peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市十二神のマルメロの実  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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2011年10月18日(火)、一関市十二神の国道4号線沿いの農家と思われる民家の前の畑に植えられたマルメロの木が、大きな果実を沢山つけていました。場所は磐井川に架かる一関大橋の近くで、国道4号線を挟んで(株)ネッツトヨタ盛岡一関大橋店の向かい側辺りです。

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マルメロ バラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga(oblonoblonia)

中央アジア原産の落葉低木~小高木。ヨーロッパでは紀元前から栽培されている。日本へは寛永11年(1634)に中国から長崎にもたらされたという記録がある。東北地方や中部地方で栽培されていて、特に長野県諏訪地方の特産品となっている。名前はポルトガル名をそのまま音読みしたもの。高さは3~8mになる。葉は長さ5~10㎝の卵形または楕円形。

5月頃、短い枝の先に直径4~5㎝の白色または淡紅色の花が1個咲く。果実はセイヨウナシ型とリンゴ型があり、直径約6㎝。9~10月に黄色に熟し、芳香がある。果実は熟しても木質で硬いので生食ができず、シロップ(砂糖)漬けやジャム、果実酒、また咳止め薬として利用する。なお、バラ科ボケ属、中国原産のカリン(花梨)Chaenomeles sinensisに似るが、樹皮は鱗片状に剥がれない。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「樹木図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35937024&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロ(果実)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34550359&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロ(花)]


一関市末広一丁目のフクシア/ツリウキソウ(釣浮草)  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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http://www.fuchsia.jp/gallery/Main_Gallery/Galadriel/index.html [

<csobj ht="image_pre/Down_Button.jpg" csclick="BD3FF150167" h="70" t="Button" w="60"></csobj> Multa van Suchtelen, Netherlands, 1968
 私の所有しているフクシアの中では一番育て易い品種です。ハンギング・スタンダードどれをとっても見事に仕上がります。耐暑性もあります.

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(上と下)赤い花弁と白い萼の対比が美しい。この反対に白い花弁と赤い萼の品種もある。また、白い萼に紫色花弁の’ゴールデン・アニバーサリー’や花つきのいいマリン・グロー、萼が赤くて花弁が紫色で八重咲きの品種’ロイヤルアカデミー’、’薄紫八重’、花弁も萼も真っ赤な品種などがある。

<csobj ht="image_pre/Down_Button.jpg" csclick="BD3FF150141" h="70" t="Button" w="60"></csobj> Galadriel de Graaff, Netherlands, 1982
 小輪多花性の品種です。ブッシュタイプで直立性が強い傾向があります。時期によって萼片が透き通るような光沢を持ったホワイトとなります。

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2011年10月18日(火)、一関市末広一丁目の(株)両磐酒造敷地の西側にある道路沿いの金網の境界柵に、花を沢山咲かせた鉢植えのフクシアがかけられていました。向かい側の民家の人が栽培管理しているものだと思います。

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フクシア アカバナ科 フクシア属 Fuchsia hybrida

英名:レディースイヤードロップス(貴婦人の耳飾り)。和名:ツリウキソウ(釣浮草)。別名:ホクシャ。ニューギニア、ニュージーランド、タヒチ、メキシコなどの中央・南アメリカ、西インド諸島などに自生する非耐寒性常緑低木。18世紀の終わり頃から、こうした多くの原種を親として、イギリスやフランスで育種が盛んになり、現在栽培されている園芸種のフクシアがつくり出された。熱帯性の低木で、一般家庭ではもっぱら鉢植えとして栽培される。4~6月、変わった形の花が垂れ下がって咲く。花弁は4個。筒先が4裂する萼片も花弁のように見える。雄しべも雌しべも長く突き出る。

栽培管理:鉢花は、春と秋は戸外でよく日に当て、暑さに弱いので夏はできるだけ風通しの良い涼しい半日陰に移し、水やりを控える。冬は室内に置き、2年に1回、春に植え替える。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」(ともに金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2 [フクシア(Wikipedia)]

http://www.fuchsia.jp/fuchsias/index.html [フクシアの愉しみ]


一関市末広一丁目のヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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2011年10月18日(火)、一関市末広一丁目の(株)両磐酒造の敷地の西側にある道路沿いに群生したヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。この所の寒気にあって葉が赤く色づいていました。

http://ocnmap.goo.ne.jp/print.php?MAP=E141.7.43.270N38.55.26.630&ZM=9&direct=0&COLOR=&P=&print_type=&cmt=%E2%80%BB%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%AB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%82%92%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&W=0&RT=0&DEG=0

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ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) タデ科 タデ属 Polygonum capitatum(Persicaria capitata)

別名:ポリゴナム・カピタツム。ヒマラヤ原産の耐寒性多年草。明治中期に園芸植物として日本に入った。観賞用に植えられているが、野生状態になっているものもある。根もとからよく枝分かれして、茎が横に這って伸び、地面に接する節から発根して、マット状に四方に広がることが多い。茎には赤褐色の毛がある。葉は互生し、長さ1~3㎝の卵形で、表面にV字形の紫褐色の模様があり、寒さにあうと赤く紅葉する。花はほぼ一年中見られる。枝先に淡紅色(ピンク)の小さな花が集まり、卵形~球形に多数集まってつく。斑入り葉のものもある。

栽培管理:暖地では戸外で越冬するが、寒冷地では鉢に植え、冬は室内で管理する。適宜切り戻して、広がり過ぎないようにする。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]