peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のホトトギス(不如帰・杜鵑草) 2012年10月20日(土)

2012年10月24日 | 植物図鑑

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2012年10月20日(土)、一関市東山町長坂字町の住宅街の道路沿いにある天理教長坂分教会の前庭に植えられているホトトギス(杜鵑草)が、白地に濃紫斑紋のある花を上向きに沢山咲かせていました。

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ホトトギス(不如帰・杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis hirta

特徴:山地の林内や崖などの半日陰地に生える多年草。茎は長さ40~80㎝、茶色の毛が斜め上を向いて生える。葉は2列に互生し、基部は丸く茎を抱き、葉にも毛が多い。8~10月、白地に濃紫斑のある花を上向きに咲かせる。名の由来は花の紫斑を鳥のホトトギスの胸腹の斑紋に見立てたもの。strong>分布:本州(関東地方以西)・四国・九州。

良く似た愛知・岐阜・三重・滋賀・兵庫・岡山県に分布するヤマジノホトトギスT.affinis の花弁は水平に開く。8~10月開花。

また、北海道西南部・本州(岩手県以南)・四国・九州に分布するヤマホトトギスT.macropoda は、外花被片が強く反り返る。7~9月開花。

栽培管理:年間を通して半日陰か朝日のみ当たる場所で管理する。植え替えは芽出し前か秋に株分けを兼ねて行う。赤玉土・鹿沼土の混合土で植え付ける。増殖は株分け・実生・挿し芽ができる。タネは早春に播くと、早ければその年に花が見られる。挿し芽は5~6月に下葉3~4枚を残して切り取り、2節で切って挿す。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32696379&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「幽玄洞」のホトトギス(杜鵑草)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1b21b9291a47d99720db08550b706420 [peaの植物図鑑:一関市東山町のホトトギス(杜鵑草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38563158&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩「秋の山野草展」のホトトギス(杜鵑草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40886757&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/4630135bfefbaf9a7b7487cbac9e4f5b [peaの植物図鑑:一関市東山町のヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)]


一関市東山町のダツラ・メテル(八重咲き) 2012年10月20日(土)

2012年10月24日 | 植物図鑑

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2012年10月20日(土)、一関市東山町長坂字町の住宅街の道路沿いにある民家の門口に植えられているダツラ・メテル(八重咲き)が、花を沢山咲かせていました。実も数個つけていました。「上向きに花を咲かせてトゲのある果実をつける一年草タイプ」がダツラ属の特徴だそうですが、果実はナス(茄子)の実に良く似ていてトゲはありませんでした。

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http://photozou.jp/photo/show/263824/28958856 [ダツラ・メテル]

http://ptech.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-8760.html [八重のダツラ(花日記):みんなの写真コミュニティサイト]

http://pub.ne.jp/goya/?entry_id=4511711 [ゴロゴロゴロゴロガーデン:ダチュラの実と種と蕾と萎んだ花]

ダツラ/ダチュラ ナス科 ダツラ属またはブルグマンシア属 Datura or Brugmansia

インド、中央・南アメリカ原産の非耐寒性多年草、一年草または常緑低木~小高木。

特徴:トランペット形の大輪の花を下向きに咲かせる低木タイプをブルグマンシア属、上向きに咲かせてトゲのある果実をつける一年草タイプをダツラ(ダチュラ)属に分けているが、どちらも、従来のダツラダチュラの名で出回ることが多い。

ブルグマンシアは和名のキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)、英名のエンジェルストランペットと呼ばれる人気種で、花に香りがある。

ダツラ(ダチュラ)は和名のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)。草本で、ラッパ形の大輪花をつける。全草が有毒。

花期:6~9月(一年草)、4~11月(多年草)。用途:鉢植え、庭植え。

栽培管理:日なたから半日陰、水はけの良い用土を好む。タネ播きは春。丈夫で育てやすく夏~秋に咲くが、花がら摘みが必要。生育旺盛なので鉢植えは大きな鉢に植え替える。日光を好むので春から秋は日当たりの良い戸外に置き、水を切らさないようにする。晩秋に枝を切り落として室内に入れ、日のよく当たる窓辺に置き、水やりを控える。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&講談社発行「花を調べる 花を使う 四季の花色大図鑑」より]


一関市「千厩野草会」のツルコケモモ(蔓苔桃) 2012年10月21日(日)

2012年10月23日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。

様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に真っ赤に色づいた球形の実を沢山つけたツルコケモモ(蔓苔桃)の鉢が1鉢だけありました。

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ツルコケモモ(蔓苔桃) ツツジ科 ツルコケモモ属Oxycoccus quadripetalus

スノキ属 Vaccinium oxycoccus とする図鑑もある。別名:クランベリーCranberry。

北ヨーロッパ、北アジア、北アメリカ北部など、北半球の寒い地域に分布。日本では北海道、本州(中部地方以北)の寒冷地の高層湿原に生える常緑小低木(灌木)。茎は細く、直径1.5㎜ほどで横に延びる。茎は所々から根を出してミズゴケの上を這い、先端部は立ち上がって、直径1㎝ほどの可憐な花を開く。葉は5~10㎜、つぶつぶで固く、ツガ(栂)に似ている。葉は秋には赤褐色に紅葉する。

 7月に淡いピンク色の花を咲かせる。花冠は4裂し、背面に反り返って錨型となる。花は細く毛深い茎の先につき、ダークピンクで紫色の穂がある。秋に実る果実は、小型の植物でありながら、植物体の大きさにふさわしくない大きさの(直径1㎝ほど)ヒメリンゴに似た実で食べられる。和名は、「蔓」のような枝、「苔」のような性質、「桃」のような実がなる植物という意味。

「コケモモ(苔桃)Vaccinium vitis-idaea」は、北海道、本州の高山帯の日当たりの良い岩場に生える常緑小低木(6~7月開花)で別の植物。

http://www.hana300.com/turuko.html [蔓苔桃(ツルコケモモ)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/ericaceae/tsurukokemomo/tsurukokemomo.htm[ツルコケモモ(ツツジ科 スノキ属)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%A2 [ツルコケモモ:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC [クランベリー:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)]

http://www.reluck.com/genki_kirei/tsurukokemomo.html [ツルコケモモ:効果効能・選び方]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36001516&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「千厩秋の山野草展」のツルコケモモ(蔓苔桃)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38004613&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:利尻島・ペケ岬のツルコケモモ(蔓苔桃)ほか]


一関市「千厩野草会」のキバナノツキヌキホトトギス(黄花突抜不如帰) 2012年10月21日(日)

2012年10月23日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。

様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に黄色い花を咲かせたキバナノツキヌキホトトギス(黄花突抜不如帰)の鉢が1鉢だけありました。黄色い花を咲かせるホトトギス(不如帰)では、キイジョウロウホトトギスが良く知られていますが、他にもあったのですね。

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キバナノツキヌキホトトギス(黄花突抜不如帰) ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis perfoliata

宮崎県尾鈴山に分布。葉の基部が茎を抱いて合着し、茎が葉を突き抜くように見える。9~10月開花。

ホトトギス(不如帰) ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis hirta:東アジア原産の半耐寒性~耐寒性多年草。特徴:花に紫色の斑点があり、それが野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることが、名前の由来。茎が斜上または下垂し、葉腋(ようえき)ごとに花が上向きに咲く。タイワンホトトギスやヤマホトトギス、黄花が下垂する紀伊ジョウロウホトトギスなどがある。別名:ユテンソウ。

栽培管理:夏の強い西日が当たらない、明るい日陰が適地だが、タイワンホトトギスは比較的暑さにも強く、直射日光にも耐えられる。乾燥すると下葉が落ちるので、特に鉢植えは夏場に水切れさせないように注意する。花期:9~10月。植え付け、株分け:3月。

黄色い花を咲かせるホトトギスには、他に下記のものが知られている。

キバナノホトトギス:T.flava 宮崎県に分布。葉に斑点がなく、花柄は花より長く、褐色の毛が密生する。9~11月開花。

チャボホトトギス:T.nana 本州(東海~近畿地方)・四国・九州に分布。茎高2~15㎝の小型種。8~9月開花。

タマガワホトトギス:T.latifolia 日本各地に分布。茎や葉にほとんど毛がない。花は斜めに開く。7~9月開花。

サガミジョウロウホトトギス:T.ishiiana 神奈川県丹沢山地に生える。茎頂にのみ花が2~5個付く。9~10月開花。

キイジョウロウホトトギス:T.macranthopsis 紀伊半島に分布。茎にほとんど毛がなく、茎頂と葉腋に1~2個花を付ける。8~10月開花。

[西東社発行「色・季節でひける花に事典820種」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・育てる調べる 山野草2525種」より]

http://hanapon.karakuri-yashiki.com/kibananotukinukihototo.html [キバナノツキヌキホトトギス]

http://hananohinnsyu.web.fc2.com/kibananotukinukihototogisu.htm [キバナノツキヌキホトトギス]

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/seikatu/miyazaki101/aji_hana/098.html [キバナノツキヌキホトトギス:みやざきの味と花101]

http://aodamo.info/kibananotukinukihototogisu.htm [宮崎と周辺の植物:キバナノツキヌキホトトギス]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%8C%E3%82%AD%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9 [キバナノツキヌキホトトギス(Wikipedia)]

http://28239hana.blog55.fc2.com/blog-entry-1180.html [晴れたらいいね 黄色いホトトギス]


一関市「千厩野草会」のジュズサンゴ(数珠珊瑚) 2012年10月21日(日)

2012年10月23日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に赤く色づいた果実を沢山つけたジュズサンゴ(数珠珊瑚)の鉢がありました。

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ジュズサンゴ(数珠珊瑚) ヤマゴボウ科 ジュズサンゴ(リヴィナ)属 Rivina humilis(=R.laevis)

流通名は「ジュズサンゴ」「リビナ」。英名:Baby pipper,Bloodberry,Rouge plant。

北米南部~南米原産の非耐寒性常緑多年草(亜低木)で、草丈は50cm前後。小笠原諸島でも見られるとのこと。枝は広がって育ち、基部はやや木質化する。葉は卵形~広披針形で光沢のある濃緑色。性質は強健で、熱帯地方では雑草化しているとのこと。耐陰性は強い。繁殖は種蒔きまたは挿し木。

は直径3mm程度だが、総状に多数咲く。花には花弁はなく、萼片が花弁のように見えて淡緑~淡桃色をしている。果実の直径は5mm程度だが、光沢のある鮮紅色の小さな果実を連ねた姿が面白い。果実の色は白、赤、紫と変化していく。和名の「数珠珊瑚」は、珊瑚玉を数珠状に連ねたと見立てたもの。なお、本種の亜種には、果実が黄色やオレンジ色のものもあるとのこと。[以上、Webサイトより]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B8%A5%E5%A5%BA%A5%B5%A5%F3%A5%B4 [peaの植物図鑑:ジュズサンゴ(数珠珊瑚)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/rivina0.htm [ジュズサンゴ(花村花卉コンサルタント事務所)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/s/j_sango.htm [ジュズサンゴ(数珠珊瑚)]

ジュズサンゴの育て方

http://yasounikki.exblog.jp/11083063/ [野草デジカメ日記:数珠珊瑚・ジュズサンゴ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38541787&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩「秋の山野草展」のジュズサンゴ(数珠珊瑚)]