peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「サハラガラスパーク」のヒペリカム・イノドラム’エルステッド’ 2011年8月13日(土)

2011年08月13日 | 植物図鑑

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2011年8月13日(土)、サハラガラスパーク(字滝の上)のガーデンには、様々な花木や草花が植栽されていますが、この日はヒペリカム・イノドラム’エルステッド’と思われる植物が、赤く色づいた果実を沢山つけていました。

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オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum:世界的に150種以上が分布する低木、高木、草本で、落葉または常緑。日本にも代表種のオトギリソウH.erectumが自生。庭園、鉢物材料として多用される種が多い。

南ヨーロッパから地中海沿岸、中近東までに分布する耐寒性常緑低木で、茎は50~80㎝ほどで株立ちになる。茎には稜がある。葉は無柄で長さ10㎝、幅5㎝の広卵形、欠刻はない。花は枝の先端部にかたまってつき、黄色、直径は2㎝、星形あるいは杯形、連続的に夏中開花する。花後、果実は2cmほどで赤色から黒色まで成熟につれて変化する。花は小さいが果実の色の変化を観賞する。別名:コボウズオトギリ(小坊主弟切)。

栽培:日なたと水はけのよい用土を好むが、真夏の西日を避けた場所を選ぶ。乾燥に弱いので鉢植えは注意。寒さに強いが冬の寒風は避ける。剪定は冬、古枝は株元から切る。繁殖は挿し木、実生。半日陰地にむく。花期:6~9月。果期は夏から秋で、鑑賞期は7~10月。

これに良く似たものに落葉低木のヒペリカム・イノドラム H.×inodorumがある。品種が多く、果実が美しい’エルステッド’cv.Elstead や、葉色が黄金の’サマーゴールド’cv.Summergoldが有名。花期:夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]


一関市大東町摺沢のヒマワリ(向日葵)’オータム・ビューティー’ 2011年8月4日(木)

2011年08月13日 | 植物図鑑

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2011年8月4日(木)、一関市大東町摺沢字石倉の国道343号線沿いの民家の前に植えられているヒマワリ(向日葵)が2m以上に生長し、大きな花を沢山咲かせていました。’オータム・ビューティー’という品種のようで、蛇の目模様でした。

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キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いた咲くといわれるが誤り。向日葵の名があり、「ニチリンソウ(日輪草)」とも呼ばれる。種子のように見えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。日本へは江戸期に渡来した。

ヒマワリ(向日葵) キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus annuus

草丈1~3.5mになる強健な一年草。花期に茎端に大きな花を咲かせる。頭花の径は大きいもので30㎝以上になり、舌状花は黄色で筒状花は黒紫色。草丈30~50㎝、矮性で頭花15㎝ほどで多花性の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15㎝前後の切花用品種、極早生で草丈40㎝の鉢物用品種など多数育成されている。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のもの、花形は完全八重咲きのものなどがある。

園芸品種’太陽’cv.Taiyou、’オータム・ビューティー’cv.Autumn Beauty、’サンビーム’cv.Sunbeam、’サンゴールド’cv.Sungold、’サンリッチ・レモン’cv.Sunrich Lemon、’テディー・ベア’cv.Teddy Bear などがある。栽培:4月頃播種する。花期:夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]