ナツグミ(夏茱萸)/ダイオウグミ
/ビックリグミ 2008年7月20日
2008年7月20日(日)、青森県下北郡東通村大字尻屋字尻屋崎にある
尻屋崎灯台を見てから、砂子又地区にある東通村役場や新しくできた
東通村(統合)中学校校舎などを車窓から眺めて帰路につきました。
役場に行くには主要地方道「むつ尻屋崎」線(6号線)の岩屋地区か
ら県道248号線を通って砂子又地区に出ましたが、役場の近くには上北
郡六ケ所村の方からむつ市まで続いている立派な国道338号線がありま
した。
この国道沿いの上田屋地区に1998(平成10)年11月に開店した「鉞家
(まさかりや)」という評判のソバ屋があるというので連れて行って
もらい、うわさ通りのおいしいソバを御馳走になってきました。
店には栽培しているというソバ畑の写真やそば打ちの実演写真が掲示
されていました。
注文したソバが出来上がるのを待っているとき、妻が真っ赤に熟した
ナツグミ(夏茱萸)の実を見つけてくれました。気をつけて見ないと
緑の葉に隠れて見えないことが多いのではないかと思いますが、よく
見つけてくれました。
ナツグミ(夏茱萸)グミ科 グミ(エレアグヌス)属
Elaeagnus multiflora
北海道から九州までに広く自生する落葉低木で、高さはふつう3~
5mになる。枝は赤褐色で刺がある。葉は互生し、長さ3~8cmの長楕
円形または楕円形。葉の幅は変化が多い。
葉の表面にははじめ星状の鱗片がある。裏面には銀白色で褐色の星
状毛が生える。
4~5月、葉のつけ根に淡黄色の筒状花を垂れ下がってつける。果実
は約15mmの楕円形で、6-7月頃赤く熟し、甘味があり食べられるが渋
い。花柄は花のあと伸びて、果期には長さ3~5cmになる。実のなる庭
木として愛植される。
本種の果実が大型の種類を「タワラグミ(俵茱萸)」、さらに大き
い種類を「ダイオウグミ(大王茱萸)」または「ビックリグミvar.
gigantea」といい人気がある。
秋に熟し、果実が丸い種類を「アキグミ(秋茱萸)E.umbellata」と
いい、ときに植えられる。
[栽培]耐病性、耐寒性、耐暑性など強い。繁殖は挿木が容易であるが、
実生も行われる。[果期]晩夏から初冬。
グミ(エレアグヌス)属 Elaeagnus
日本を含むアジア、南ヨーロッパ、北アメリカに約45種の落葉、常緑
低木、高木がある。いずれも刺があるが、実や葉を観賞するために公園、
庭園などに重用される種類が多い。
/ビックリグミ 2008年7月20日
2008年7月20日(日)、青森県下北郡東通村大字尻屋字尻屋崎にある
尻屋崎灯台を見てから、砂子又地区にある東通村役場や新しくできた
東通村(統合)中学校校舎などを車窓から眺めて帰路につきました。
役場に行くには主要地方道「むつ尻屋崎」線(6号線)の岩屋地区か
ら県道248号線を通って砂子又地区に出ましたが、役場の近くには上北
郡六ケ所村の方からむつ市まで続いている立派な国道338号線がありま
した。
この国道沿いの上田屋地区に1998(平成10)年11月に開店した「鉞家
(まさかりや)」という評判のソバ屋があるというので連れて行って
もらい、うわさ通りのおいしいソバを御馳走になってきました。
店には栽培しているというソバ畑の写真やそば打ちの実演写真が掲示
されていました。
注文したソバが出来上がるのを待っているとき、妻が真っ赤に熟した
ナツグミ(夏茱萸)の実を見つけてくれました。気をつけて見ないと
緑の葉に隠れて見えないことが多いのではないかと思いますが、よく
見つけてくれました。
ナツグミ(夏茱萸)グミ科 グミ(エレアグヌス)属
Elaeagnus multiflora
北海道から九州までに広く自生する落葉低木で、高さはふつう3~
5mになる。枝は赤褐色で刺がある。葉は互生し、長さ3~8cmの長楕
円形または楕円形。葉の幅は変化が多い。
葉の表面にははじめ星状の鱗片がある。裏面には銀白色で褐色の星
状毛が生える。
4~5月、葉のつけ根に淡黄色の筒状花を垂れ下がってつける。果実
は約15mmの楕円形で、6-7月頃赤く熟し、甘味があり食べられるが渋
い。花柄は花のあと伸びて、果期には長さ3~5cmになる。実のなる庭
木として愛植される。
本種の果実が大型の種類を「タワラグミ(俵茱萸)」、さらに大き
い種類を「ダイオウグミ(大王茱萸)」または「ビックリグミvar.
gigantea」といい人気がある。
秋に熟し、果実が丸い種類を「アキグミ(秋茱萸)E.umbellata」と
いい、ときに植えられる。
[栽培]耐病性、耐寒性、耐暑性など強い。繁殖は挿木が容易であるが、
実生も行われる。[果期]晩夏から初冬。
グミ(エレアグヌス)属 Elaeagnus
日本を含むアジア、南ヨーロッパ、北アメリカに約45種の落葉、常緑
低木、高木がある。いずれも刺があるが、実や葉を観賞するために公園、
庭園などに重用される種類が多い。