いよいよクリスマスの足音が近づいて来ました。
街を歩けばショーウィンドーはクリスマスの飾り付けで賑わっていますね。
今日はボジョレー・ヌーヴォーの最後の1本を飲みました。
今年は愛想が良かったので、個人的には結構満足しています。
で、思い出したんですが、ほんの時々ですが、お客様から、「ボジョレー・ヌーヴォー
の白はなかとね?」って聞かれるんです。
で、今日はなぜ白がないのかをお話ししましょうか。
昔、むか~し・・・、ボジョレー・ヌーヴォーにも赤も白もあった頃の話じゃ。
サンタクロースは実は大酒飲み、しかも大のワイン好き、しかもボジョレー・
ヌーヴォーが大好きで、もうボジョレーを飲み始めると仕事もしなくなり、
酒場のねえちゃんとデレデレと飲んでしまっていたそうなんじゃ。
いわゆるワインバカで、まあ、この私と似たような者だったんだそうじゃ。
(微妙な説得力?)
人々はサンタが仕事をしないとプレゼントが届かないので、世界中の子供達が
可愛そうだと、心を痛めていた。
そんな人々の心配を知ってか知らずか、サンタはあるキャバクラで出会ったマーコちゃん
にすっかり一目惚れ!クリスマス前だというのに、仕事も放っぽり出して、通い詰めて
いたらしい。ワインに溺れ、ねえちゃんに溺れ、もうこれでサンタの伝説はこの世から
消えてしまうのか???
「いかん!このままでは世界中の子供達にプレゼントを配ることが出来ない!
何か良い解決策はないものだろうか?」と街中の人々は模索しておったんじゃ。
ある日、酔っぱらってしまったサンタはご自慢の白ヒゲが、グラスに入ってしまい、
ボジョレーの赤ワインに染まってしまった。そうとも知らず、キャバクラでは
酔った勢いで「赤鼻のトナカイ」を歌っていたサンタのことを、マーコちゃんは
「赤ヒゲが赤鼻歌ってるー!キャー!」と大笑い。
化粧室へ駆け込み、鏡を見て真実を知り、落ち込んだサンタは、その日すごすごと家へ
帰ったそうなんじゃ。
しかし、サンタも酔っぱらいの強者で、「赤ワインを飲んでいて笑われるのなら、
明日からは白ワインばかりを飲めばいいではないか!」と開き直ったのです。
確かに白ワインなら御自慢のヒゲが染まることはないでしょう。
それを知った街の人々は「おぉ、これを逆手にとってやろう!酔っぱらってヒゲを
赤く染め、大好きなマーコちゃんに笑われれば、サンタも恥ずかしくなって、
酔いも醒め、仕事をするだろう。よし、こうなったらボジョレー・ヌーヴォーの
白ブドウを引っこ抜き、全部赤にしてしまえ!!!」
こうして、ボジョレー地区のヌーヴォーは全てが赤になったのです。
ただし、さりとて切ないかと、美味しい白の出来るマーコの住んでいたマコン地区だけ
は白ブドウを残したとさ・・・・・・。
という訳でボジョレー・ヌーヴォーの表示でリリースできるのは赤のみで、白だと
マコンのヌーヴォーになっちゃうんだってさ。 ホンキニシナイヨウニ
街を歩けばショーウィンドーはクリスマスの飾り付けで賑わっていますね。
今日はボジョレー・ヌーヴォーの最後の1本を飲みました。
今年は愛想が良かったので、個人的には結構満足しています。
で、思い出したんですが、ほんの時々ですが、お客様から、「ボジョレー・ヌーヴォー
の白はなかとね?」って聞かれるんです。
で、今日はなぜ白がないのかをお話ししましょうか。
昔、むか~し・・・、ボジョレー・ヌーヴォーにも赤も白もあった頃の話じゃ。
サンタクロースは実は大酒飲み、しかも大のワイン好き、しかもボジョレー・
ヌーヴォーが大好きで、もうボジョレーを飲み始めると仕事もしなくなり、
酒場のねえちゃんとデレデレと飲んでしまっていたそうなんじゃ。
いわゆるワインバカで、まあ、この私と似たような者だったんだそうじゃ。
(微妙な説得力?)
人々はサンタが仕事をしないとプレゼントが届かないので、世界中の子供達が
可愛そうだと、心を痛めていた。
そんな人々の心配を知ってか知らずか、サンタはあるキャバクラで出会ったマーコちゃん
にすっかり一目惚れ!クリスマス前だというのに、仕事も放っぽり出して、通い詰めて
いたらしい。ワインに溺れ、ねえちゃんに溺れ、もうこれでサンタの伝説はこの世から
消えてしまうのか???
「いかん!このままでは世界中の子供達にプレゼントを配ることが出来ない!
何か良い解決策はないものだろうか?」と街中の人々は模索しておったんじゃ。
ある日、酔っぱらってしまったサンタはご自慢の白ヒゲが、グラスに入ってしまい、
ボジョレーの赤ワインに染まってしまった。そうとも知らず、キャバクラでは
酔った勢いで「赤鼻のトナカイ」を歌っていたサンタのことを、マーコちゃんは
「赤ヒゲが赤鼻歌ってるー!キャー!」と大笑い。
化粧室へ駆け込み、鏡を見て真実を知り、落ち込んだサンタは、その日すごすごと家へ
帰ったそうなんじゃ。
しかし、サンタも酔っぱらいの強者で、「赤ワインを飲んでいて笑われるのなら、
明日からは白ワインばかりを飲めばいいではないか!」と開き直ったのです。
確かに白ワインなら御自慢のヒゲが染まることはないでしょう。
それを知った街の人々は「おぉ、これを逆手にとってやろう!酔っぱらってヒゲを
赤く染め、大好きなマーコちゃんに笑われれば、サンタも恥ずかしくなって、
酔いも醒め、仕事をするだろう。よし、こうなったらボジョレー・ヌーヴォーの
白ブドウを引っこ抜き、全部赤にしてしまえ!!!」
こうして、ボジョレー地区のヌーヴォーは全てが赤になったのです。
ただし、さりとて切ないかと、美味しい白の出来るマーコの住んでいたマコン地区だけ
は白ブドウを残したとさ・・・・・・。
という訳でボジョレー・ヌーヴォーの表示でリリースできるのは赤のみで、白だと
マコンのヌーヴォーになっちゃうんだってさ。 ホンキニシナイヨウニ