peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「千厩野草会」のヤブコウジ(藪柑子) 2012年10月21日(日)

2012年10月29日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。

様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に赤く色づいた実を沢山つけたヤブコウジ(藪柑子)がありました。

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(上)展示場内の入り口付近に造られていた箱庭の秋。

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(下3つ)会場入り口前の廊下で展示販売されていた赤い実をつけたヤブコウジ(藪柑子)。

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ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 Ardisia japonica

山地の樹林の中などに生える常緑小低木。木陰によく群生し、高さ10~20㎝になる。地下茎を延ばして殖えるので、群生することが多い。葉は3~4個が輪生状に互生し、長さ4~13㎝の長楕円形で、厚くて光沢がある。縁に細かい鋸歯がある。

7~8月、葉や鱗片葉の腋から花序を出し、直径5~8㎜の花を散形状に2~5個下向きに開く。花冠は白色で5裂する。雄しべは5個。雌しべは1個。果実は直径5~7㎜の球形で、10月頃赤く熟す。用途:庭木、鉢植え。分布:北海道(奥尻島)、本州、四国、九州、朝鮮南部、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36007791&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「千厩秋の山野草展」のヤブコウジ(藪柑子)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39658877&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目町のヤブコウジ(藪柑子)&ヒヨドリ(鵯)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38548922&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩「秋の山野草展」のオオミヤブコウジ(大実藪柑子)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%D6%A5%B3%A5%A6%A5%B8 [peaの植物図鑑:一関市中央町のヤブコウジ(藪柑子)ほか]


一関市「千厩野草会」のウメバチソウ(梅鉢草) 2012年10月21日(日)

2012年10月28日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。

様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に白色の花を沢山つけたウメバチソウ(梅鉢草)が3鉢ほどありました。

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ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科 ウメバチソウ属 Parnassia palustris

山地や山麓の湿り気のある日当たりのよい所に生える多年草。根生葉は長い柄があり、数枚がかたまってつく。葉身は円形または腎形で、基部は心形となる。

 8~10月、高さ10~40㎝の花茎を直立し、1枚の葉と1個の花をつける。花茎につく葉は柄がなく、葉の基部は茎を抱く。葉は長さ2~4㎝のハート形。花は白色で丸い花弁が5個あり、直径2~2.5㎝、梅の花に似ている。和名は梅鉢の紋にを連想してつけられた。花には普通の雄しべのほかに、花粉を出さない仮雄しべがある。仮雄しべは糸状に15~22裂し、先端に黄色の腺体がある。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81%E3%82%BD%E3%82%A6 [ウメバチソウ(Wikipedia)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/saxifragaceae/umebachisou/umebachsou.htm [ウメバチソウ]

http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/umebati-sou.htm [ウメバチソウ:仮雄しべ・花のしくみ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/0c32558a7e3c62216873949ae81c38dc [peaの植物図鑑:ウメバチソウ(梅鉢草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35929690&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「千厩秋の山野草展」のウメバチソウ(梅鉢草)]


一関市「千厩野草会」のアメリカヅタ 2012年10月21日(日)

2012年10月28日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。

様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に紅葉しはじめたアメリカヅタ/ヘンリーヅタが3鉢ほどありました。名札には「アメリカヅタ」と書かれていました。

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アメリカヅタ ブドウ科 ツタ(パルテノシッサス)属 Parthenocissus quinquefolia

別名:バージニアヅタ。英名:Virginia creeper(バージニア・クリーパー)、American ivy。

北アメリカ東部~メキシコの温帯樹林内に自生する落葉蔓性低木。ツタ(ナツヅタ)やヘンリーヅタと同じ属の蔓植物。葉は5枚の掌状複葉、小葉は卵形ないし長楕円形で先端はくさび形に細く尖る。葉は互生し、葉と対生して巻きづるがあり、分岐して先端に吸盤をつける。葉柄が赤いのが特徴で、葉はやや赤みを帯びた緑色で光沢はない。秋の紅葉が殊のほか美しく、その情景は「赤毛のアン」にも登場する。

6~7月、葉腋に大きな集散花序を出し、花序は中軸が明瞭で円錐状。1花序につく花は25~200個、淡黄緑色で小さくて目立たない。果実は球形で直径5~7㎜、中に1~3個の種子がある。秋にブドウのように黒く熟すが、有毒なので注意を要する。冬は落葉する。用途:鉢植え(小~中鉢)、花壇。管理:耐陰性は比較的強い。伸び過ぎた枝は適当に刈り込む。繁殖は挿し木が容易。

http://happamisaki.jp-o.net/green/others/henryzuta.htm [ヘンリーヅタ:花と観葉植物(葉っぱの岬)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/henrytuta.htm [ヘンリーヅタ:米村花きコンサルタント事務所]

http://item.rakuten.co.jp/ogis/874/ [(楽天市場)ヘンリーヅタ:おぎはら植物園]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36006692&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会のアメリカヅタ/バイジニアヅタ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38576215&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会のアメリカヅタ/ヘンリーヅタ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35998757&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会のヘンリーヅタ]


一関市田村町のハマギク(浜菊) 2012年10月16日(火)

2012年10月28日 | 植物図鑑

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2012年10月16日(火)、一関市田村町の「蔵のひろば」と道(蔵のひろば通り)を挟んだ向かい側にある民家の庭に植えられているハマギク(浜菊)が、白い花を沢山咲かせていました。

http://map.goo.ne.jp/mapb.php?MAP=E141.8.16.265N38.55.38.817&ZM=11&SZ=2&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E7%94%B0%E6%9D%91%E7%94%BA%E3%80%80%E8%94%B5%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%B0&sw=&P=1005E141.8.16.265N38.55.38.817&P2=1202E141.8.5.410N38.55.34.100&icon=on&asc= [一関市田村町 蔵のひろば(goo地図)]

http://hitosh.web.fc2.com/10osyudo23/332daimachi.html [旧奥州街道332/一関宿・大町~地主町/街道写真紀行/hitosh]

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一関市「千厩野草会」のハマギク(浜菊) 2012年10月21日(日)

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に白色の花を沢山つけたハマギク(浜菊)がありました。名札には「コハマギク」と書かれていましたが、葉の形などから「ハマギク(浜菊)」だと思います。

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ハマギク(浜菊) キク科 キク属 Nipponanthemum nipponicum

海岸の崖や砂丘などに生える多年草(亜低木)。海岸沿いに生える菊ということからこの和名がある。花が大きく美しいので江戸時代から観賞用に栽培されている。茎は高さ50~100㎝で、木質化する。茎は太くて毛がない。葉は互生し、へら形で肉質。表面は光沢があり、裏面は白っぽい。上半部には低い鋸歯がある。

9~11月、分枝した枝の先に白色の直径5~9㎝の頭花を1個つける。総苞は半球形。総苞片は緑色で4列に並ぶ。属名のNipponanthemum(Chrysanthemum)は「日本の花」を意味し、日本の固有種。属名・種名ともに日本の名が付くのは本種のみ。種子は円柱形のそう果で10肋がある。分布:本州(青森~茨城県までの太平洋岸)。山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」の属名はChrysanthemum。

近似種にコハマギク(小浜菊)Dendranthema arcticum ssp.maekawanumがあるが、コハマギクの分布はハマギクより広く、北海道も含む。

栽培管理:年間を通して、風通しの良い日当たりで管理する。乾燥に強く、灌水は乾いてから充分に与えるようにする。肥料は春・秋に置き肥する。植え替えは春に行い、水はけよく植え付ける。丈夫な植物で庭植えにも向く。増殖は挿し芽が一般的。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草「山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32594652&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のハマギク(浜菊)]

>https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35936341&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市街地のハマギク(浜菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38523440&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広二丁目のハマギク(浜菊)]


一関市「千厩野草会」のイワシャジン(岩沙参) 2012年10月21日(日)

2012年10月27日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に白色で鐘形の花を沢山つけたイワシャジン(岩沙参)がありました。名札には「白花シャジン」としか書かれていませんでした。

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イワシャジン(岩沙参) キキョウ科 ツリガネニンジン属 Adenophora takedae

山地の湿り気のある岩場や崖などに生える多年草。茎は細く垂れ下がり、長さ30~70㎝。葉は互生し、披針形または広線形で縁には鈍い鋸歯がある。9~10月、細い花柄の先に8~10個ほどの花が総状花序につく。花冠は鐘形で紫色。花柱は花冠から出ない。萼片は5個、線形で縁には腺に終わる鋸歯がまばらにある。分布:本州(東北地方~関東地方)。山渓カラー図鑑は(長野、山梨、神奈川、静岡、愛知県)。

近縁種ホウオウシャジン(鳳凰沙参)var.howozana、ミヤマシャジン(深山沙参)A.nikoensis var.stenophylla、ツリガネニンジン(釣鐘人参)A.triphylla var.japonica、ハクサンシャジン(白山沙参)A.triphylla  var.hakusanensis、ソバナA.remotifloraヒメシャジン(姫沙参)A.nikoensisなどがある。

栽培管理:春・秋は風通しの良い日当たり、梅雨頃から雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、冬は軒下などで凍結から保護する。肥料は春・秋に置き肥を与えるほか、液肥も併用して肥倍する。植え替えは毎年か隔年の発芽前に行い、エゾ砂・硬質鹿沼土・軽石の混合土などで深鉢に、細い根を切って水はけ良く植え付ける。増殖は株分け、挿し芽、実生による。株分けでは切り口に癒合剤を塗って腐敗を防ぐ。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://blogs.yahoo.co.jp/concert216/49340413.html [山野草 白シャジン、イワシャジンなど:つれづれ日記:Yahoo!ブログ]

http://iwasaki.shop-pro.jp/?pid=27159187 [白花イワシャジン(岩崎園芸)]

http://item.rakuten.co.jp/ogis/44w/ [白花イワシャジン:おぎはら植物園]

http://www.yasoo.co.jp/SHOP/KK006.html [イワシャジン(岩沙参)・白花]

http://www.geocities.jp/system1007/adenophora1.htm [Adenophora(シャジンの仲間)]