peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のヒマワリ(向日葵) 2011年8月4日(木)

2011年08月14日 | 植物図鑑

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2011年8月4日(木)、国道343号線から渋民地区、八幡神社方面に分岐する市道沿い(一関市大東町摺沢字羽山前)に植えられたヒマワリ(向日葵)が、2m以上に大きく生長し、大きな花を沢山咲かせていました。「土石流危険渓流箇所」の看板が立てられていました。

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ヒマワリ(向日葵) キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus annuus

北アメリカ西部原産の大形の一年草。1本立ち系と分枝系があり、花壇に植えるほか、種子から油を採るために栽培される。茎は太く直立して高さ1~2mにもなる。全体に粗い毛があってざらつく。葉は長さ20~40㎝の楕円形で先は尖る。7~9月頃、茎の先に普通直径20~30㎝の頭花がつく。花の周りを舌状花が取り巻き、中心に筒状花が集まっている。花の色は黄色、淡い橙黄色、赤褐色。(花の大きさや形、色はさまざま。)舌状花がなく、筒状花が舌状に発達して八重咲きになったものや、矮性のもの、種子に黒と白の条線の入る大形のロシアヒマワリなど、いろいろな品種がある。種子は炒って食べるとおいしい。

栽培:日なたと水はけのよい用土を好む。タネが大きく直播きが容易。5月にタネを播き、発芽後に間引く。乾燥し過ぎると株が弱るので、株元をマルチし、水やりする。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]


「サハラガラスパーク」のピラミッドアジサイ/ノリウツギ’ミナヅキ’ 2011年8月13日(土)

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2011年8月13日(土)、のサハラガラスパーク(厳美町字滝ノ上)のガーデンには、様々な花木や草花が植栽されていますが、ピラミッドアジサイ/ノリウツギ’ミナヅキ’と思われるアジサイ(紫陽花)が花を沢山咲かせていました。

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ピラミッドアジサイ/ノリウツギ’ミナヅキ’ アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea paniculata 'Grandiflora'

ノリウツギのてまり状になった種。外国では庭園樹として人気が高い。ピラミッドなどの園芸種が多く、欧米では庭園樹として扱われている。ドライフラワーに加工されている。

ノリウツギ Hydrangea Paniculata

東アジア、南西諸島を除く日本列島に分布し、山間部に自生する耐寒性落葉低木。樹高は2~3mになる。花形は普通円錐形で、大らかに白い花を巫女の鈴のように円錐状につける。30㎝ほどにもなる円錐形の花穂はすべて装飾花で、秋にはピンクに色づく。花の形状には変異があり、寒冷地では花形が扁平なものや赤く色づく種もある。花がてまり状になった種はミナヅキといわれ、改良種は庭園樹として欧米で人気がある。北海道に分布する大型のノリウツギ/ エゾノリウツギは現地でサビタの花と呼ばれ、幹はマドロスパイプに加工されていた。栽培:日なたから半日陰、水はけも水もちもよい用土を好む。乾燥に弱いので鉢植えは水やりに注意。混み合った枝は適宜切るが、剪定は落葉期に、花がら切りも兼ねる。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ(監修:藤井 清)」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]