あわただしい1日でした。
今日からランドセルをしょって、グループ登校。
起きたおきは眠くて、半ベソだったTakも、同じマンションのお兄ちゃんたちに会うと元気に「よろしくお願い致します」と挨拶していました。
Takの入学式は、1時間で終わり、その後教室で事務的なことが、担任の先生のテキパキとした仕切りでさっさと終わったので、小雨が降ったり止んだりの肌寒い中、いつまでも校庭で記念撮影をする気にもなれず、私たちはさっさと歩いて家まで帰りました。エレベーターには乗らず、その足でうどん屋さんにいって、ざるとおでんとビール。Takと「にゅうがくおめでとう」の乾杯をしました。
…が、Takは、緊張が弛んで制服とソックスを脱ぎ散らかして横柄になるし、私も、おでんのコンニャクの串をはずそうとして、クリーニングしたてのフォーマルなジャケットに辛子をとばしまくってしまうし、だんだん機嫌が悪くなってくる…
家に帰ったら、本日持ち帰った教材に、大量の「名前付け」。
細かい算数のおはじきや数え棒の名前付けで、イッキに緑内障が進んだような気が(-_-;)…ってまさかね。進んだのは老眼かも…
疲れ果てたところで、次は学童の入所式に再び登校。
学童はTakにとって、のびのびできる場所であるらしく、早速おともだちと和んでいました。
しかしその後、夜は、えみりんさんお勧めの「遊食房屋」で、じじばばにお祝いの一席を設けていただきましたが、すっかり疲れ果てたらしく、Takは、「納豆巻き」を朦朧としながら2本食べて、魚の煮付けを2、3口お箸をつけただけで、終始ぼぉ~~っっっとしていました。家に帰って、さっさとお風呂に入って、Takは布団に入るなり、即!寝たのでした。
これが、入学式の1日なのでありました。
翌朝から、グループ登校の早起きの日々が始まりましたが、さすがに、身体がついていけないようで、毎朝、早めに起こして、朝の苦手なTakのたべられそうな朝食を用意するのですが、それでもさっぱりお箸が進みません。
あたりまえだよな~~ 私だって、早起きしてすぐになんて、何も食べられないもの。これに慣れるのには、暫くかかるだろうな。
この日は、Takが引っ越してから毎日好きで食べたがっていたさぬきうどんを、やわらかめに茹でて、わかめもくたくたに似て、味噌煮込み風にしてみたのでしたが、ダメでした(T_T)
「お腹が空いている」とか「美味しい」とかっていう神経が全く目覚めてないんだろうなあ。こうして書いていると、冷静に「無理もないよ」と思えるけど、「これから荒海に乗り出していくんだゼ、Tak! そんなことでどうする!!」と思ってしまって、食べないTakにイライラするし、付きっきりで言い聞かせながら食べさせれば少しでも食べるんだろうけど、その間じゅう、私はキッチンに時計を置いてお弁当を作っていて、後ろのテーブルを振り返る時間も惜しいぞ…ってカンジなのです。
今週は結局、私が食べて欲しい1/4程度しか食べずに登校しました。母にガミガミ叱られて、重いランドセルをしょって、学童用のお弁当袋を持って健気に歩いていくのを、8Fのベランダから見送っていると、なんだか可哀想で、涙が出て来たりしました。
ある日の朝など、前夜に疲れ果てて、「明日の用意」をする気力もなく、お風呂にも入らずに寝てしまって、朝、ランドセルの中身を用意するハメになったのですが、「カスタネット」がない。前日、新品の買ってきたばかりのをTakが叩いて遊んでいたので、「どこで遊んだの!? どこに置いたの!? 思い出しなさい!!」とイライラして詰め寄りまくる母。今日に間に合うように買ってきたのに!!結局見つけられないまま、Takはしょぼくれて出かけて行きました。それでも、半ベソで「おかあさん、いってきます」といいながら、エレベーターが閉まって、ひとりで下に降りていくTakを見送るのは、胸が締めつけられました。この日は、部屋に戻ってすぐにカスタネットを捜しまわったので、ベランダから登校する姿は見送れませんでしたが、初めての忘れ物にどれほど心細く、歩きながら泣きたい気持ちを我慢していたか、見なくても想像がつきます。
結局カスタネットは、まさかと思って開けてみたTakの衣類の箪笥の引き出しの中から出てきました。
前日、Takも、疲れて朦朧としている中で叩いて遊んで、無意識のうちにとんでもないところに片付けてしまったのでしょう。あちこち捜している時に、毎日持っていく決まりの「下敷き」も、前日の授業で使ったノートに挟まったままなのを発見しました。今日は「はじめての書写」の日なのに…
7:55 まだ始業前だから、届ければ間に合う。
すぐに車で学校に向かいました。
コレは過保護? ちがうよ、私にとっては。
中学のとき、お弁当を忘れて、届けてくれた母親にとっても感謝したっけ。
私も、よく忘れ物を届けてもらったなあ…
学校にいったら、間もなく始業ってところで、トイレから出てきたTakをつかまえて、「かスタあったよ!」といったら、びっくりしてたなあ。この場所におかあさんが来るってことが、あまりにも意外だったってカンジ?
「ズボンの引き出しの中にあったんだよ。Tak、しまったの、おぼえてる?」
…全く思い出せないらしい。
「Tak、昨日、すっごく疲れてたもんね。しょうがないよね。おかあさんも今日、Takが疲れてたのにどなったりして、いけなかった。これからは、ちゃんと前の日に明日の用意をしよう。おかあさんもお手伝いするから。でも、もうこれっきりで、おかあさんは、忘れ物のお届けはできないよ、これからはお仕事するからね。」
「おかあさん、ありがとう」
これにて、一件落着。
来週からは、給食。
「おかあさん、来週から給食が始まるから、もうお弁当は要らなくなるの。でも、おかあさんのお弁当の『気持ち』だけ持っていくね。」
ところで、カレシ、夫…などなどとのケンカの収拾は一刻もはやくつけたい私。
爆発した後には、すぅ~っと…さっさと「わだかまる」ことなく、仲直りする気の私。これが、ネに持つ相手だったりすると、「ケンカ状態」が1週間も2週間も続くのは、私にとって、耐えられないのでありました。
これって、親子関係でもそう??
Takは、私が叱り飛ばし、怒鳴り散らしても全く根に持たず、叱られて大泣きしても、母の怒りがおさまればけろっと陽気になって、「対等」な状態になって食らい付いてくるヤツです。これは父親にも、母親にも全く似ていない、Takの天性の持ち味なのです。
その素直で天真爛漫な心で、荒海を乗り越えていくのだぞ!
今日からランドセルをしょって、グループ登校。
起きたおきは眠くて、半ベソだったTakも、同じマンションのお兄ちゃんたちに会うと元気に「よろしくお願い致します」と挨拶していました。
Takの入学式は、1時間で終わり、その後教室で事務的なことが、担任の先生のテキパキとした仕切りでさっさと終わったので、小雨が降ったり止んだりの肌寒い中、いつまでも校庭で記念撮影をする気にもなれず、私たちはさっさと歩いて家まで帰りました。エレベーターには乗らず、その足でうどん屋さんにいって、ざるとおでんとビール。Takと「にゅうがくおめでとう」の乾杯をしました。
…が、Takは、緊張が弛んで制服とソックスを脱ぎ散らかして横柄になるし、私も、おでんのコンニャクの串をはずそうとして、クリーニングしたてのフォーマルなジャケットに辛子をとばしまくってしまうし、だんだん機嫌が悪くなってくる…
家に帰ったら、本日持ち帰った教材に、大量の「名前付け」。
細かい算数のおはじきや数え棒の名前付けで、イッキに緑内障が進んだような気が(-_-;)…ってまさかね。進んだのは老眼かも…
疲れ果てたところで、次は学童の入所式に再び登校。
学童はTakにとって、のびのびできる場所であるらしく、早速おともだちと和んでいました。
しかしその後、夜は、えみりんさんお勧めの「遊食房屋」で、じじばばにお祝いの一席を設けていただきましたが、すっかり疲れ果てたらしく、Takは、「納豆巻き」を朦朧としながら2本食べて、魚の煮付けを2、3口お箸をつけただけで、終始ぼぉ~~っっっとしていました。家に帰って、さっさとお風呂に入って、Takは布団に入るなり、即!寝たのでした。
これが、入学式の1日なのでありました。
翌朝から、グループ登校の早起きの日々が始まりましたが、さすがに、身体がついていけないようで、毎朝、早めに起こして、朝の苦手なTakのたべられそうな朝食を用意するのですが、それでもさっぱりお箸が進みません。
あたりまえだよな~~ 私だって、早起きしてすぐになんて、何も食べられないもの。これに慣れるのには、暫くかかるだろうな。
この日は、Takが引っ越してから毎日好きで食べたがっていたさぬきうどんを、やわらかめに茹でて、わかめもくたくたに似て、味噌煮込み風にしてみたのでしたが、ダメでした(T_T)
「お腹が空いている」とか「美味しい」とかっていう神経が全く目覚めてないんだろうなあ。こうして書いていると、冷静に「無理もないよ」と思えるけど、「これから荒海に乗り出していくんだゼ、Tak! そんなことでどうする!!」と思ってしまって、食べないTakにイライラするし、付きっきりで言い聞かせながら食べさせれば少しでも食べるんだろうけど、その間じゅう、私はキッチンに時計を置いてお弁当を作っていて、後ろのテーブルを振り返る時間も惜しいぞ…ってカンジなのです。
今週は結局、私が食べて欲しい1/4程度しか食べずに登校しました。母にガミガミ叱られて、重いランドセルをしょって、学童用のお弁当袋を持って健気に歩いていくのを、8Fのベランダから見送っていると、なんだか可哀想で、涙が出て来たりしました。
ある日の朝など、前夜に疲れ果てて、「明日の用意」をする気力もなく、お風呂にも入らずに寝てしまって、朝、ランドセルの中身を用意するハメになったのですが、「カスタネット」がない。前日、新品の買ってきたばかりのをTakが叩いて遊んでいたので、「どこで遊んだの!? どこに置いたの!? 思い出しなさい!!」とイライラして詰め寄りまくる母。今日に間に合うように買ってきたのに!!結局見つけられないまま、Takはしょぼくれて出かけて行きました。それでも、半ベソで「おかあさん、いってきます」といいながら、エレベーターが閉まって、ひとりで下に降りていくTakを見送るのは、胸が締めつけられました。この日は、部屋に戻ってすぐにカスタネットを捜しまわったので、ベランダから登校する姿は見送れませんでしたが、初めての忘れ物にどれほど心細く、歩きながら泣きたい気持ちを我慢していたか、見なくても想像がつきます。
結局カスタネットは、まさかと思って開けてみたTakの衣類の箪笥の引き出しの中から出てきました。
前日、Takも、疲れて朦朧としている中で叩いて遊んで、無意識のうちにとんでもないところに片付けてしまったのでしょう。あちこち捜している時に、毎日持っていく決まりの「下敷き」も、前日の授業で使ったノートに挟まったままなのを発見しました。今日は「はじめての書写」の日なのに…
7:55 まだ始業前だから、届ければ間に合う。
すぐに車で学校に向かいました。
コレは過保護? ちがうよ、私にとっては。
中学のとき、お弁当を忘れて、届けてくれた母親にとっても感謝したっけ。
私も、よく忘れ物を届けてもらったなあ…
学校にいったら、間もなく始業ってところで、トイレから出てきたTakをつかまえて、「かスタあったよ!」といったら、びっくりしてたなあ。この場所におかあさんが来るってことが、あまりにも意外だったってカンジ?
「ズボンの引き出しの中にあったんだよ。Tak、しまったの、おぼえてる?」
…全く思い出せないらしい。
「Tak、昨日、すっごく疲れてたもんね。しょうがないよね。おかあさんも今日、Takが疲れてたのにどなったりして、いけなかった。これからは、ちゃんと前の日に明日の用意をしよう。おかあさんもお手伝いするから。でも、もうこれっきりで、おかあさんは、忘れ物のお届けはできないよ、これからはお仕事するからね。」
「おかあさん、ありがとう」
これにて、一件落着。
来週からは、給食。
「おかあさん、来週から給食が始まるから、もうお弁当は要らなくなるの。でも、おかあさんのお弁当の『気持ち』だけ持っていくね。」
ところで、カレシ、夫…などなどとのケンカの収拾は一刻もはやくつけたい私。
爆発した後には、すぅ~っと…さっさと「わだかまる」ことなく、仲直りする気の私。これが、ネに持つ相手だったりすると、「ケンカ状態」が1週間も2週間も続くのは、私にとって、耐えられないのでありました。
これって、親子関係でもそう??
Takは、私が叱り飛ばし、怒鳴り散らしても全く根に持たず、叱られて大泣きしても、母の怒りがおさまればけろっと陽気になって、「対等」な状態になって食らい付いてくるヤツです。これは父親にも、母親にも全く似ていない、Takの天性の持ち味なのです。
その素直で天真爛漫な心で、荒海を乗り越えていくのだぞ!