peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市川崎町のカタバミ(傍食)  2011年10月23日(日)

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2011年10月23日(日)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字諏訪前・浪分神社の裏側の方にある土手に群生したカタバミ(傍食)が、鮮黄色の花を沢山咲かせていました。先細の円柱状の果実も沢山ついていました。

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カタバミ(傍食) カタバミ科 オキザリス(カタバミ)属 Oxalis corniculata

道ばたや庭、畑などにごく普通に見られる多年草で、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布する。茎や葉にシュウ酸を含み、酸味があることから、スイモノグサともいう。茎はよく枝分かれし、株は地面を横に這って延びる。上部は立ち上がる。葉は複葉で、長い柄の先にハート形の3個の小葉がついている。

5~9月、葉の腋から散形花序を出し、直径8~10㎜ほどの黄色野花をつける。花は暗くなると閉じる。果実は円柱形の蒴果で、熟すと縦に裂け、多数の種子を弾き飛ばす。茎や葉が赤茶色のものをアカカタバミと呼ぶこともある。和名の「傍食(かたばみ)」は、葉の一方が欠けているように見えることによる。分布:日本全土。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/687f02748d44e93306ff88629b4186dd [peaの植物図鑑:一関地方のカタバミ(傍食)]


一関市川崎町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊)  2011年10月23日(日)

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2011年10月23日(日)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)如来地地区の県道168号(薄衣舞川)線沿いの急斜面に生えているアワコガネギク(泡黄金菊)が、芳香を漂わせながら、黄色い花を沢山咲かせていました。

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アワコガネギク(泡黄金菊) キク科 キク属 Chrysanthemum (Dendranthema) boreale

山地の谷間のやや乾いた崖や山麓の土手、林の縁などに生える多年草。茎は叢生し、高さは70~150㎝になり、盛んに枝分かれする。葉は互生し、長さ5~7㎝の長卵形で羽状に5深裂し裂片の先は尖る。、栽培されているキクに似ているが質は薄い。両面に細い毛があり、多少、黄色味のある緑色で、艶が無い。

10~11月、茎の先端に直径1.5㎝の黄色の頭花を多数つける。舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。総苞は長さ約4㎜。総苞片は3~4列に並び、外側は線形または狭長楕円形。そう果には冠毛がない。

黄金色の小さな花がかたまって咲く感じを泡にたとえて「泡黄金菊」の和名がある。キクタニギクの別名もある。「キクタニギク」は京都北山の菊渓に因んだもの。江戸時代にはシマカンギクと間違えられ、アブラギク(シマカンギクの別名)と呼ばれたこともある。よく似ているが、シマカンギクは横に這う長い地下茎があるのに対し、アワコガネギクの地下茎は短く、横には延びない。strong>分布:本州(岩手県~近畿地方)、四国、九州(北部)。

山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」&同「山渓ハンディ図鑑1・野に咲く花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35891099&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊)]


一関市千厩「秋の山野草展」のシンジュノキ(真珠の木)/ゴーデリア・ムクロナタの実  2011年10月

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2011年10月22日(土)、千厩ショッピングモール「エスピア」(一関市千厩町千厩字東小田)で、10/22(土)~10/23(日)の日程で開催中の千厩野草の会(金野昌敏会長)主催の「秋の山野草展」を見に行ってきました。会場には会員たちが丹精込めて育てた植物が150点ほど展示されていましたが、それらの中に1鉢だけでしたが、濃いピンク色に色づいた実を沢山つけたシンジュノキ(真珠の木)/ゴーデリア・ムクロナタがありました。

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シンジュノキ(真珠の木)/ゴーテリア・ムクロナタ ツツジ科 ゴーテリア(シラタマノキ)属 Gaultheria mucronata(Pernettya mucronata)

ペルネッティアは古い名で、現在はゴーテリア属である。英名:Prickly heath。

南アメリカのチリ南部からアルゼンチン南部に分布している耐寒性常緑小低木。ナンキョクブナ属やドリミス属などの湿り気のある明るい広葉樹林内や海岸近くに生え、樹高は70~150㎝ほどになる。葉は小さな卵形~披針形互生し、先端には鋭い刺と縁には粗い鋸歯がある。

5~6月、小枝の上部に小さな壺形(ベル形)の花をつける。色は白色から淡いピンク色。果実は扁球形の液果で、白のほか桃色、藤色、赤、紫、赤褐色など多彩な色の実を鈴なりにつける。実の観賞時期は9~2月。真珠のような光沢のある果実が鈴なりにつき、「真珠の木」とも呼ばれている。

栽培:日当たりが良く、水はけの良い土の場所に植える。夏は日陰で風通しのよい場所で育てる。暑さ乾燥にやや弱いので、夏は直射日光を避けて育てる。水は土が少し乾いてきたら与える。寒さには非常に強い。繁殖は挿し木と実生による。鉢植えで観賞することが多い。よく日に当てると実の色がより美しくなる。

[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&Webサイトより]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35854026&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:シンジュノキ(真珠の木)]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Pernettya_mucronata.html [シンジュノキ(草木図譜)]

http://hanazukusi.exblog.jp/6611372/ [花の仲間調べ:真珠の木(シンジュノキ)]

http://www.botanic.jp/plants-sa/sinjun.htm [shu(^^)Homepage,シンジュノキ(真珠の木)]

http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/gs-phoenix.com/g/hb012/index.shtml [真珠の木(シンジュノキ)ピラミッド]


一関市千厩「秋の山野草展」のジュズサンゴ(数珠珊瑚)の赤い実  2011年10月22日(土)

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2011年10月22日(土)、千厩ショッピングモール「エスピア」(一関市千厩町千厩字東小田)で、10/22(土)~10/23(日)の日程で開催中の千厩野草の会(金野昌敏会長)主催の「秋の山野草展」を見に行ってきました。会場には会員たちが丹精込めて育てた植物が150点ほど展示されていましたが、それらの中に2鉢だけでしたが、赤く色づいた実を沢山つけたジュズサンゴ(数珠珊瑚)がありました。

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ジュズサンゴ(数珠珊瑚) ヤマゴボウ科 ジュズサンゴ(リヴィナ)属 Rivina humilis(=R.laevis)

流通名は「ジュズサンゴ」「リビナ」。英名:Baby pipper,Bloodberry,Rouge plant。

北米南部~南米原産の非耐寒性常緑多年草(亜低木)で、草丈は50cm前後。小笠原諸島でも見られるとのこと。枝は広がって育ち、基部はやや木質化する。葉は卵形~広披針形で光沢のある濃緑色。性質は強健で、熱帯地方では雑草化しているとのこと。耐陰性は強い。繁殖は種蒔きまたは挿し木。

は直径3mm程度だが、総状に多数咲く。花には花弁はなく、萼片が花弁のように見えて淡緑~淡桃色をしている。果実の直径は5mm程度だが、光沢のある鮮紅色の小さな果実を連ねた姿が面白い。果実の色は白、赤、紫と変化していく。和名の「数珠珊瑚」は、珊瑚玉を数珠状に連ねたと見立てたもの。なお、本種の亜種には、果実が黄色やオレンジ色のものもあるとのこと。[以上、Webサイトより]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B8%A5%E5%A5%BA%A5%B5%A5%F3%A5%B4 [peaの植物図鑑:ジュズサンゴ(数珠珊瑚)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/rivina0.htm [ジュズサンゴ(花村花卉コンサルタント事務所)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/s/j_sango.htm [ジュズサンゴ(数珠珊瑚)]

ジュズサンゴの育て方

http://yasounikki.exblog.jp/11083063/ [野草デジカメ日記:数珠珊瑚・ジュズサンゴ]


一関市千厩「秋の山野草展」のマツブサ(松房)  2011年10月22日(土)

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2011年10月22日(土)、千厩ショッピングモール「エスピア」(一関市千厩町千厩字東小田)で、10/22(土)~10/23(日)の日程で開催中の千厩野草の会(金野昌敏会長)主催の「秋の山野草展」を見に行ってきました。会場出入口の廊下では、山野草などが展示販売されていましたが、それらの中に黒藍色に熟した実を沢山つけたマツブサ(松房)の鉢植えが2鉢ありました。この実に因んだウシブドウ(牛葡萄)の名もあるそうです。

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マツブサ(松房) モクレン科 マツブサ属 Schisandra repanda

傷つけると松やにのような匂いがし、果実が房状につくので、この名がある。また、小さな球形の果実が房になってつき、黒藍色に熟すのでウシブドウ(牛葡萄)の名もある。

山地に生える落葉つる性木本。つるは右巻き。古いつるの表皮はコリク質になり、松やにのような匂いがする。葉は密に互生し、長さ4~10㎝の卵形または広楕円形で、厚くて柔らかい。先は短く尖り、縁には浅い鋸歯がある。6~7月、細長い柄の先に黄白色の芳香のある小さな花が垂れ下がって咲く。花は直径1㎝ほど。雌雄別株。花弁と萼片の区別はなく、合わせて9~10個ある。雄花には数個の雄しべ、雌花には10数個の雌しべがある。直径1㎝の球形の果実が房になってつき、10~11月に藍黒色に熟し、甘酸っぱい。果実酒や薬用にもされる。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮南部

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%96%E3%82%B5 [マツブサ(Wikipedia)]

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-matubusa.htm [樹木図鑑:マツブサ]

http://shinrin.cool.ne.jp/sub341.html [マツブサ(六甲山系の樹木図鑑)]

http://www.botanic.jp/plants-ma/matubu.htm [shu(^^)Homepage,マツブサ]

http://takosan.sakura.ne.jp/d-matsubusa-09.html [マツブサ(マツブサ科)]

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm152.htm [マツブサ(薬用植物)]