2011年7月19日(火)、一関市青葉町1丁目にある民家の庭に植えられているルリタマアザミ(瑠璃玉薊)が、瑠璃色でアザミに似た花を沢山咲かせていました。
キク科 エキノプス(ヒゴタイ)属 Echinops:地中海沿岸から中央アジアにかけて約120種が分布する二年草及び多年草。属名は「ハリネズミに似る」の意で、頭花の形にちなむ。日本には同属のヒゴタイEE.setiferが九州に自生する。
ルリタマアザミ(瑠璃玉薊) キク科 エキノプス(ヒゴタイ)属 Echinops ritro
ウラジロヒゴタイとも呼ばれる。
7~8月、茎上に直径4~5㎝の球形の頭花を単生する。開花前は針坊主状で痛いが、筒状花が開くと青紫色(瑠璃色)のボールのようになる。刺毛状の総苞片がある。舌状花はない。切り花のほか、ドライフラワーにもよく利用される。また、3cmほどの小輪多花性の品種もある。学名のエキノプスはハリネズミ(エキノス)に由来する。栽培:容易。5~6月に播種すると、翌年の7~8月に開花する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]