peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

利尻島・ペシ岬展望台&シコタンハコベ(色丹繁縷) 2011年7月14日(木)

2011年08月03日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その25) 4日目 2011年7月14日(木)

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2011年7月14日(木)、鴛泊(おしどまり)港から8:40時発のハートランドフェリー社のフェリーに乗って稚内(わっかない)港に向いますが、旅館出発が7:30時から7:50時に変更されたので、見学散策地に入っていなかったペシ岬(前方の小高い山)に行ってみることにしました。

 ペシ岬は、利尻島の玄関口に鴛泊(おしどまり)港を見守るようにたたずむ岬で、気軽に散策を楽しむことができ、徒歩30分で頂上まで登れます。頂上からの眺めは素晴らしく、鴛泊市街を一望することができます。(下記Webサイトより)

 http://www.rishiri-yado.com/kankou.html [利尻島観光情報~利尻島・宿めぐり:利尻富士町宿泊業組合公式サイト]

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(上と下)鴛泊港のフェリー船上からも見えた三角屋根の建物のすぐ脇に、ペシ岬展望台、ペシ岬頂上への登り口がありました。

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(下)そしてもう1カ所、「まつい写真館」の案内板がある所にも木製の階段が架けられていました。

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(上と下)「まつい写真館」は、写真館であり、喫茶店のようでしたが、時間がないので入りませんでした。店の前の花壇には様々な植物が植えられていましたが、それらの中に花を沢山咲かせたシコタンハコベ(色丹繁縷)がありました。

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(上)ペシ岬展望台への登り道から眺めた利尻富士町の市街地方面。(下)登り道。

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(上と下)利尻富士町の市街地

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宿泊した(上と下)料理旅館・かのう亭が見えます。

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(上)「ペシ岬展望台(利尻富士町)」の表示板。

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(上と下2枚)会津藩士の墓

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(上と下)花壇がつくられていて、花が咲いていました。

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(上)草むらに「風騒ぐ 冬浪踊る 藩士の碑 哲舟」と刻された句碑がありました。</p>

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(上)ロータリー憩いの広場となっていましたが、(下)カラス(鴉)が我が物顔で居座っていて、人が近づいても逃げようとしませんでした。餌を持っているなら早く出せと言わんばかりに、私を目がけて飛んできたりしたので、一瞬恐怖を感じたほどでした。

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(上)十六景スタンプラリーの十三景」

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(上と下2枚)鴛泊(おしどまり)港側:良く見るとフェリーターミナルも見えます。

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シコタンハコベ(色丹繁縷) ナデシコ科 ハコベ属  Stellaria ruscifolia

本州(中部地方以北)から北海道、それに東北アジアやアラスカの高山・亜高山帯の岩礫地に自生する多年草で、草丈10~20㎝。マット状に広がる。千島列島のシコタン(色丹)で最初に発見されたことから「シコタンハコベ」の名がついたという。葉は卵形から卵状披針形で粉白色を帯び、互生する。初夏、茎の先にに白い小さな花を咲かせる。花弁は深く2裂し、10個のように見える。白い花びらに、赤い葯が際立って美しい。満開時は、株全体を覆うように咲いて見事。別名で「ネムロハコベ(根室繁縷)」とも呼ばれる。英名はCircumpolar starwort。

育て方:もともと高山植物なので、暑さや蒸れには弱い。水はけのよい土で育てる。寒冷地では放任していてもよく育つが、暖地では鉢植えで育てたほうが無難。冬の間に葉が枯れるが、春になると枯れた葉から新芽が出て来るので葉は取り除かないでそのままにする。

[下記Webサイトより]

http://www.omasa.org/dictionary/pere/pre_sa_05.html [シコタンハコベ:花図鑑:ガーデニングの花咲かおまさ]

http://www.botanic.jp/plants-sa/sikoha.htm [shu(^^)Homepage,シコタンハコベ]

http://hakuba.jp/potatoes/botanic/shikotanhakobe.html [高山植物、山野草図鑑:シコタンハコベ・色丹繁縷・ネムロハコベ]

http://www5b.biglobe.ne.jp/~kn-yama/whi_sikotanhakobe.html [シコタンハコベ(色丹繁縷)]


利尻島・鴛泊の料理旅館・かのう亭&ルピナス 2011年7月13日(水)、14日(木)

2011年08月03日 | 植物図鑑

岩手県交通のバスツアー「大自然アイランド利尻・礼文島」の旅(その24) 3~4日目 2011年7月13日(水)、14日(木)

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 2011年7月13日(水)、雨が降ってきたため姫沼(利尻富士町)の見学散策時間が短くなり、予定(18:30時)よりかなり早く、宿泊先の料理旅館・かのう亭(利尻富士町鴛泊字港町)に着きました。

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料理旅館・かのう亭は、フェリーターミナルのある鴛泊(おしどまり)港から500mぐらいしか離れていない所にありました。また、見学散策地には入っていませんでしたが、ペシ岬もすぐ近くにありました。

http://reserve.4travel.jp/domestic/hotel/each/10034893/ [料理旅館 かのう亭(利尻島/北海道)]

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(上と下)案内された宿泊部屋に入って、窓を開けてみたら、裏側は海のすぐ傍でした。下の写真がペシ岬の下部にあたる所です。

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(上と下)波打ち際で波と戯れているようなカモメの群を見ていると時間の経つのを忘れます。すぐ夕食の時間になりました。

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(上)正面に見える山がペシ岬。ペシ岬展望台や会津藩士碑などがあります。

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(上)ペシ岬展望台から宿泊した料理旅館・かのう亭の方角を見たところ。右側に波打ち際が見えます。

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(上)ペシ岬展望台から鴛泊港の方を見たところ。右側の道沿いに料理旅館・かのう亭があります。左側の小高い丘の上に行ったら、ルピナスが群生していました。(下)

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ルピナス(ワシントン・ルピナス) マメ科 ルピナス(ハウチワマメ)属  Lupinus polyphyllus

原種はアメリカ合衆国からカナダの太平洋岸に分布する多年草。イギリスで品種改良が進められ、その改良家ラッセルの名前をとって、ラッセル・ルピナスとも呼ばれる。暑さに弱いが、寒さに強いので、東北地方や北海道、信州などの高原地帯では立派な株に育つ。5~6月、長さ60~70㎝の長い花穂に蝶形花をびっしりとつける。花の色は紫、ピンク、白、黄色などがある。種子からも容易に苗ができる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市博物館前のハツユキソウ(初雪草) 2011年7月31日(日)

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2011年7月31日(日)、国道342号線沿いの歩道(街路)の端につくられている150mほどもある花壇に植えられているハツユキソウ(初雪草)が、葉縁を白くして、株全体が美しくなっていました。この花壇は、厳美町三民区の長命会が植栽管理しているもので「厳美ふれあい花壇」と名付けられていました。場所は一関市博物館(字沖野々215)の出入り口の両側。

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ハツユキソウ(初雪草) トウダイグサ科 ユーフォルビア(トウダイグサ)属 Euphorbia marginata

北アメリカのミネソタ、コロラド、テキサス州に自生する一年草。草丈は分枝して60~100cmほどになる。葉は丸みを帯びた長楕円形、無柄、淡黄緑色。開花期の夏から秋になると、葉に白い覆輪が入り、株全体が美しくなる。ほかの季節の葉は全体に灰緑色。花は目立たず葉を観賞する。鑑賞期:7~9月。品種名は’氷河’cv.Hyougaと名づけられている。蒴果。花壇用に栽培される。

栽培ポイント:夏の葉色を楽しむため、春に日当たりの良い場所にタネを播く。発芽適温が20~25℃と高いので、暖かくなってから直播きをして間引く。早めに播きたいときはポット苗をつくり、株間30~40㎝で植え付ける。移植を嫌うので、夏花壇の様子をよく考慮して植え場所を決める。ある程度群植して、葉色を目立たせる。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦の友社発行「色がわかる 四季の花図鑑」より]