紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

フランス旅行・11<アヌシー>

2011-07-23 14:56:33 | 5・旅の日記
■ 7月3日(日)

その日は、山登りはお休みにして、街に行こうということになった。

行く前にNHKのふれあいの街という番組でやっていた、アヌシーは、サヴォア州のベニスといわれる街で、とても美しいという。
シャモニに行く途中で通ったが、一日かけてゆっくり観光することにした。

アヌシーに行くには、ラ・クルーザのメインのバス停で乗り換えて、1時間ほどかかる。

時刻を調べたら、午前中は、10:50のバスしかない。それだと、着いたらもう昼になってしまうので、タクシーで行くことにした。

ちょうどパトリックさんが、9:00山荘なら来られるというので、お願いした。

ラ・クルーザにおりる途中で、パトリックさんの家は、近くか聞いてもらったら(ひろみさんにフランス語で)、少ししたら、車を止めて、あそこだと教えてくれた。




見ると、パトリックさんの奥様のクリスチーヌさんがベランダに出ていた。

拡大すると見えるが、ピンクの洋服を着た方である。





日本にいる時から、タクシーをお願いするのに、メールを送ったが、返事をくれたのがクリスチーヌさん。
車の窓から「アロー」とあいさつして、手を振った。

アヌシーに行く途中。お城が見える。




9:50頃 アヌシー到着。パトリックさんは、アヌシーの地図をくれたり、まず最初に船の予約をした方がいいとアドバイスをくれたりしたので、ずいぶん助かった。




◆ アヌシー地図


アヌシー湖。




テレビに出ていたが、藤の木が覆い尽くしている家。




アヌシーの旧市街。







日曜日は市が立つ日。ぐるっと回って見る。




その後、遊覧船でアヌシー湖の1時間クルーズ。




かわいい男の子と一緒に撮ってもらう。




もっと撮ろうと思って、ひろみさんと呼びかけると、後ろのその子も笑ってカメラにおさまってくれた。




そろそろ桟橋に戻ろうとしている、一列になって鳥みたいなのが湖で泳いでいる。




なんだろうと思ったら、その日は、トライアスロンの大会があって、人が泳いでいるのだった。

陸に向かって川を泳ぐ人達。




ウェットスーツをぬいで、次は自転車を、すごい勢いでこいでいく。靴がペダルにはまらなくて、あせっている人もいた。




それから、パンと果物などを買って、公園で食べた。




午後はお城に行く。







見たあと、坂を下って行くと、このような所に出た。




街で演奏していたおじさん。




それから、夕食のお総菜を買おうとしたら、すでに市は終わっていて、日曜日なのでお店も開いていない。

あきらめて、バスで帰ろうとしたが、ラ・クルーザ行きのバス停が、なかなか見つからない。

やっと見つかった時には、最終から二番目のバスがいってしまった。






その後、中華のお総菜を買って、最終バスで、ラ・クルーザにもどった。

ラ・クルーザで、最終バスを待っていると、突然パトリックさんがあらわれた。
バスに乗れなかったり、なにかトラブルがあった時には、6時過ぎに電話をしなさいと、朝いわれたが、ちゃんと間に合ったか、ようすを見にきてくれたようである。







バスの運転手のクリストフさんの娘さん。




その日の夕食。




◆ フランス旅行:10・11・121314