魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

若く素敵な造り手と

2006年12月13日 | ワイン ~2019年
写真の通りのワイン、造り手のドメーヌ・シュヴロ御夫妻と一緒に
シュヴロのワインを飲む機会に恵まれました。

私はワインバカなので、ついつい、いろんな事を質問してしまいます。
きっと同じ事を何十回も何百回も質問されていらっしゃるだろうけど、
ちゃんと嫌な顔をせずに真面目にお答え下さった姿勢は素晴らしかったです。

ピュアでテロワールをよく現したワイン造りを目指していらっしゃるようだ。

ドメーヌ・シュヴロは良い造り手であり、2005年はやはり素晴らしい年だと
実感いたしました。


「サントネー」と「サントネー1er」はさすがにワインの格は違うのだけど、
今現在楽しめるのは、下のクラスの村名、「サントネー」。
明るく開いて快楽的です。

1er(1級畑)の方は厚みがあり、獣臭もして、本格的な構造を感じますが、
まだまだ慎ましやかさもあり、もう少し待って上げると本格的な広がりを
見せることでしょう。

赤も白も言えるのですが、05年はボディラインが良いですねぇ。
姿形が過去屈指に良い年なんだと思います。

有名ドメーヌが入手困難なほど高くなってしまい、ちょっと影に隠れていた
と言っては変でしょうが、知名度は少なくとも、実力のある造り手こそが
日の目を見るようなご時世になってきたんだなぁ、と感じています。

そういった意味でも、「シュヴロ」や「シモン・ビーズ」などのドメーヌは
日本人の奥様がいらっしゃり、さらにブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌの
ちょっとマイナーな村でも活躍されているということで、これから脚光を
浴び、応援していきたい造り手でしょう。

一緒に飲む事が出来て、その情熱や理想を、ほんの一部かも知れませんが
共有でき、幸せを分かち合える瞬間なのでした。



コメント (2)
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