2011年8月28日(日)、奥州市水沢区佐倉河の「横枕」地区辺りだと思うのですが、「北常盤(ときわ)振興会」の掲示板が建てられている道路沿いの近くの民家の庭に群植されているフロックス(草夾竹桃)が、花を沢山さかせていました。
(上)この品種は、フロックス’エリザベス’Phlox paniculata cv.Elizabeth と思われます。
ハナシノブ科 フロックス(クサキョウチクトウ)属 Phlox:アラスカから北アメリカに広く67種の宿根草が分布する。
フロックス ハナシノブ科 フロックス(クサキョウチクトウ)属 Phlox paniculata
フロックス・パニキュラータ、クサキョウチクトウ(草夾竹桃)、オイランソウ、宿根フロックスとも呼ばれている。アメリカ合衆国東部(ニューヨーク)原産の耐寒性多年草(宿根草)で茎は直立し、叢生する。高さ1m内外、葉は対生、輪生、楕円状披針形、先は尖る。茎頂に丸いピラミッド状の花序をつけ多数の花を長期間咲かせ続ける。花冠は筒状で5裂する。花は桃色、紅、紅紫色、白色など変異が多く美しい。
園芸品種に’ブライト・アイズ’cv.Bright Eyes、’エリザベス’cv.Elizabeth、’スター混合’cv.Star Mix 、’ダーウィンズ・ジョイス’などがあり、欧米では300品種も数える。’クレムデマート’など葉に斑が入る品種もある。
花期:6~9月(多年草)。出回り時期:6~10月。用途:庭植え、鉢植え、切り花。栽培管理:日当たりと風通しのよい場所で育て、花が一段落したら花穂のすぐ下で切り戻すと、側枝が伸びて再び開花する。鉢植えは戸外に置き、鉢土の表面が乾き始めたら水やりする。花がらは丹念に摘む。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」、「知りたい花の名前がわかる花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-phlox-paniculata_large.html [フロックス・パニキュラータ]
http://blog.goo.ne.jp/tetsuo_shiga/e/9fe9b22762b3d2f3f4d84dd094d12436 [燃えるようなフロックス・パニキュラータの花]
http://aquiya.skr.jp/zukan/Phlox_paniculata.html [フロックス・パニキュラータ:草木図譜]
http://hana.karakusamon.com/phlox.html [斑入りフロックス・パニキュラータ:植物図鑑