紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雨飾山と連句(昨秋登った山)

2004-10-12 13:46:31 | 8・山と旅の思い出
10月の連休と台風がかちあって、山に行けず、残念だった。
去年は、この連休、ホイッスルで雨飾山に登った。とても人気のある山で、かなり大勢の人が登っていた。

紅葉・黄葉がほんとうに見事で、なにもかも染まりそうだった。朝は雨が降っていたが、途中天候ももちなおし、頂上では、北アルプスも見えた。

ガスの中にブロッケンの妖怪というのを見たが、これを見たのは、生まれて初めて。空には虹もかかっていた。

車で行った。この時期当然のことながら、渋滞していたので、帰りの車中、みんなで即興で連句を詠んだ。

「ホイッスル歌仙・雨飾山の巻」

式目(ルール)は気にせず、月の句と、恋の句だけ、詠み込むことにして、山に登ってからおりるまでを、順に詠んでいった。ふつう歌仙は36句続けるけど、44句も続いた。

句を詠むと、その日の山での出来事がよみがえる。山も連句も楽しんだ三日間だった。

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