紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

「東京都自然ガイド」の講習を受講

2019-11-21 11:55:19 | 28・島内ツアー・ガイド

いよいよ昨日から講習が始まった。
朝の6:45に家を出て、一緒に講習を受ける友人Iさんを迎えにいって、アカコッコ館に行く。

すでにガイドでお世話になっている方も数名いて、私がこのような講習を受けていいのかなあと思う。
でも、結論からいうと、ガイドをしないにしても、日常でもとても役に立つ話がたくさん聞けて、よかった。

とくに、三宅島に住んでいると、いつ何時、ふつうの生活をしていても、噴火が起こるかもしれない。
その時に、あわてずパニックにならずに行動するノウハウもたくさん盛り込まれていた。

昨日の講習は安全管理と火山に着いて、横堀勇先生と、新堀賢志さんの講義が4こま。
安全管理の現地実習が1こま。
講義のようす。



講義の中にはワークショップもあり、グループで考えたり、発表をしたりした。

意識のない人が倒れていたときの、呼吸、循環器、神経系の状態の確かめ方など、1人が倒れている状態で教わる。





雄山は、携帯の電波がないので、そこはけっこうな問題だ。
今の状況では、誰かが電波のあるところまで走っていくしかない。

けが人の運び方なども、室内で、外で、山で、いろいろ教わる。

6人、2人、1人でロープなどを使っておぶうのも教わるが、これはよほどの体力と筋力がないと無理だろう。





昼の休みは、外で、弁当を食べる。ピクニック気分。



最後の講義は、火山について教わった。世界中に1500個の火山がある中で、そのうちの111個が日本にあるそうだ。
火山の形成や地形の概論を説明できる、三宅島の火山と地形について説明できる、ということがガイドには求められる。
興味を持って、火山岩や地層を眺めて、何千年の火山の歴史を想像力を働かせて考えてみたい。

ところで、安全管理の講師の横堀先生は、7年前にカナディアンロッキーで4日間ガイドをしてくださった方である。



「ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン」代表の横堀さんは、着々と、自分の得意な分野をの能力を生かして、活動の場を広げられていた。