側から出たから表側は全然見てません。

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(下)この港に向ってかなり大きな船がやってきました。ハートランドフェリー社のフェリーと違って、大きすぎるため岸壁に横付けできないようです。

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味の酒壷の店内には、礼文島で見ることができる山野草の素晴らしい写真が沢山掲示されていました。

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(上)レブンシオガマ(礼文塩竈)/ヨツバシオガマ(四葉塩竈) ゴマノハグサ科 Pedicularis chamissonis var.japonica

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(上)チシマゼキショウ(千島石菖) ユリ科 Tofiedia coccinea

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(上)キバナシャクナゲ(黄花石楠花) ツツジ科 Rhododendron aureum

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(上)レブンハナシノブ(礼文花忍) ハナシノブ科 Polemonium caeruleum ssp.laxiflorum f.insulare

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(上)ヒメイズイ(姫いずい) ユリ科 Polygonatum humile

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(上)エゾハクサンチドリ(蝦夷白山千鳥) ユリ科 Orchis aristata

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(上)レブンキンバイソウ(礼文金梅草)キンポウゲ科 Trollius ledebourii var.polysepalus

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(上)レブンコザクラ(礼文小桜) サクラソウ科 Primula modesta var.matsumurae

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(上)エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜) キク科  Achilea glehnii

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(上)ノビネチドリ(延根千鳥) ラン科 Gymanadenia camtschatica

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(上)チシマギキョウ(千島桔梗) キキョウ科 Campanula chamissonis

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(上)レブンアツモリソウ(礼文敦盛草) ラン科 Cypripedium macrantum var.rebunense

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(上)レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)/エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草) キク科 Leontopdium discolor  

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(上)エゾツツジ(蝦夷躑躅) ツツジ科 Therorhodion camtschatium

http://www.youtube.com/watch?v=G2ls8nAfySo [「野に咲く花のように」ダ・カーポ 花の浮島 礼文島 礼文島シリーズ(You Tube)]

http://www.youtube.com/watch?v=ye6GtiEEQuM&feature=related [利尻・礼文島の花]

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(上と下)ハートランドフェリー会社のフェリーサイプリア宗谷が、定刻通りやってきて(13:50時頃)接岸しました。

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(上と下)乗船口の列に並びながら、フェリー会社の作業員が移動式のタラップを取り付ける様子を終始眺めていました。

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http://www.heartlandferry.jp/rishiri/ship.html [稚内~利尻島・礼文島 就航船舶:ハートランドフェリー heartlandferry]


礼文島・桃岩、猫岩&オニシモツケ(鬼下野) 2011年7月13日(水)

2011年07月26日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その16) 3日目 2011年7月13日(水)

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2011年7月13日水)、礼文島・スコトン(須古頓)岬の見学散策を予定通り終えて、行ったときに通った道を一路南下し、南西部にある桃岩。猫岩に到着。(予定時間は12:20~12:30時)。

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(上)桃岩展望台駐車場には予定通り到着。立派な公衆トイレがあり、きれいでした。周辺、特に山側の斜面にはオニシモツケ(鬼下野)の大群落があり、芳香のあるピンク色を帯びた白い花を沢山咲かせていました。

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(上)「猫台・桃台」と書かれている長い椅子がある傍に桃岩展望台への登り口があり、同行者たちが皆登って行きました。

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(上)説明板:猫岩(左側)は海面に突き出た岩で、桃岩は、背後の山側にある岩で、桃の形に見えるとのこと。地蔵岩は遥か遠くにあり、ここからははっきりとは見えないようです。

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(上と下)猫岩:海中に突き立った岩で、猫が背中を丸くしているように見えることからこの名があるといわれます。

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(上)「桃岩荘利用者以外立入禁止」の立札が立ててありました。

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(上の左側と下)桃岩:標高は250mで、桃の形に似ていることから、この名があるそうです。周辺はお花畑が広がっており、北海道の天然記念物に指定されているそうです。利尻富士の展望、西海岸一帯、眼下に見える猫岩など礼文の代表的ビューポイントとのこと。

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(上)昼食休憩した香深・味の酒壷に掲示されていた「冬の桃岩」の写真。

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(上と下)駐車場の端から北にある元地、メノウ浜方面を見下ろした風景。四角い堤防の突き出た所が元地港で、地蔵岩はさらにその先にあるとのこと。

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(上)昼食休憩した香深・味の酒壷に掲示されていた「冬の地蔵岩」の写真。

http://www.youtube.com/watch?v=U2WH2M_qc3E [礼文島 桃岩 レブンウスユキソウ スライドショー] このスライドショーには、見ることができなかったレブンウスユキソウも写されています。

http://www.youtube.com/watch?v=IUQmdnmRZmg [動画:礼文島 桃岩遊歩道]

http://www.alternative-tourism.com/Japan/Tourism/Natural_places/Hokkaido/Dohoku/Rebun_1.html [礼文島(道北の旅)]

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オニシモツケ(鬼下野) バラ科 シモツケソウ属 Filipendula kamtschatica

山地~亜高山の沢沿いなどに生える多年草。高さ1~2mになり、群生することが多い。葉は互生し、奇数羽状複葉だが、頂小葉が特に大きく、側小葉はごく小さいので、羽状複葉のようには見えない。頂小葉は長さ15~25㎝で、掌状に切れ込む。托葉は基部が耳状に張り出して茎を抱く。6~8月、茎の上部に直径6~8㎜の小さな白色または淡紅色の花をびっしりとつける。花弁は5個。見上げるほど大きくなることから「鬼シモツケ」の名がある。分布:北海道、本州(中部地方以北)。

,strong>栽培:草姿がかなり大きくなるので、庭植え向きの植物である。半日陰でやや湿度の高い場所に植え込む。根茎は太く丈夫で、特に用土は選ばないが、庭土に腐葉土や有機質肥料を入れておくと良く育つ。また活着してしまえば、管理に手間もかからず、良く殖える。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]