紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

南アルプス・仙丈ヶ岳登山2日目(追記しました)

2014-05-07 15:31:18 | 3・山の日記
■ 5月4日(日)

仙丈ヶ岳に登る日は 3:00起床、4:00出発。

その日は、pm4:15の歌宿発最終バスで、戸倉におり、仙流荘に泊まることになっている。

そのバスに乗るには、どんなに遅くても、2:00に北沢峠のこもれび山荘を出発しなくてはならない。体力の衰えを考えると、できれば2時15分ほど前に出発できるといい。

前回の記録を見て、時間を逆算、4:00出発することにした。

まだ暗い山小屋で朝食。




樹林帯を登っているうちに、明るくなった。




6:30 大滝の頭 このあたりで、テントを張って泊まっている人も、けっこういた。私の新しい靴に、アイゼンが合わなくて、休みのたびに直す。





樹林地帯を抜けた。後ろに甲斐駒ヶ岳がよく見える。







小仙丈の上は風が強いので、上りの前に、オーバーズボンをはいて、ストックからピッケルに持ちかえる。







そして、いよいよ仙丈ヶ岳の核心部へと登って行く。




小仙丈の上りは、みな、なるべく上の人が落ちてきても、巻き込まれないように、少しずらして登って行く。




私たちも少しずらして登って行く。




8:20 小仙丈




あとは稜線を歩いて、左上に見える仙丈の山頂を目指す。




途中で立ち止まっているのは、雷鳥が見えたから。




拡大するとこんな感じで、白の方が多い、まだらの雷鳥。
山(下の写真)とほんとうに同じようなもよう。ビックリ。




あとはひたすら山頂を目指す。




先を行く人たちがアリンコのように見える。




思ったより、稜線はアップダウンがある。登ったと思うと、また下る。




この日アイゼンの調子が悪かったので、私は常に少し先に登って、アイゼンをなおしつつ、待っていた。
良流娯さんが山頂に登り着いた。




9:45 仙丈ヶ岳山頂。写真を撮ってくれた人が持っていたこいのぼり。(笑)




山頂からの眺め。北岳、間の岳、富士山と良流娯さん。




甲斐駒ヶ岳。




10:05 下山開始

山頂の下の平らなところで、昼食をとることにする。空が近い。







また稜線をもどっていく。










1:30 こもれび山荘着。

1:40 歌宿のバス停目ざして下り始める。

林道で疲れ果てて、休憩。




このトンネルが出てくると、バス停までは、あと少し。




3:30頃 へとへとになって、歌宿のバス停にたどり着いた。


バスに乗って約30分。仙流荘で温泉に入り、カンパイ!




翌日は、仙流荘のバスで伊那北駅まで送ってもらって、11:17の列車で帰ってきた。




その日のログ。
真っ暗な中で支度をしたので、ついうっかりGPSのスイッチを入れ忘れた。
2200mで気づき、そこで電波を拾ったので、途中から始まっている。