peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

胆沢郡金ケ崎町のモチノキ(黐の木)  2011年10月15日(土)

2011年10月15日 | 植物図鑑

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2011年10月15日(土)、金ケ崎町立図書館(胆沢郡金ケ崎町西根西地蔵野5番地)に行きました。正面出入り口がある道路の街路樹として植えられているモチノキ(黐の木)の実が朱橙色に色づきはじめていました。

http://www.library-kanegasaki.jp/ [金ケ崎町立図書館]

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モチノキ(黐の木) モチノキ科 モチノキ属 Ilex intrgra

暖地の海に近い山地に生える常緑高木で、高さは5~10m、大きいものは25mにもなる。庭や公園、街路などにも植えられている。和名は樹皮から良質の鳥もちが採れたのでこの名がある。

葉は互生し、長さ4~9㎝の倒卵状楕円形で厚くて光沢がある。4月頃、葉のつけ根に黄緑色の小さな花を密につける。花は直径約7㎜。花弁と萼片は4個で、雄花には雄しべが4個、雌花には雌しべ1個と退化した小さな雄しべが4個ある。雌雄別株。

果実は直径1cmほどの球形で、秋に赤く熟す。果実が黄色に熟すものもある。真っ赤に色づく実は秋から冬の野鳥の貴重な食べ物である。樹皮から染料や鳥もちをつくる。

用途:庭木。分布:本州(宮城・山形県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


真湯のクロヅル(黒蔓)の実  2011年9月27日(火)

2011年10月15日 | 植物図鑑

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2011年9月27日(火)、字真湯「巨木の森」に行ってきました。この真湯温泉センター・温泉交流館の付近には、この程度の標高の所に自生しているのは少ないといわれるブナ(山毛欅)の木が沢山生えています。その他、カツラ(桂)やミズナラ、ケヤキなどの巨木も沢山生えています。

http://www.sinyu-onsen.com/ [真湯温泉センター・温泉交流館:公式ホームページ]

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(上と下)真湯温泉センター・温泉交流館のすぐ傍にある東屋。この付近にもブナの木が沢山生えています。また、自生のものかどうかわかりませんが、「本州では兵庫県以北の日本海側と紀伊半島に分布」とされるクロヅル(黒蔓)が生えています。

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クロヅル(黒蔓) ニシキギ科 クロヅル属 Tripterygium orbiculatus(regelii)

山野に普通に生える落葉つる性木本。葉は互生し、長さ5~15㎝の卵形。つるが赤褐色なので、ベニヅルと呼んで生け花に使う。7~8月、枝先に円錐花序を出し、直径5~6㎜の白い花を多数開く。花序には細かい突起毛がある。花弁、雄しべ、萼片はともに5個。雌雄同株。果実は大きな3つの翼のある翼果で長さ、幅とも1.2~1.8㎝。淡緑色だが、時に赤くなる。両端が凹んで軍配に似た形をしている。分布:本州(兵庫県以北の日本海側と紀伊半島)、四国、九州、朝鮮、中国東北部。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%85%E3%83%AB_(%E6%A4%8D%E7%89%A9) [クロヅル(黒蔓):Wikipedia]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kuroduru.html [クロヅル(黒蔓)]

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm270.htm [クロヅル(黒蔓)、ベニヅル]