2011年7月3日(日)、特定非営利活動法人 野村胡堂・あらえびす記念館(館長・野村晴一)(岩手県紫波郡紫波町彦部字暮坪193-1)に行ってきました。
同館では、6/25~7/10の日程で、岩手日報社の記者が撮影した「東日本大震災報道写真展」が開催中でしたので、 雨降りの場合は同館の見学などを考えていましたが、今回は運良く野外の植物観察ができましたので見学はしませんでした。入館料は一般300円、小中高生150円。月曜休館。
野村胡堂・あらえびす記念館のブログなどに、プリンセス・ミチコという名前のバラ(薔薇)が、同館の上り口付近に咲いているということでしたので、「濃いオレンジ色」のものを撮ってきました。
http://araebisu.exblog.jp/page/2/ [野村胡堂・あらえびすの便り:プリンセス・ミチコ]
http://plaza.rakuten.co.jp/kohriyamaeki/diary/201106150000/ [プリンセス ミチコ:紫波にぎわいBLOG:楽天ブログ(Blog)]
(下)野村胡堂・あらえびす記念館から西側を見ると、遠くに高い山が見えました。東根山(標高928m)でしょうか?。
(下)北上川の左岸に沿って続いている国道456号線(遠野街道)を北上し、紫波町彦部の彦部小学校の所から町道に入ると500~600mほど。
西洋バラ(薔薇) バラ科 バラ属 Rosa
バラは中近東では紀元前から栽培されていたといわれる。11世紀から13世紀の十字軍時代にダマスク・ローズ、ガリカ・ローズ、キャベジ・ローズ、アルバ・ローズなどの品種がヨーロッパに伝わった。18世紀から19世紀にかけてはアジアのバラがヨーロッパに入り、ヨーロッパの在来種との交雑によって、多彩な品種が生まれた。アジアから入ったバラには、中国のコウシンバラをはじめ、日本のノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスなどがある。
現在、庭や公園などに植えられているバラは次のような系統に分けられている。
四季咲き大輪のハイブリッド・ティー系は、最も多くの品種があり、花壇用のほか、切り花にも広く利用されている。フランス生まれのピースは、戦後、世の中がまだ騒然としているときに出現し、一大センセーションを巻き起こした名花。このバラの登場で日本のバラ愛好者が一気にふえた。
中輪咲きのフロリバンダ系は、1本の枝に花が多数つき、ハイブリッド・ティー系のように、一つ一つの花を観賞するというより、色模様を楽しむバラといえる。この系統の欠点は花に香りがあるものが少ないこと。
小輪咲きのポリアンサ系は、ノイバラなどを親として改良された系統で、花は小さいが、沢山付き、寒さに強い。
つるバラは、小輪から大輪まで花の大きさも形も変化に富む。
ハイブリッド・ティー系やフロリバンダ系の枝変わりの品種も多く、それらは元の品種にクライミングを冠して呼ばれている。
ミニアチュア系は、花が直径2~3㎝と小さく、丈も低い。四季咲き性で、鉢植えや花壇の縁どりなどに利用されている。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%81%E3%82%B3 [プリンセス・ミチコ(Wikipedia)]
http://shinagawa.keizai.biz/headline/586/ [美智子さまゆかりのバラ「プリンセスミチコ」が見ごろに~旧正田邸跡地で]
http://www.keiseirose.co.jp/garden/flowerinfo/rosecolumn/2007/10/post_32.html [バラコラム:美智子皇后に捧げられたバラ「プリンセス・ミチコ」]
http://www.hanahiroba.com/fs/hanahiroba/c/0000002158 [フロリバンダ・ローズ”プリンセス・ミチコ”]