食生活の習慣は、そう簡単には変えられません。
これまでこってりした味の濃い、化学調味料の食生活をしてきた人や、洋風のいきなり民宿の朝ごはんのような食事をいくら身体にいいからといってやっても、たぶん3食それをやったら、1週間もたないでしょう。そのうち物足りなくて、「身体にいい食生活をしよう」と思ったことも、いつのまにか忘れて片隅に追いやられていくでしょう。
みのもんた氏が食のカリスマのようにやっている昼ワイドで、ココアがいいといえば、ココアがスーパーの棚から消え、ところてんかいいといえば、私の好きな某コンビニのところてんがいついっても売り切れ状態になりました。でも、数週間もすると、何ごともなかったかのように平穏を取り戻すのです。次々に「コレだよ」と提示されるものに振り回されるだけで、結局は自分の食習慣を変えることはできない。
「いったいどうしたらいいんだい」
…と、お読みになった方は思われたでしょう。コワイし、混乱は深まるし。
実は私も、答えをみつけていません。
ただ、私が、今感じているのは
「自分で選ぼうよ」
「自分の味覚を信じるしかない」
ということかな。
私はTVを殆どみませんが、たまにTakに付き合ってちらっと見ると、食品のCMがスゴい。人々はこれを見て買うんだなー。これを見て買うってのは、「自分で選んで買う」ってのと違うぞ。
「じゃあ、どうやって選ぶんだ。自分の味覚に自信がない人はどうしたらいいんだい?」
それはね…
私も、「食べるということ」などとエラソーに書きはじめたときに、少しでも、具体的にできることはなんだろう…と考えてみたのでした。
まずは、「そのもの」を自分で食べて味わってみるってことではないでしょうか。
生野菜も、マヨネーズも、ドレッシングも、お茶漬けも、ふりかけも、調味料も、油も、全部です。
昨日、セブンイレブンで買ったインスタントの「春雨担々麺」を食べました。乾燥野菜と、液体スープと、液体調味油が入ってる。フツーはこれを、「調理の手順」に従っててどばどば入れていくワケですが、ひとつひとつ、あの袋に入った液体を味見したことがあるでしょうか?
昨日、春雨担々麺の仕上げに入れる「調味油」なるものを人指し指の先に付けてぺろっとやってみましたが、「ぐえっ、うげっ」の世界でした。胡麻系の香がするんだけど、あきらかにコレでまさにゴマカシてるぞ…てカンジで文句なく気持ち悪かった。
こんなもの入れないで、シークヮーサーと香菜を入れたほうが全然ウマイ!
単体で食べてみてマズイものは、どんなに他のものと混ぜ合わせても、美味しくなるワケがないですよね?
カップラーメンフリーズドライの具もカレールゥも、爪の先程度でよいから、カットして、それだけで食べてみれば?どんな食品でも一口食べて、「うっわ~美味しい!」ってことも「マジヤバいのでは…」っていうこともあるし、「う~~ん、コレは一瞬ウマイけどあまり多量だとマズい…」とか、そういう勘って、キッチンに立って料理をする人には絶対ありますってば!
買ってきたときに、スプーン一杯でも、そのものだけで口に含んでみたことって、あまりないのでは? 自分の舌で、素材の味を確認するっていうのは、安全の上でも、料理のウデを上げるにも、ものすごく重要なのでは??
一石二鳥と思うっす!
…っていうか、昔の、何も情報のない時代の母達は、あたりまえにやってきた。
キッチンに立って、ほうれん草やにんじんや大根を切っているときも、いつも一片を口に放り込めば、この大根は味が薄くて水っぽいクセに苦い…とか、このほうれん草は、甘くてギシギシしてない…とかって、だんだんわかるようになると思う。
醤油単体でも、とりあえずは「丸大豆」とか「減塩」とか、「本醸造」とかのネーミングで買うでしょうけれど、スプーン一杯味見してみるのです。
それが自分の舌に「美味しい」と感じるか「イマイチ」と感じるか、それって、「ネーミング」よりも値段よりも、重要ではないでしょうか?家族の健康と命を預かるなら「あたしは味覚音痴」といってそれを放棄しては絶対にいけないと思う!!
(そんなの当然やってますという主婦の方々、エラソーにすみません)
真っ当な農家の方は、土を口に含んで、その味を味わって、いい作物を作ることを真剣に考えているほどです…
==つづく==
今日はTakの保育園の感動の卒園式でした。書きたいこと山ほど!
しかし、このあと、フラミンゴの集いがあり、明日は超ハードな最終リハです。
さらに火曜日まで私は東京から消えます。
更新は落ち着いたら怒濤のようにしますので、待っててね。
本日の文章は、まとまらないままで、とりあえずの提出です。ごめんなさい。
「食べる」こと…さらなるご意見、お待ちしています。
これまでこってりした味の濃い、化学調味料の食生活をしてきた人や、洋風のいきなり民宿の朝ごはんのような食事をいくら身体にいいからといってやっても、たぶん3食それをやったら、1週間もたないでしょう。そのうち物足りなくて、「身体にいい食生活をしよう」と思ったことも、いつのまにか忘れて片隅に追いやられていくでしょう。
みのもんた氏が食のカリスマのようにやっている昼ワイドで、ココアがいいといえば、ココアがスーパーの棚から消え、ところてんかいいといえば、私の好きな某コンビニのところてんがいついっても売り切れ状態になりました。でも、数週間もすると、何ごともなかったかのように平穏を取り戻すのです。次々に「コレだよ」と提示されるものに振り回されるだけで、結局は自分の食習慣を変えることはできない。
「いったいどうしたらいいんだい」
…と、お読みになった方は思われたでしょう。コワイし、混乱は深まるし。
実は私も、答えをみつけていません。
ただ、私が、今感じているのは
「自分で選ぼうよ」
「自分の味覚を信じるしかない」
ということかな。
私はTVを殆どみませんが、たまにTakに付き合ってちらっと見ると、食品のCMがスゴい。人々はこれを見て買うんだなー。これを見て買うってのは、「自分で選んで買う」ってのと違うぞ。
「じゃあ、どうやって選ぶんだ。自分の味覚に自信がない人はどうしたらいいんだい?」
それはね…
私も、「食べるということ」などとエラソーに書きはじめたときに、少しでも、具体的にできることはなんだろう…と考えてみたのでした。
まずは、「そのもの」を自分で食べて味わってみるってことではないでしょうか。
生野菜も、マヨネーズも、ドレッシングも、お茶漬けも、ふりかけも、調味料も、油も、全部です。
昨日、セブンイレブンで買ったインスタントの「春雨担々麺」を食べました。乾燥野菜と、液体スープと、液体調味油が入ってる。フツーはこれを、「調理の手順」に従っててどばどば入れていくワケですが、ひとつひとつ、あの袋に入った液体を味見したことがあるでしょうか?
昨日、春雨担々麺の仕上げに入れる「調味油」なるものを人指し指の先に付けてぺろっとやってみましたが、「ぐえっ、うげっ」の世界でした。胡麻系の香がするんだけど、あきらかにコレでまさにゴマカシてるぞ…てカンジで文句なく気持ち悪かった。
こんなもの入れないで、シークヮーサーと香菜を入れたほうが全然ウマイ!
単体で食べてみてマズイものは、どんなに他のものと混ぜ合わせても、美味しくなるワケがないですよね?
カップラーメンフリーズドライの具もカレールゥも、爪の先程度でよいから、カットして、それだけで食べてみれば?どんな食品でも一口食べて、「うっわ~美味しい!」ってことも「マジヤバいのでは…」っていうこともあるし、「う~~ん、コレは一瞬ウマイけどあまり多量だとマズい…」とか、そういう勘って、キッチンに立って料理をする人には絶対ありますってば!
買ってきたときに、スプーン一杯でも、そのものだけで口に含んでみたことって、あまりないのでは? 自分の舌で、素材の味を確認するっていうのは、安全の上でも、料理のウデを上げるにも、ものすごく重要なのでは??
一石二鳥と思うっす!
…っていうか、昔の、何も情報のない時代の母達は、あたりまえにやってきた。
キッチンに立って、ほうれん草やにんじんや大根を切っているときも、いつも一片を口に放り込めば、この大根は味が薄くて水っぽいクセに苦い…とか、このほうれん草は、甘くてギシギシしてない…とかって、だんだんわかるようになると思う。
醤油単体でも、とりあえずは「丸大豆」とか「減塩」とか、「本醸造」とかのネーミングで買うでしょうけれど、スプーン一杯味見してみるのです。
それが自分の舌に「美味しい」と感じるか「イマイチ」と感じるか、それって、「ネーミング」よりも値段よりも、重要ではないでしょうか?家族の健康と命を預かるなら「あたしは味覚音痴」といってそれを放棄しては絶対にいけないと思う!!
(そんなの当然やってますという主婦の方々、エラソーにすみません)
真っ当な農家の方は、土を口に含んで、その味を味わって、いい作物を作ることを真剣に考えているほどです…
==つづく==
今日はTakの保育園の感動の卒園式でした。書きたいこと山ほど!
しかし、このあと、フラミンゴの集いがあり、明日は超ハードな最終リハです。
さらに火曜日まで私は東京から消えます。
更新は落ち着いたら怒濤のようにしますので、待っててね。
本日の文章は、まとまらないままで、とりあえずの提出です。ごめんなさい。
「食べる」こと…さらなるご意見、お待ちしています。