紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

鳥海山1日目

2010-05-21 17:31:24 | 4・テレマークスキー日記
■ 鉾立方面から登る

いつだったか、誰かから聞いた。
鳥海山は、海に近い独立峰なので、スキーで登ると、下りは海に向かって、飛び込むように滑って行くのだと。
1度でいいから、そんな所で滑ってみたいものだと、ずっと思っていた。

そして、今シーズン、最後のスキーは鳥海山に行けることになった。

寝台列車「あけぼの」に乗り、目指すは酒田。

そこで、京都から来たさとさんと待ち合わせて、象潟に行くことになっていた。

5:04 生まれて初めて酒田駅におりたってみると、ちゃんとさとさんは着いていた。

鳥海山に近づいて行くにつれて、わくわく気分も高まる。見るからに、いい山だなあ。

 


6:29 酒田からは鈍行列車に乗って、象潟駅着。お世話になる白滝旅館のおかみさんが迎えに来てくれていた。

朝食を頂き、スキーの準備をしているうちに、まほろば倶楽部の石木田ひろさんが到着。

いやあ、ひろさん、なつかしい。
といっても、4月の初旬には会ったばかりなのだけど。(笑) 
また今回もお世話になります。

 


鉾立から少し先の県境口というところで、シールを貼ったりして登り始めるために準備をする。

 

9:15 いざ出発。平日のわりには、登って行く人がけっこうたくさんいる。

 


どんどん登って行くと、駐車場の車がだんだんと小さくなる。

 


振り向けば、平野と海。こういう景色を見ながら、スキーをするために登ることはあまりない。いい感じ。

 


11:00頃  板をはずして、休憩。

 


休憩後さらに登って行くと、0類さんというテレマーカーに出会う。
もうすでに、鳥海湖のあたりで滑った帰りとのこと。早い。
ひろさんと一緒の私たちを見て、いきなり、
「二人のブログを見ています。」といわれて、ビックリする。
記念に3人一緒に写真を撮ってもらう。

 


さらに登って行くが、大きな山なので、なかなか進んでゆかない。

 

それでも少しずつ高度を上げて行く。

 


よく見ると、後ろにぼおーっと見える月山。

 


そこから、鳥海湖と御浜小屋を目ざす。

 


 


「鳥海湖に着きましたよ」とひろさんにいわれ、探してみるが、全く見えない。

どこにあるのかと思っていたら、まだ雪がかぶっていて、水面は見えないのだった。


12:45  御浜小屋のところで、シールをはがし、行動食を食べる。

 


そして、いよいよ鳥海湖とは反対側の広い斜面を滑って行く。目がくらくらするほど、広い。
なんか鳥海山はデッカイので、目測をあやまるというか、距離を見間違いそう。

 


2度登り返して滑る。けど、大きい斜面なので、登り返すのも、時間がかかる。それに暑い。

 


 


上でのんびりと休憩。風がすずしくていい気持ち。春はこういうゆったりとした時間があるのがいい。

 


2:00頃 帰途に着く。登ってきた方に移動していく。

 


雪面があまりに白くて、おまけに広いので、ふわふわした気分。さとさんとそのずっと下の点が石木田ひろさん。

 


下に広がる森や里、その向こうの日本海を見ながら、滑る。
今思い出しても、すてきな時間。

 


喜ぶ二人。

 


さらに滑って行く。

 


下に駐車場が見えてきた。

 


3:00前  ツアー終了。

帰りに魚屋さんに寄って、ビールでカンパイ! ひろさんはノンアルコールで。(スミマセン)

 

白滝旅館さんの夕食。それぞれに一生懸命に食べるの図。(笑)

 


◆鳥海山スキーツアー:1日目・2日目