peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区「」のマツバボタン(松葉牡丹) 2011年8月28日(日)

2011年08月29日 | 植物図鑑

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2011年8月28日(日)、奥州市の「」(水沢区佐倉河字慶徳)の広い道路の歩道沿いにつくられている花壇に沢山植えられているマツバボタン(松葉牡丹)が、赤や紅紫(濃ピンク)色の花を咲かせていました。この公園内には別の場所にも植えられていましたが、赤と紅紫色の花だけのようでした。

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ブラジル、アルゼンチン原産の春播き一年草。茎や葉は共に多肉質で水分を含んでいるので、乾燥に強く、炎天下の庭でも元気に育つ。茎は枝分かれして横に広がり、小さな棒状の葉を互生する。

7~8月、茎の先に直径4㎝ほどの5弁花が咲く。花弁の先にわずかに切れ込みがある。古い品種の花は、朝開いて午後にはしぼむ半日花だが、毎朝新しい花が次々に咲く。最近は夕方まで咲き続ける大輪の八重咲き種が出回る。花の色は赤、ピンク、紫、橙、黄、白色と豊富で、八重咲きもある。和名は、葉が松葉に花がボタン(牡丹)に似ていることからついたが、夏の日照りに強いのでヒデリソウ(日照草)とも呼ばれて江戸時代から親しまれている。ほかに「ツメキリソウ(爪切草)」の名もある。

栽培管理:高温と日光を好むので、直射日光のよく当たる戸外に置く。鉢土の過湿を嫌うので水やりは鉢土の表面が十分乾いてからする。できるだけ乾燥気味に保つ。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]


奥州市水沢区「」のナツズイセン(夏水仙) 2011年8月28日(日)

2011年08月29日 | 植物図鑑

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,strong.2011年8月28日(日)、奥州市水沢区慶徳の「」に行きました。この公園には様々な植物が植えられていますが、この日はピンク色のナツズイセン(夏水仙)が咲いていました。この場所にはハンカチノキが植えてあるので花の時期に訪れてみてはいかがでしょう!。

http://www.oushu.info/modules/tinyd4/index.php?id=18 [(奥州市水沢区佐倉河)]

http://www.mapion.co.jp/phonebook/M04010/03215/L03501010400000000021/ []

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ナツズイセン(夏水仙) ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris squamigera

中国から古い時代に入ってきたと考えられている多年草(球根植物)。毒草のため日本では庭にはあまり栽培されなかったが、最近は庭にも植えられているほか、人家の近くに野生状態で生えているものが見られる。8月中旬頃、地中の鱗茎(球根)から高さ60㎝ほどの花茎が伸び、直径10㎝近い大きな花を5~7個開く。花の色は紫がかった淡いピンク。花期:7~9月。

秋になると青白い線形の葉を出し、翌年の5月頃には枯れてしまう。この葉がスイセン(水仙)に似ていて、夏に花が咲くので夏水仙の和名がある。

栽培:日なたを好むが西日が当たらないように落葉樹の下などに植える。花後に出る葉で光合成を行うので切らないようにし、休眠中でも時々水を与える。繁殖は分球または種子による。

リコリス(ヒガンバナ)属の植物は、ヒガンバナ(マンジュシャゲ)L.radiata、キツネノカミソリL.sanguinea、リコリス・オーレア(ショウキズイセン)L.aurea、シロバナマンジュシャゲL.albiflora、リコリス・スプレンゲリL.sprengeri、リコリス・プミラL.radiata var.pumilaなど、いずれも何もないと思っていた所に唐突に花茎が伸びてきて花を咲かせるので、欧米ではマジックリリーとも呼ばれている。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]