2011年10月22日(土)、千厩ショッピングモール「エスピア」(一関市千厩町千厩字東小田)で、10/22(土)~10/23(日)の日程で開催中の千厩野草の会(金野昌敏会長)主催の「秋の山野草展」を見に行ってきました。会場には会員たちが丹精込めて育てた植物が150点ほど展示されていましたが、それらの中に1鉢だけでしたが、赤く色づいた実をつけたフイリヤブコウジ(斑入り藪柑子)がありました。
フイリヤブコウジ(斑入り藪柑子) ヤブコウジ科 ヤブコウジ(アルディシア)属 Ardisia japonica
http://garden-vision.net/flower/yagyo/yabukoji.html [ヤブコウジ:新・花と緑の詳しい図鑑]
http://xn--m9j881n25q.jp/cat7/post_267.html [斑入りヤブコウジの育て方]
ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科 ヤブコウジ(アルディシア)属 Ardisia japonica
北海道の一部から本州、四国、九州の山野にわたって自生が見られ、高さ20~40㎝。匍匐茎で地被状に地面を覆い、広がっていく。葉は常緑、楕円形で鋸歯があり質は硬い。花は目立たない乳白色で葉腋に束生する。果実は冬に赤く熟し可愛い。
葉形や葉色などの変化が大きいので、江戸期から選抜され多くの品種が生まれている。特にヤブコウジ特有の葉形の変化がおもしろく、’縮緬’cv.Chirimenや’東雲’cv.Shinonome、’枇杷錦’cv.Biwanishiki、’紅雪錦’cv.Kousetsunishiki、’御代錦’cv.Miyonishiki、’三保の松’cv.Mihonomatsuなど、斑入り品種も多く発現している。
大木の下植えにしたり鉢植えにする。日陰に耐えるグラウンドカバー材料として、造園上欠かせない。栽培:乾燥には弱いので注意。繁殖は地下茎、挿し木で行う。果期:夏から秋。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/yabukouji.html [ヤブコウジ(藪柑子)]
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=937 [ヤブコウジの育て方:みんなの趣味の園芸]