2011年8月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河の県道270号線沿いにつくられている花壇に群植されたポーチュラカ/ハナスベリヒユが、ピンク、赤、橙、黄色などの花を沢山咲かせていました。「ヘラマツバボタン」という別名もある。
スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca : 熱帯から温帯に広く分布し、40種を数える。一年草から多年草。
ハナスベリヒユ スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca oleracea
ポーチュラカともいう。耐寒性が弱いために、寒冷期は温室内で栽培する。草姿はスベリヒユP.oleraceaに似るが、多くの品種が不稔性で結実しないために、繁殖は挿し芽によるものがある。花径2.5~3㎝、花色は赤、黄、白、複色と豊富で、一重から八重の品種まである。花は一日花で、日が当たる日中のみ開花し、曇天時や夜間には閉じる性質がある。
栽培:植え付ける場所は日の当たる場所がよく、鉢植えでは肥沃で排水性がよく、しかも保水性のある用土に植え込む。花期:5~9月。
[山rと渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]