魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

割れなくて良かった!

2006年12月02日 | ワイン ~2019年
私の場合、ワインと言えば「赤」。
時代が進み、今日から私、「ラリラリ・ピノ」が
「デジタル・ラリラリ・ピノ」になってもやはり・・・、

赤ですぞー!
って人間なわけです。

世の中でシャンパンだ!、クリュッグだ!サロンだ!クリスタルだ!
RMがどうたらこうたら・・・、と言われたところで、ひとこと、

しょせん白じゃん、で返してしまうのが独断と偏見の悲しい性。オイオイ

しかーーーし、白は万人受けのする貴重な商品でしょ!
ちゃーんと売らないといけないでしょう!・・・・・と仕事人としての
声がどこからか聞こえてきます。


いやいや、まいったなー。弁明をしましょうね。

確かに赤さえなかったら、白も好きなんですけど・・・でもねっ、
豪華鍋焼きうどんを目の前にして、きつねうどんを食べるか?
ってことなんですよ。
松阪牛のステーキを目の前にして焼き鳥食うか?って話ともいう。

そりゃ、きつねうどんも焼き鳥も美学はあるでしょうし、美味しい食べ物です。
でも普通、鍋焼きうどんや松阪牛ステーキに走ったとしても・・・、
神は怒りはしない・・・ってもんでしょ。
私が神なら慈悲の心で許すでしょう。これがワインバカです。

湖で「汝の落としたワインは赤か白か?」
って女神に聞かれたら、迷わず「赤です!」って胸を張って答えますよ!


で、そんな私も時々は白も飲むわけです。

今日は大切な白の試飲の日。
とある白を時間がないので冷凍室に入れた。
20~30分もしたらちょうど飲み頃温度になるだろうと
思っていた・・・・・!!!

はい、忘れてました! 出すの。
慌てて見に行きましたよー。お約束通り、ガチガチに凍っています。
コルクが少し浮いて、何とか割れずにすんでいます。
ボトルを眺めると、正直 怖かー!状態に見えます。
こんなアイスワイン作りもアリー???


はいはい、仕方ないので、明日か明後日にでも解凍できてから飲みますねー。
多分美味しい白???
心配しなくてもきっと“美味い”って。

でもその前に「赤」を飲みましょ!

ってうちが白ワインをぞんざいに扱っているわけではありませんので、
ご理解下さいねー。

コメント
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