昨晩は、渋谷で連句の集まりがあった。
前回、せっかち歌仙・その12「河鹿笛の巻」の打ち上げは、台風で流れてしまったので、つぎの「その13・秋の巻」を始めるに当たって、スタートの会を持つことになった。
少艶、長者巻、晩菊、山八訪、紅蓮の5人が参加。お酒を飲みながら、句を酷評(?)しあい、話しは健康談議まで広がり、楽しい一時だった。
その席で秋の巻の発句を選んだ。
提出された発句は、以下の通り。
★の2句が最高得点を集め、最終決戦にもつれこんだ。
その結果、
に決まった。
片方の句(茶目猫作)もとてもよいので、なかなか意見がまとまらなかったが、最終的に、「峠越え」という言葉が、いまひとつという感想により、少艶先生の句に決まった。
昨日は、発句をみんなで集まった席で選んでみたが、やはり、みな発句として良い句を選ぶというより、自分の好きな句を選ぶというのがわかった。好きな理由としては、言葉の美しさ、句から思い浮かぶ情景などが重要視されるようだ。
今日から、秋の連句 「菊の露の巻」 がスタートする。楽しく巻きたい。
前回、せっかち歌仙・その12「河鹿笛の巻」の打ち上げは、台風で流れてしまったので、つぎの「その13・秋の巻」を始めるに当たって、スタートの会を持つことになった。
少艶、長者巻、晩菊、山八訪、紅蓮の5人が参加。お酒を飲みながら、句を酷評(?)しあい、話しは健康談議まで広がり、楽しい一時だった。
その席で秋の巻の発句を選んだ。
提出された発句は、以下の通り。
秋の昼 編む手休めて 空あおぐ <菊の節句(重陽節)にちなんで吟ず> 朝まだき 濡れる我が袖 菊の露★ 菊の綿 拭えど消えぬ 首のすじ 匂い立つ 秋耕の土 黒々と 霧雨に 濡れてしっとり 花薄 子どもらの 笑顔を思い 栗をむく 霧立ちて 紅葉も山も 霞むかな 透きとほる 空より手紙 赤とんぼ 雨粒の 千の煌き 新刈田 峠越え 薄は風の 道しるべ★ |
★の2句が最高得点を集め、最終決戦にもつれこんだ。
その結果、
朝まだき ぬらす我が袖 菊の露 少艶
に決まった。
片方の句(茶目猫作)もとてもよいので、なかなか意見がまとまらなかったが、最終的に、「峠越え」という言葉が、いまひとつという感想により、少艶先生の句に決まった。
昨日は、発句をみんなで集まった席で選んでみたが、やはり、みな発句として良い句を選ぶというより、自分の好きな句を選ぶというのがわかった。好きな理由としては、言葉の美しさ、句から思い浮かぶ情景などが重要視されるようだ。
今日から、秋の連句 「菊の露の巻」 がスタートする。楽しく巻きたい。