WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

街路樹のない街

2006-04-05 | よしなしごと
みなさん、お元気ですか?
たくさんのコメントありがとうございます。
ネットが繋がるまで、もう暫くかかりそうです。
高松は昨日あたりから桜が満開に咲いたようです。
私は今だに暫くしたら府中に帰るような感覚が抜けません。

ピアノの調律
転入手続き(ディズニーランド並みの長蛇の列でした)
車を走らせて高松の道路を覚えがてら新居の買い物
…などなどしながら過ごしていましたが、昨日荷物が届きました。
今日からTakは学童に通います。
Takと私の会話の中心は、高松弁の話し方(^-^) Takも楽しんでる模様です。






満開の桜に見送られて府中の町を後にし、高松の新居に着いたのは夜中の2時。

翌朝、8Fのベランダに出て、外を眺めてみました。
マンションの前は、私が小学校の頃から毎日バスで通った道。
でも、景色は変わり果てていて、40年前と変わらないのは「高松国際ホテル」と「国際ホテル前」というバス停ぐらいでしょうか?
その「国際ホテル」もanabukiが買い取ったというし、anabukiのマンションがここから見渡しただけでも、四方にいくつも建っているのが、まず眼に入ります。
そして、ここから見渡せる道路には、街路樹が1本もありません。
なんだか造りかけで放りっぱなしにされた街のよう…

東京では、銀杏、欅、桜、ハナミズキ、などなど、季節を彩るたくさんの街路樹が植えられて、車で走りながら、電車の中からも、季節を感じることができました。私は甲州街道や東八道路のイチョウ並木が大好きで、特に、新緑の頃、小さなうす緑の葉っぱの赤ちゃんが風にそよいでいるところなんか、心が癒されたものでした。

先日の地方新聞で、玉藻公園の桜の半数が花をつけていないという記事が載っていました。一昨年の台風による高潮の被害に次いで、昨年は水不足で、木が枯渇してしまったらしいというものでした。

春なのに、春がない…

高松には公園もありません。「栗林公園」と「玉藻公園」、こりゃー、観光スポットって感じで、ジモティが憩う「野川公園」や「郷土の森」や「小金井公園」とは種類が違う。
ベビーカーに乗った赤ちゃん、どこをお散歩するんだろう? 
落ち着いたら、私は夢にみた「野本温泉」を捜しにいってきます。
hawkさんが描いて下さった、一面のお花畑や、ちょうちょが乗り込んでくる電車の走る風景はどこにあるんだろう?

押立保育園の狭い園庭でさえ、季節で溢れていたのに。
そうか!自分でつくらなくちゃいけないのか…
あの園庭は、お花の係りの先生が、丹誠こめて創っていらした「作品」だったんだな。
私の新居もつくりかけで放りっ放しにならないようにしなきゃな(#^_^#)
Comments (13)
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