魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

確認のための再試飲

2006年12月19日 | ワイン ~2019年
入荷後、再確認のためか、もしくは本当は飲みたかったためなのか?
ということで開けてみました。

2000 クーザン・ド・マルティーニュ(仏、ロワール、3千円台)

うーん、前にご紹介した時よりは華やかさが少ない気もします。
しかし、中心に蜜の風味の芯を持っています。
ほぐれてくると、だんだん華やかになってきます。
むしろ2日目、どうかしたら3日目の方が良いかも知れません。
それだけポテンシャルはしっかりしています。

これだけ美味しいカベルネ・フラン(以下C F)も珍しいでしょう。
一般的にC Fは青っぽいイメージがありますが、このワインは
紫、黒、そして赤のイメージが強いのです。

同じロワールで、日本人女性が造るボワ・ルカの名作C Fもやや黒、そして赤、
というイメージです。

お客様へは「花園のようだ!」と書きましたが、それは本当に開いてからですね。
試飲会では見事に開いていたからです。
デカンタした方が現段階ではいけるでしょう。
1日目は開けて、わざと肩口くらいまででやめておき、2日目or3日目に
楽しむといった裏技もアリかも知れません。

でも何だかんだで良いワインです。ぜひ開いた状態を味わっていただきたいと
思います。2、3年後もきっと素晴らしいと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする