peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波郡紫波町五郎沼の古代ハス(蓮) 2011年8月7日(日)

2011年08月07日 | 植物図鑑

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2011年8月7日(日)、紫波郡紫波町の南日詰にある五郎沼に移植された古代ハス(蓮)を見に行ってきました。蓮池いっぱいに広がった古代ハスは、花を沢山咲かせていました。8/5(金)に宮城県栗原市の伊豆沼・内沼のハスを見てきたのですが、どこが違うのか良く比べてみたいと思います。

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五郎沼の蓮のいわれ:囲いの中の蓮は、820年前 五郎沼に咲いた古代蓮です。平泉の中尊寺には藤原清衡、基衡、秀衡の三人の遺体と泰衡の首がミイラとなって安置されています。これは昭和25年の学術調査で確認されました。泰衡の首桶の中から蓮の種子が見つかり、調査団の関東学院大学・故大賀一郎博士が研究用に持ち帰り保存していたものを、教え子の恵泉女学院短大の長島時子教授が生命工学(バイオテクノロジー)で平成6年に発芽させ、平成10年開花。5年がかりで栽培にこぎつけ、平成11年中尊寺に移植し初めて開花させたことが大きな話題として報道されました。

この蓮については、平成12年9月の五郎沼薬師寺神社例大祭に中尊寺の千田孝信貫首さんが出席され、次のように話されました。「文治5年(1189年)源頼朝が28万4000騎の兵を引き連れて陣ケ岡蜂神社に陣を敷いていました。そこへ泰衡の首が届けられました。泰衡の首は頼朝の実検のあと長らくさらし首にさらされていましたが、その後ひそかに祖父母たちの眠る中尊寺の金色堂に安置されました。その時、首桶の中に泰衡と親戚関係にある樋爪氏の五郎沼に咲いていた蓮の花を五郎沼ゆかりの婦人の手で手向けられた蓮が種子となり、800年経って蘇ったものです。」

この蓮は、平成14年5月28日に中尊寺から株分けされ、五郎沼の地に移植されました。平成14年5月 箱清水公民館

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http://www.48kanko.jp/nature.php?id=15 [紫波町観光交流案内:遊ぶ・体験する<五郎沼の桜>古代蓮、白鳥の飛来地]

http://blog.goo.ne.jp/shiwablo/c/b9d313461374c66c10f7a380aa9e2927 [五郎沼・古代蓮]

http://www.youtube.com/watch?v=ap24tiismtg [YouTube:平泉旅情]

http://www.igunoss.co.jp/iwate/view/index.html#t002 [おらほぅのいいどご:岩手のすばらしい眺め:五郎沼の古代ハス]