2011年8月7日(日)、「野村胡堂・あらえびす記念館」(紫波郡紫波町字彦根)に行きました。記念館の下の方にある駐車場から広い道が出入り口まで続いていますが、道路脇につくられている花壇に植えられたマリーゴールドが、沢山花を咲かせていました。’レッド・ナゲット’cv.Red Naggetという品種のようです。
キク科 タゲテス(マンジュギク)属 Tagetes:熱帯及び温帯アメリカとアフリカ(1種)に、約50種が分布する一年草または多年草。属名はエトリアルの神の名タゲースTagesにちなむ。
マリーゴールド キク科 タゲテス(マンジュギク)属 Tagetes spp.
古くから改良が進み、多数の品種があるが、大別して「マンジュギク」の和名があるアフリカン・マリーゴールドT.erectaと、和名が「クジャクソウ」のフレンチ・マリーゴールドT.patula、及び両種の交雑種の系統がある。
アフリカン種はメキシコ原産の一年草。草丈1~1.5mになるが、20㎝の極矮性種もある。頭花は径7~12㎝、八重ないし万重咲き。花色は乳白、淡黄、黄、橙。園芸品に’トレビアン・イエロー’cv.Tresbien Yellowなどがある。
フレンチ種はグアテマラ原産の一年草。草丈20~50㎝。前者より草姿が優美。頭花は径3~5㎝、一重、八重咲き。花色は舌状花が黄、橙、赤褐色、斑入りなど。筒状花は黄、橙色。園芸品種に’ディスコ・フレーム’cv.Disco Frame、’プチ・ハーモニー’cv.Petit Harmony、エスパーニャ・レッド・マリエッタ’cv.Espana Red Marietta、’ハーレクイン’cv.Harlequinなどがある。交雑種は3倍体で、フレンチ種より強健。’レッド・ナゲット’cv.Red Nuggetなどがある。花壇、鉢物用。ホソバクジャクソウT.tenuifoliaも一部栽培されている。栽培:春播きは初夏から秋まで開花するが、夏の高温時に開花を休むことが多い。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1699.html [アフリカン・マリーゴールド、センジュギク(千寿菊)]
http://www.takii.co.jp/flower/howto/lecture/p18.html [花前線:花なんでも百科:栽培基礎講座:1~2年生草花:アフリカンマリーゴールド]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 [マリーゴールド(Wikipedia)]
http://yasashi.info/ma_00001.htm [マリーゴールドとは(ヤサシイエンゲイ)]
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 [アフリカンマリーゴールドとは(植物図鑑 Weblio辞書)]