2011年8月21日(日)、奥州市水沢区佐倉河の県道270号線沿いの歩道脇につくられている花壇に群植されたポーチュラカ/ハナスベリヒユが、赤、橙、黄、ピンクなどの花を沢山咲かせていました。
和名の別名にヘラマツバボタンがある。今回は赤い花と黄色い花を掲載します。
ポーチュラカ/ハナスベリヒユ スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca oleracea
インド原産の非耐寒性多年草。日本では一年草として扱われる。茎を這うように伸ばし、草丈は10~15㎝ほど。マツバボタンに似た花を咲かせるが、葉がへら状なのでヘラマツバボタン(箆松葉牡丹)とも呼ばれる。園芸店では普通、属名のポーチュラカという名で売られている。沖縄や九州などの暖かい地方では花壇や庭の草花として普及しており、東京などでも夏の鉢植えとして売られている。
スベリヒユを改良してつくられたものと考えられ、1982年にアメリカ合衆国で発売された。次々に開花するが、一日花で午後には閉じる。花は大形で直径3~5㎝、八重咲きのものもある。花の色も黄、ピンク、赤、紅紫、白色など豊富。花期:6~10月。
栽培:日なたと水はけのよい用土を好む。暑さと乾燥に強く強健だが、天候に応じて水やりが必要。茎が伸び過ぎて花数が減ったら刈り込むと、腋芽が伸びてまた咲く。霜の降りる地方では冬越しできない。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]