peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のハナトラノオ(花虎の尾)/フィソステギア 2011年8月25日(木)

2011年08月26日 | 植物図鑑

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2011年8月25日(木)、一関市大東町摺沢の国道343号線沿い北側にあるコーポ羽山(摺沢字羽山前)の所の十字路を南側に曲がった所(砂鉄川の支流・曽慶川に架かる橋の手前)につくられている花壇に植えられている八重ヒマワリ(向日葵)やキバナコスモス(黄花秋桜)の写真を撮ってから、川沿いの道を歩いて行ったら行きどまりになっていました。曽慶川の傍の畑に群植されたハナトラノオ(花虎の尾)/カクトラノオ(角虎の尾)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

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ハナトラノオ(花虎の尾)/フィソステギア・バージニアナ シソ科 フィソステギア(ハナトラノオ)属 Physostegia virginiana

北アメリカ東海岸地方原産の多年草(宿根草)で、草丈は40~120㎝ほどになる。茎が太くて四角形のためカクトラノオ(角虎の尾)とも呼ばれる。また、属名からフィソステギアとも呼ばれる。披針形、楕円形で細長い葉を対生するが、一節ごとに90度ずつずれるので、整然と十字形についているように見える。無毛。

茎の先に長さ10~30㎝の花穂が出て、長さ2cmほどの唇形花が下から順に咲き上がる。花の色は淡紅紫(ピンク)、白色。丁度8月の月遅れのお盆の頃が最盛期で、盆花としても使われる。切花用、花壇用に普通に栽培される。花期:6~9月。

栽培:暑さ寒さに強く、一度植え付けると2年目には群生するほどになる。繁殖は株分け、挿し芽で行う。

フィソステギア属の仲間は5~7種あるが、草花として栽培されているのは、フィソステギア・バージニア1種のみ。この中に6月下旬から咲き始める早生系、7月中旬から開花する中生系、8月中旬から開花する晩生系がある。このほか、葉に白や黄色の斑が入る斑入り種などがある。最近、白覆輪品種の’バリエガタ’cv.Variegataが販売されている。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&主婦と生活社発行「早わかり花と庭木550種・園芸12か月」より]


一関市大東町摺沢のキバナコスモス(黄花秋桜) 2011年8月25日(木)

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2011年8月25日(木)、一関市大東町摺沢の国道343号線沿い北側にあるコーポ羽山(摺沢字羽山前)の所の十字路を南側に曲がった所(砂鉄川の支流・曽慶川に架かる橋の手前)につくられている花壇に植えられたキバナコスモス(黄花秋桜)が、鮮黄色の花を沢山咲かせていました。

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キク科 コスモス属 Cosmos:北アメリカ南西部から南アメリカにかけて、26種が分布する一年草または多年草。特にメキシコには約20種がある。属名は「装飾、美しい」の意で、花色の美しいことに因む。主としてコスモス、キバナコスモスの2種が栽培されている。ほかにメキシコ原産種にチョコレートコスモスといわれるアトロサングイネウスC.atrosanguineusがある。

キバナコスモス(黄花秋桜) キク科 コスモス属 Cosmos sulphureus

別名:キバナノコスモス。メキシコ原産の多年草だが、生育には最低でも10℃の気温を必要とするため、日本の市場では一年草として扱われている。草丈は40~120㎝ほどになる。大正初年に渡来。コスモスに比べると、葉片の幅が広い。種小名は「硫黄色」の意。頭花は一重、半八重、八重がある。花径は5㎝ほどで純黄色。橙。

日本で誕生した赤花品種’サンセット’以来、急速に普及した。半八重咲きで緋色の’ディアボロ’、半八重咲きで赤と黄の花を付ける’ブライトライト’、矮性の’サニー’などがある。ほかにも’サンライズ’cv.Sunriseや’サニー・レッド’cv.Sunny Redのような朱赤色の品種、矮性種が育成されている。

夏の鉢物、花壇用。花期:7から10月。栽培:日当たり、排水の良い所であれば、土質を選ばず、どんな場所でも旺盛に茂り、長期間咲き続けるが、やや暑さに弱い。</p>

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦と生活社発行「早わかり花と庭木550種・園芸12か月」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9 [キバナコスモス(Wikipedia)]

http://yasashi.info/ki_00014.htm [キバナコスモスの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.hana300.com/kibaco.html [黄花コスモス]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sunset.html [キバナコスモス(黄花コスモス)]


一関市大東町摺沢のヤエヒマワリ(八重向日葵) 2011年8月25日(木)

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2011年8月25日(木)、一関市大東町摺沢の国道343号線沿い北側にあるコーポ羽山(摺沢字羽山前)の所の十字路を南側に曲がった所(砂鉄川の支流・曽慶川に架かる橋の手前)につくられている花壇に植えられた八重のヒマワリ(向日葵)が、花を沢山咲かせていました。

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キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草で、日本へは江戸期に渡来した。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、向日葵の名があるが誤り。種子のように見えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。

ヒマワリ(向日葵) キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus annuus

草丈1~3.5mになる強健な一年草。花期に茎端に大きな花を咲かせる。頭花の径は大きなもので30㎝以上になり、舌状花は黄色で筒状花は黒紫色。

草丈30~50㎝、矮性で頭花15㎝ほどで多花生の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15㎝前後の切花用品種、極早生で草丈40㎝の鉢物用品種など多数育成されている。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のもの、花形は完全八重咲きのものなどがある。

園芸品種’太陽’cv.Taiyou、’オータム・ビューティー’cv.Autumn Beauty、’サンビーム’cv.Sunbeam、’サンゴールド’cv.Sungold、’サンリッチ・レモン’cv.Sunrich Lemon、’テディー・ベア’cv.Teddy Bearなどがある。

栽培:4月頃播種する。花期:夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00906739.html [ひまわり テディーベア]

http://item.rakuten.co.jp/uekibachi/himawari_sakata_teddybear/ [楽天市場:サカタノタネ:ひまわり・「テディーベア」]

http://yasashi.info/hi_00001.htm [ヒマワリとは:ヤサシイエンゲイ]


一関市大東町摺沢のダンゴギク(団子菊)/ヘレニウム 2011年8月25日(木)

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2011年8月25日(木)、株式会社ホーマス・キリンヤのフードパワーバリュー摺沢店(一関市大東町摺沢字新エ門土手7-1)に隣接している民家の庭にダンゴギク(団子菊)/ヘレニウムが沢山花を咲かせていました。この辺りはJR大船渡線に沿って県道19号線(一関大東線:今泉街道)が走っており、摺沢駅にも近くて、良く散策する所です。

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(下)一関市大東町摺沢の八幡神社西参道沿いの民家の庭に咲いていたダンゴギク(団子菊)/ヘレニウム。

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キク科 ヘレニウム(マルバハルシャギク)属 Helenium:南アメrカ及び北アメリカに約40種が分布する多年草、または一年草。属名は古代ギリシアのスパルタの王妃の名に因む。

ダンゴギク(団子菊)/ヘレニウム キク科 ヘレニウム(マルバハルシャギク)属 Helenium Hybridsautumnale

南北アメリカ原産の耐寒性多年草(宿根草)。草丈は50~100㎝でよく分枝する。頭花の径3~5㎝、舌状花は黄橙色、筒状花は黄褐色で、咲き進むと中心部が半球状に盛り上がるのでダンゴギク(団子菊)の和名がある。花期:品種によって異なるが、6~10月。多くの交雑品種が出回る。

;園芸品種Helenium Hybridsに’モーレン・ビューティー’cv.Moerheim Beauty、’ウインドレイ’cv.Wyndleyなど赤、複色のものがある。切り花、花壇用。

栽培:日なたと水はけのよい用土を好む。暑さや寒さに強くやせ地に向く。多肥にすると大きく茂り、倒伏し易くなるので注意、花数が減少したら切り戻すと再開花する。春または秋に株分けする。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]