peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のホウセンカ(鳳仙花)&クマゼミ

2010年08月27日 | 植物図鑑

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http://news.goo.ne.jp/photo/jiji/nation/jiji-9772627.html?isp=00002[写真ニュース クマゼミ生息、栃木まで(時事通信)]

クマゼミ (セミ科) Blackish Cicada :体長4.5㎝。関東以南、特に西日本に多い。7~8月、ニレやサクラ、クスノキなどにとまり、主に午前中、シャーシャーと鳴く。[講談社発行「日本の生きもの図鑑(石戸忠、今泉忠明:監修)」より]

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2010年8月26日(木)、一関市東山町長坂字柴宿地区の県道19号(一関大東)線沿いにつくられた花壇に植えられたホウセンカ(鳳仙花)が、沢山花を咲かせていました。その場所は猿沢方面(105号線)への分岐点に近い所です。

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ホウセンカ(鳳仙花) ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属 Impatiens balsamina

中国南部からインドを原産地とする一年草。江戸時代に渡来し、今では花壇や庭に普通に植えられている。みずみずしい茎は太くて、鋸歯のある長めの葉を密に互生する。7~9月には高さ50㎝ほどに育ち、葉のつけ根に直径4㎝ぐらいの左右対称の5弁花を2~3個つける。花の色は桃、赤、紫、白色など。八重咲きや茎の先に上向きに咲く品種もある。赤い花の汁で爪を染める遊びがあり、ツマベニなどとも呼ばれる。実は熟すと、触れるだけで種子が飛び散る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/135a8bd7adf3f106bf848aeff9cb5353[peaの植物図鑑:一関市舞川&東山町のホウセンカ(鳳仙花)]


一関市のケイトウ(鶏頭)&ミンミンゼミ

2010年08月26日 | 植物図鑑

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(上)一関市東山町長坂字里前のサクラの木に止まって鳴いていたミンミンゼミ。

ミンミンゼミ セミ科 Robust Cicada:体長3.3㎝。日本全土で見られる。7月の終わりから9月にかけて見られる。特に8月に多い。ケヤキなどの木にとまってミーンミンミンと鳴く。[講談社発行「日本の生きもの図鑑(石戸忠、今泉忠明:監修)」より]

2010年8月26日(木)、県道19号(一関大東)線の県道105号線(猿沢・水沢・江刺方面分岐付近)沿いにある畑の縁に植えられたケイトウ(鶏頭)が、花を沢山咲かせていました。これはトサカケイトウと呼ばれているものです。

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 ヒユ科 ケロシア(ケイトウ)属 Celosia :アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。

ケイトウ(鶏頭) Celosia cristata :別名:トサカケイトウ。本種のほかにヤリゲイトウ var.childsiiとフサゲイトウ var.plumosaの2つの変種がある。草丈は60~90㎝になる。茎は直立し、条線がある。花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化、肥大してトサカ状となり、その下方に花を密生する。花色は紅赤、橙、黄、桃と豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、ともに切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。園芸品種に久留米ケイトウに’コロナ’cv.Corona、ヤリゲイトウに’金峰’var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウに’フェアリー・フェザー’var.plumosa cv.Fairy Feather’ゴールデン・フェザー’var.plumosa cv.Golden Feather’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Vastle Pinkなど。アレンジメント用に同属別種のフットニィー Celosia huttoniiの’シャロン’cv.Sharon’ピア’cv.Piaがある。

栽培:日当たり、排水性のよい弱酸性土壌でよく育つ。花期:播種後、40~50日で開花。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


一関市街地のモミジアオイ(紅葉葵)

2010年08月25日 | 植物図鑑

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2010年8月24日(火)、一関市街地(山目側)を散策していたら、民家の庭に植えられたモミジアオイ(紅葉葵)が花を咲かせていました。

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アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hibiscus : 温帯、亜熱帯、熱帯地域に200~220種の宿根草、小低木、低木、高木が分布する。世界の花木として重要種である。花が美しいだけでなく、食用、工芸や薪炭用に役立つ種がある。一般にハイビスカスという場合は、ブッソウゲ、フウリンブッソウゲをはじめ、改良の進んだ花の美しい熱帯性花木のグループを指す。

モミジアオイ(紅葉葵) Hibiscus coccineus :アメリカ合衆国南東部の沼沢地に自生する大型宿根草(多年草)で、夏から秋の花として庭園、花壇に古くから植栽される。茎は弓なりに伸びて、高さ1~2m近くなるが、冬は地上部が枯れる。葉は細い掌状で3~7裂する。花は直径15㎝ほどもあり、緋紅色でよく目立つ。花弁は5個あり、花弁と花弁の間には隙間がある。株によって花の色が濃いものや淡いものもある。花は一日でしぼむが、株全体では長い間花が見られる。和名は掌状に深く切れ込んだ葉がカエデの仲間の葉に似ていることによる。栽培:繁殖は株分け。花期:8~9月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32281935&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のモミジアオイ(紅葉葵)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E2%A5%DF%A5%B8%A5%A2%A5%AA%A5%A4 [peaの植物図鑑:一関市のモミジアオイ(紅葉葵)]


一関市磐井川河川敷畑のアルストロメリア/ユリズイセン(百合水仙)

2010年08月25日 | 植物図鑑

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2010年8月24日(火)、一関市磐井川左岸にある河川敷の畑に植えられているアルストロメリアが花を沢山咲かせていました。この畑は、上ノ橋から200mほど上流にあり、磐井川堤防改修の工事用道路づくりが始まっていました。

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ユリ科 アルストロメリア(ユリズイセン)属 Alstroemeria :南アメリカ原産の半耐寒~耐寒性多年草(球根植物)。南米のチリからペルーに自生するので、ペルーのユリやインカのユリとも呼ばれる。ユリズイセン科 Alstroemeriaceaeとして独立させる場合もある。

アルストロメリア Alstroemeria spp.現在の園芸種は主にチリ原産のハエマンタA.haemanthaとリグツA.ligtu、アウレアA.aureaなどの交雑により育成された。また鉢物用として、ペレグリナ I.pelegrinaなども利用されている。

和名:ユリズイセン(百合水仙)肉質で円筒形の塊茎または肥大地下茎があり、草丈は10~200㎝。葉は互生し多くは葉柄部分がねじれて、裏面が上面になることが多い。茎頂に散形または短縮した総状花序を生じ、多数の花(10~30)をつける。花もちが良いので切り花として人気があるが、最近は鉢植え用の品種もある。花色が多彩で、花弁に条斑(じょうはん)が入る個性的な品種が多いが、条斑のないスポットレスタイプも人気がある。

’オーキッド’cv.Orchid、’カナ’cv.Cana、’カナリア’cv.Canariaなど、白、黄、桃、紅、紫紅色に条斑が入る品種が多い。品種名:’ワルターフレーミング’、’プリンセスアイコ’、’リンダ’、’紅千鳥’、’プルケラ’、’バージニア’、’ミヤケストレイン’オレンジシェード’など。

花期:5~7月と秋。切り花は周年。用途:切り花、鉢植え、庭植え。栽培:暑さ寒さに弱い品種が多いが、多くは耐寒性があり、戸外で栽培できる。植え付け:9月下旬~10月。排水よく冬暖かく夏涼しい場所が良い。鉢植えの場合、冬は霜に当てないよう、ベランダの日当たりのよい暖かい場所や室内の窓辺に置いて、過湿を嫌うので鉢土が乾くのを待って水やりする。花が終わると休眠に入るので、水やりを止め、雨の当たらない涼しい日陰で夏越しさせるstrong>[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)ほかより ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32266415&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のアルストロメリア]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A2%A5%EB%A5%B9%A5%C8%A5%ED%A5%E1%A5%EA%A5%A2[peaの植物図鑑:一関市大東町のアルストロメリア/ユリズイセン(百合水仙)]


一関市磐井川河川敷畑のマツバボタン(松葉牡丹)

2010年08月24日 | 植物図鑑

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2010年8月24日(火)、一関市街地を流れている磐井川に架かる「上の橋」の上流で、磐井川堤防改修の工事用道路づくりが始まっていました。堤防の上に「磐井川堤防改修」のパネルが建てられていました。現在、磐井川の河川敷には、駐車場やゲートボール場などがつくられていますが、少し上流の方には広い畑があり、野菜などが栽培されていました。マツバボタン(松葉牡丹)が花を咲かせていました。

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マツバボタン(松葉牡丹) スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca grandiflora

ポーチュラカ(スベリヒユ)属の植物は、熱帯から温帯に広く分布し、100種ほどある一年草から多年草。マツバボタン(松葉牡丹)は、ブラジル、アルゼンチン原産の非耐寒性一年草。別名:ツメキリソウ、ヒデリソウ。茎は多肉質の円柱形で、分枝性が強く、匍匐して広がる。葉も多肉質の円柱形で長さ1~2㎝、基部に柔毛をもつ。

7~8月、茎の先に直径3~4㎝ほどの5弁花を数花頂生する。花弁は広倒卵形で弁先がくぼむ。野生種は淡紅色か紫紅色だが、園芸品種は赤から桃、橙から黄、白色と豊富。花形も一重、半八重、八重咲きと豊富になり、よりコンパクトな品種も発表されている。花は朝開いて午後にはしぼむ半日~一日花のために、日が当たる日中のみの開花だったが、最近では花の寿命が長く、曇天時でも開花する品種が育成されている。

和名は松葉のような葉をしていて、牡丹のような花を咲かせることによる。栽培:日のよく当たる、排水性のよい所を好む。乾燥に強い。一般に春播きする。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑・夏の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DE%A5%C4%A5%D0%A5%DC%A5%BF%A5%F3 [peaの植物図鑑:一関市街地のマツバボタン(松葉牡丹)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32232047&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のマツバボタン(松葉牡丹)]