peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

利尻島・仙法志御崎公園&シロヨモギ(白蓬) 2011年7月13日(水)

2011年07月30日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その20) 3日目 2011年7月13日(水)

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沓形岬(くつがたみさき)公園(利尻郡利尻町沓形)の見学散策(15:00~15:30)を終えて、次の見学散策地・仙法志御崎(せんぼうしみさき)公園に向かいます。

 仙法志御崎公園(利尻郡利尻町仙法志御崎)は、利尻島の最南端に位置していて、利尻富士町に近い所にあります。

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(上と下)道道108号線が、利尻島の海岸沿いを一周していますが、沓形を出てほどなくして、海岸にクマ(熊)が海で昼寝をしているような形をした奇岩「寝熊の岩」とその横には人が海を見守っているような穏やかな表情をしている「人面岩」もあるそうです。(バスの窓から写す。)

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(上)「仙法志御崎公園0.2㎞」とありました。

http://www12.plala.or.jp/k-hirao/kankou/05_07.html [仙法志御崎公園]

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仙法志御崎公園の駐車場の付近に立つ石碑:利尻礼文サロベツ国立公園 仙法志御崎海岸 利尻町

http://www.mapple.net/spots/G00101047502.htm [仙法志御崎公園:MAPPLE観光ガイド]

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(上)スタンプラリーの案内板:利尻島の美しいスポット16ケ所をまわるスタンプラリーの案内板。

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http://www.youtube.com/watch?v=hYnmAH1NTsM [仙法志御崎公園(YouTube)]

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http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=A0100940 [仙法志御崎公園:利尻島の観光スポット:るるぶ.com

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(上)海岸にテーブルとイスがあり、そばにはシロヨモギ(白蓬)が群生していました。

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(上)駐車場から海岸にある「仙法志御崎公園」へ坂道を下って行くと、人慣れしたカモメがじっとしていました。観光客たちが近づいても逃げる様子はありませんでした。

http://612461286133.at.webry.info/201104/article_4.html [利尻島仙法志御崎公園のカモメ]

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(上)坂道を下った左手にある土産物店の前にアザラシの写真が大きく印刷されたエサの看板がありました。

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(上と下2つ)ゴマフアザラシとそれを見る観光客たち:天然の海岸を柵で囲み、ゴマアザラシが飼育されていました。池の周囲には一周できる遊歩道があり、磯の景色が楽しめます。

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(上と下)利尻昆布加工直販の店と駐車場に建てられていた利尻山の写真:この旅で一度も見ることができなかった利尻山(利尻富士)の大きな写真があり、実際に見たような気分になりました。

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http://blog.goo.ne.jp/tako_888k/e/332f921b2f9802121316ef63378ea220 [北海道旅行No.19 利尻島「仙法志御崎公園」の動物たち:昔に出会う旅]P1850684

(上)ここの見学散策は15:40~16:10時。バスは次の見学散策地・オタドマリ沼めざして予定通り発車しました。

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シロヨモギ(白蓬) キク科 ヨモギ属 Artemisia stelleriana

全体に白い綿毛に覆われ、雪をかぶったように白いことからこの名がある。日当たりの良い海岸に生える多年草。砂地に群生することが多いが、岩場や礫地にも見られる。高さは20~60㎝。葉は厚みがあり、長さ5~10㎝で、中ほどまで羽状に切れ込む。8~10月、茎の上部に直径1cmほどの丸い頭花を多数つける。頭花は筒状花だけでできていて、舌状花はない。分布:北海道、本州(新潟・茨城県以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


利尻島・沓形岬公園のエゾヒナノウスツボ(蝦夷雛臼壷) 2011年7月13日(水)

2011年07月30日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その19) 3日目 2011年7月13日(水)

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2011年7月13日(水)、利尻島・沓形(くつがた)港には定刻の14:50時到着。歩いて5分ともかからないすぐ近くにある沓形岬公園(利尻郡利尻町沓形字富士見町)を見学散策。予定時間(15:00~15:30時)通りで、次の見学散策地である仙法志御崎(せんぼうしみさき)公園に向かいました。

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http://nanmara.main.jp/2007/06/post_77.html [なんまらほっかいどう:沓形岬公園キャンプ場MEMO]

http://www.mapple.net/spots/G00101138902.htm [沓形岬公園キャンプ場]

http://ca4.livedoor.biz/archives/50358259.html [北海道 観光・写真・旅日記サイト]

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(下5つ)案内板の上の方にある展望棟へ登る階段の脇に、見たことのない草花が生えていて花を咲かせていました。エゾヒナノウスツボ(蝦夷雛臼壷)ではないかと思われます。

北海道新聞社発行の「新版 利尻 山の島・花の道」には、下記の通り記載されています。

「よつかど」と呼ばれ、四角張った茎が薬草として利用される。つぼ型の花は、人が口を開けたような形をしている。

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エゾヒナノウスツボ(蝦夷雛臼壷) ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属 Scrophularia grayana Maxim.

海岸の岩礫地に生える多年草。高さは80~120㎝程度。茎は太くて柔らかい。葉は長さ8~15㎝程度の広卵形で対生し、翼のある柄があり質は厚い。茎は4稜があり、6~7月、茎の先端に円錐花序を出し、淡黄緑色にやや紫褐色を帯びた目立たない花をつける。

日本産のScrophularia(ゴマノハグサ)属には、ヒナノウスツボ、サツキヒナノウスツボ、ゴマノハグサ、オオヒナノウスツボ、エゾヒナノウスツボの5種が知られているが、茎に4稜あって、翼状のひれがあるとなればエゾヒナノウスツボであるとはっきり同定できる。本州(日本海側では福井県以北、太平洋側では岩手県北部・青森県)、北海道、樺太に分布する。

茎の先に大きな円錐形の花序を付け、まばらに多くの花を開く。「ヒナノウスツボ」とは「雛の臼壷」の意味で、小さな壺形の花に由来する。萼も花冠も5裂し、花冠は壺形の合弁花。花を正面から見ると、花冠は上下の2唇に分かれ、上唇は2裂、下唇は3裂し、中央の裂片だけ下へ垂れる。雄しべは4本。[下記のWebサイトより]

http://kasugak.sakura.ne.jp/comment/ezohinanousutsubo.html [エゾヒナノウスツボ]

http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/ezohinan.html [エゾヒナノウスツボ]

http://hanazukusi.exblog.jp/8341342/ [花の仲間調べ:エゾヒナノウスツボ(蝦夷雛の臼壷)]

http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/105ezohinanousutubo.htm [エゾヒナノウスツボ]