紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

ツアー1日目:毛無山~尾根伝いに七ヶ巻村

2006-04-25 12:06:36 | 4・テレマークスキー日記
長い1日だった。けれど、バックカントリーの良さを満喫。

9時に宿を出ると、野沢温泉スキー場の頂上、毛無山までゴンドラとリフトを乗り継いで行く。
その日は、最終的に1300mスキーで下ることになるが、登りはそのゴンドラで一気に行くので、ラクチン。
前日、こんな時期でも山頂付近、20cmの雪が降ったということだった。そこで、その新雪を楽しもうということで、2日目の鍋倉山と日程の変更をした。



頂上からバックカントリーエリアに入る。スキー場から出る時は、一般人が間違って付いて行かないように、前の人の後について、一本のシュプールしか残さないようにするとのこと、との注意を受ける。



少し行くと、すばらしいブナの森。始めにみずき君が滑って、ようすを見る。(写真トップ)
その後、残り17人が間隔をあけて、滑って行く。
場所を変えて、2本滑った。

その後は、ゲレンデ内オフピステを滑ったり、ゲレンデの外を平行に滑ったりして、下って行く。
途中、道路標識の所を横切る。標識がやけに低いところにあるが、このあたりの雪はまだ深い証拠。写真は橋谷さん。



上の原ゲレンデ近くで昼食。もう2時になっていた。雪でテーブルを切って、みんなで囲む。ほんとうに遠足気分。



さて、昼食後いよいよバックカントリーエリアに向かう。



そこからは長くアップダウンが続くということで、ステップカットのない人はシールをつける。
もう疲れたという、5人は林道コースを宿へと下って行った。
登りが始まった。ステップカットの板は、ほんとうに滑らなくていい。




こんな斜面を下ったり、また登ったりして進んで行く。快適な尾根歩き。



途中、木の値のまわりだけ、雪がとけて穴になっているところで、ころんで、頭を下にしてすっぽりはまってしまった人がいた。板をつけているので、身動きできず、1人で滑っていたら、こんなところでも死んでしまうなあと思う。

ようやく、七ヶ巻の集落が見えてきた。



標高差1300mを下り切ったのは、5:30。
後には、温泉と生ビールが待っていた。

2日目:田茂木池~関田峠往復

10 コメント

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まだまだ・・ (こむぎ)
2006-04-25 22:37:13
雪が深いんですね

何だか すっかりもう 雪の事は忘れかけていました

先週は 最後のBCに行きたかったけど

おっとが念願の「戦艦大和」を見たいって・・・

実物大のロケ・セットの公開がゴールデンウィークで終わるので

慌てて出かけました



今シーズンの滑り納めですか

スキーやスノーシューやカンジキや

雪の上で遊べるのも また半年以上待たねば・・
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こむぎさんへ (紅蓮)
2006-04-26 00:27:10
こういうツアーは、楽しいねえ。

ブナの森、動物の足跡、鳥の鳴き声・・

ほんとうに、心が癒される楽しい時間。

リフトで登って、ささっとゲレンデ外に出て滑る楽しさ。(笑)

今回のツアーでは、去年こむぎさんがBlogに書いていたことの一つ一つが、まさにその通りと思いました。

おかげさまで、また一つ世界が広がった気がしています。ありがとう♪
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うれしい~! (こむぎ)
2006-04-26 20:57:05
紅蓮さんの山行きを 拝見していて

きっと こういうテレマークに

感性が合うと思ってました(笑)

これからまた 新しい世界が開けますね(まだ開くの?って気持ちもあるけど・・(笑)

私も テレマークの楽しみ方

長い間 ウロウロして

やっと見つけた感じです

(もう紅蓮さんの様に 過激には突っ込んで行けないよ~)

来シーズンが楽しみ~

早く 雪 降らないかなぁ





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こむぎさんへ (紅蓮)
2006-04-26 21:05:38
ほんと、感性があったよねえ。参加者はみな、そういうのが好きは人が、ばらばらと1人ずつ参加していて、大勢で昼ご飯を囲む人あれば、たった1人でブナの森の中で食べている人、山を見ながら食べている人。それぞれで、自分の楽しい時間を過ごしているという感じ。

こういうのが好きだなあと思って、帰ってきました。

あとは、来シーズンです♪
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それぞれに (さと)
2006-04-26 21:49:43
紅蓮さん

楽しみ方ってあるのですよね。



素晴らしい写真の数々にうっとり・・・

私のような初心者でも滑って降りてこれるのかしら?テレマークターンもおぼつかないのだけれど。まぁ頑張ってテレマークじゃなくてもいいのであれば何とかなるかしら?ね?



自然の中で楽しめることが嬉しいな。

今年は残念でしたが、来シーズンに向けて

皆さんにいただいたDVDでイメトレに励みます。紅蓮さん、来シーズンもよろしくお願いしますね。

昔、野沢に行ったことを写真をみて思い出していました。一人で参加する紅蓮さんに見習って私も来年、楽しみたいと思っています。

自然はいいなぁ。



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↑→ (トントン)
2006-04-26 23:37:10
スキーは、若葉マークのまま、ン十年!

スキー話題は、初めてのスキーで借りたストックが竹製だったという笑い話くらいというものだから、なかなか話しに入れなかったのだけれど。

ブルーの道路標識、あんなに間近に見ることができるなんて・・・びっくりだったでしょ!

私も、びっくり!枝を出してる、木々たちも、実はとんでもない大木なんでしょうね。
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さとさんへ (紅蓮)
2006-04-27 06:39:14
さとさん(?)。ひらがなに変えたのね?

さとさん、来年はぜひこういうツアーにもご一緒しましょう。おもしろいよ~。

斜面は、難しかったら、横滑りでもいいので、おりられない所というのはないです。

今回1月にテレマークというより、スキーを初めてはいたという女性がきていたけど、とりあえず、スピードコントロールさえできれば、いいみたいです。

ボーゲンの人もいたし、アルペンの人もいたし。



どちらかというと、バックカントリーでも、大きな斜面(立山のような)をだだっと登って、滑り降りるのが快感、という人は、そういうスピード感はないので、物足りないかも。やはり、バックカントリーは安全第一ですね。あと、1日かけて進んでいくので、スキー技術より、体力の方が大事。疲れて途中で抜けた人がいました。
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トントンへ (紅蓮)
2006-04-27 06:42:03
そうそう。大木。

橋谷さんが、二階の屋根くらい雪が積もっているので、このあたりの樹木は、上に出ているだけじゃなくて、相当背が高いといっていました。

「みなさんは、ちょうど鳥が空を飛んでいる目線で、今景色を見ているところです。」

というような説明を、スキーで滑りながら聞くのがたのしかった。
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懐かしいな (シフォンパパ)
2007-02-26 09:09:14
初めまして。自分の故郷を検索していたら偶然こちらのサイトが目に止まりました。懐かしさのあまりコメントさせて頂きます。子供の頃、休みの度に滑りに行っていた七ヶ巻スキー場なんですね。今でも訪れる方が居ると思うと嬉しくなってしまいました。今年は暖冬で下ってくる人も居ないのかな・・・故郷を離れて20年。懐かしさを感じる記事でした。^^
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シフォンパパさんへ (紅蓮)
2007-02-26 18:02:00
初めまして♪ ようこそ。
七ヶ巻の近くが故郷なんですね。
今年はこのツアーに参加できませんが、長いけれど、とてもいいコースで、できればまた行きたい所です。
登ったりおりたりを繰り返して、夕方ようやく七ヶ巻村が見えてきたときは、ほんとうにホッとしました。
暖冬だけれど、あのあたりは、まだまだ雪はいっぱいあるのじゃないでしょうか。去年ももうあちこち、雪がなくなった頃いって、十分に楽しませてもらいました。
また遊びに来て下さいね。
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