2011年8月7日(日)、ビオトープ・芽吹き屋(花巻市石鳥谷町好地3-85-1)に立ち寄りました。このショップと和風レストランは、穀類の製粉から餅菓子等の製造、小売りまで地球規模の事業展開を行っている岩手阿部製粉株式会社が経営しているもので、下記のWebサイトに詳しく記載されています。
http://www.mebukiya.co.jp/restaurant [レストラン・茶寮:目覚めた時がつくりたて、フレッシュ&セーフ(芽吹き屋)]
和風レストランが開店するまで30分ほど時間があったので、4000坪といわれる自然公園(ビオトープ)を散策しました。和風レストランの前庭には、様々な植物が植えられていましたが、ビロードモウズイカに似た草姿のバーバスカム・ニグラムと思われる植物が、黄色い花びらの中に赤紫色の雄しべが目立つ花を咲かせていました。
バーバスカム・ニグラム ゴマノハグサ科 バーバスカム(モウズイカ)属 Verbascum nigrum
原産地:ヨーロッパ~アジア。草丈:90~170cm。花期:7~8月。管理場所:日なた、水はけの良い土、耐寒性:強。特徴:黄色の花びらの中に赤紫色の雄しべが鮮やか。別名:クロモウズイカ。[下記Webサイトより]
http://blog.goo.ne.jp/angelique_1971/c/2b95ad39cecb253317e1bec8923adce [バーバスカム・ニグラム:小さな庭のナチュラルガーデニング]
http://www.geraniumweb.com/zukan/Verbascum%20nigrum/Verbascum%20nigrum.html [マイガーデン花図鑑:バーバスカム・ニグラム]
http://pub.ne.jp/Tsuny/ [Tsuny's blog :バーバスカム・ニグラム(クロモウズイカ)]
http://www.pref.kyoto.jp/plant/1180396299542.html [京都府立植物園:見ごろの植物情報:バーバスカム・ニグラム]
ゴマノハグサ科 バーバスカム(モウズイカ)属 Verbascum:地中海沿岸を中心に、西アジア、中央アジアに分布し、300種が知られている。
バーバスカム Verbascum spp.:二年草または多年草。丈高く直立し、全株が毛で覆われる。ときに根出葉をもち、茎葉は互生、全縁または鈍鋸歯縁、まれに羽状となる。花は頂生し、単生または総状、穂状花序をなす。花冠は車状で5裂し、裂片は広い円形で、筒部は短い。花色は赤、黄、赤褐色、紅紫、白など。
多くの種が栽培されるが、’ゲインズボロー’cv.Gainsboroughなどの選抜品種、種間交雑品種も育成されている。境栽花壇などに利用されるが、矮性種は鉢栽培される。栽培:繁殖は種子によるが、一部の種類では挿し木が可能。花期:主に夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]