◇ 実体経済の惨状と直面へ = 株式市場は原油価格の大暴落に度肝を抜かれた。なにしろ20日のニューヨーク市場で、WTI(テキサス産軽質油)の先物相場がマイナス38ドルという異常値を付けたからである。ただ価格がすぐにプラス領域に戻り、またアメリカの一部の州でコロナ規制の緩和が実施されたことから、株価の暴落は免れた。ダウ平均は先週467ドルの値下がりにとどまっている。
この流れを受けて、日経平均も先週は635円の値下がりとなった。政府の公式見解である月例経済報告も、遅ればせながら「景気は悪化」と断定、実体経済の悪化が再認識された。また日本国内では、コロナ・ウイルス感染者の増加が止まらない。都市封鎖なしでコロナを封じ込めるのか、海外では疑問の見方も広がっている。
今週から、市場は実体経済の惨状に直面することになる。アメリカとEUが1-3月期のGDP速報を発表。またアメリカでも日本でも、主要企業の3月期決算が最盛期を迎える。これらの数字は、予想以上に厳しいものになうだろう。市場はすでにかなりの部分を織り込んでいるとはいえ、どのように反応するだろうか。
今週は28日に、3月の労働力調査。30日に、3月の商業動態統計、鉱工業生産、住宅着工戸数、4月の消費動向調査。1日に、4月の新車販売。アメリカでは28日に、4月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。29日に、1-3月期のGDP速報と3月の中古住宅販売。1日に、4月のISM製造業景況指数。またEUが30日に、1-3月期のGDP速報。中国が30日に、4月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪27日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
この流れを受けて、日経平均も先週は635円の値下がりとなった。政府の公式見解である月例経済報告も、遅ればせながら「景気は悪化」と断定、実体経済の悪化が再認識された。また日本国内では、コロナ・ウイルス感染者の増加が止まらない。都市封鎖なしでコロナを封じ込めるのか、海外では疑問の見方も広がっている。
今週から、市場は実体経済の惨状に直面することになる。アメリカとEUが1-3月期のGDP速報を発表。またアメリカでも日本でも、主要企業の3月期決算が最盛期を迎える。これらの数字は、予想以上に厳しいものになうだろう。市場はすでにかなりの部分を織り込んでいるとはいえ、どのように反応するだろうか。
今週は28日に、3月の労働力調査。30日に、3月の商業動態統計、鉱工業生産、住宅着工戸数、4月の消費動向調査。1日に、4月の新車販売。アメリカでは28日に、4月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。29日に、1-3月期のGDP速報と3月の中古住宅販売。1日に、4月のISM製造業景況指数。またEUが30日に、1-3月期のGDP速報。中国が30日に、4月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪27日の日経平均は? 予想 = 上げ≫