peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「柴宿団地」のキンモクセイ(金木犀)  2011年10月8日(土)

2011年10月08日 | 植物図鑑

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2011年10月8日(土)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」の中にある民家の庭に植えられているキンモクセイ(金木犀)が、香りの良い橙黄色の花を沢山咲かせていました。

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キンモクセイ(金木犀) モクセイ科 モクセイ属 Osmanthus fragrans var.aurantiacus

中国原産の常緑小高木。香りの良い花が咲くので、庭や公園などに広く植えられている。白い花が咲くギンモクセイ(銀木犀)の変種で、高さは普通4~6m、大きなものは10mを超え、よく分枝する。樹皮は淡灰褐色。葉は対生し、長さ6~12㎝の広披針形または長楕円形で、先は尖り、基部はくさび形。縁はほとんど全縁か、ごく細かい鋸歯が先端部にある。

9~10月、葉の腋に橙黄色の小さな花が多数束生して、強い芳香を漂わせる。花冠は直径約5㎜で4裂する。雌雄別株。雄花には雄しべ2個と先が尖った不完全な雌しべが1個ある。日本には雄花しか渡来していないので、雌花はなく、(雄花の雌しべは不完全なので、実(果実)はつかない。萼は緑色で浅く4裂する。挿し木で殖やす。中国名は丹桂。属名のOsmanthusは”匂う花”の意味。用途:庭木、公園樹。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市東山町「柴宿団地」のコルチカム(イヌサフラン)  2011年10月8日(土)

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2011年10月8日(土)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内にあるグラウンド(草原)の片隅につくられた花壇に群植されたコルチカム(イヌサフラン)が、紅紫色の花を沢山咲かせていました。

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(上と下)良く見ると八重咲きの品種’ウォーターリリー’も混じっていました。

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イヌサフラン(ユリ)科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum:

ヨーロッパ、北アフリカ、アジア西部及び中央部に45種が分布する。クロッカスに似るが雄しべは3、本属は6で識別容易。耐寒性の秋植え球根。葉は線形、披針形、長楕円形などで花と同時、または後に現れる。花は白、淡藤桃色、紫、稀に黄色で、花筒は長く地下まで伸びる。

コルチカム(イヌサフラン) イヌサフラン科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum autumnale

球根を土に植えなくても花が咲くことで知られており、淡藤桃色の花を1~4生じる。葉が出る前に花を開き、花が終わった後、早春になってから幅3㎝、長さ20~30㎝、披針形の3~8葉を出す。カップ形の花形が多く、白、紫色花、八重咲きもある。

他種との交雑による多くの園芸品種が作出され、’ザ・ジャイアント’Colchicum cv.The Giant、’ウォーターリリー’(八重咲き)Colchicum cv.Waterlily、’ライラック・ワンダー’Colchicum cv.Lilac Wonderなどが良く知られている。

栽培管理:暑さ寒さに強く、花壇などで植えっぱなしにできる。鉢植えは毎年球根を掘り上げて乾燥貯蔵するか、鉢ごと乾燥させる。8~9月に日当たりと排水の良い場所に植える。繁殖は分球による。花期:9~11月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より