魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

今年の試飲会のスタート

2010年01月21日 | ワイン ~2019年
D社の試飲会で博多まで行ってまいりました。


この輸入元は「自然派」(ビオ)が多くて、当店の方針といいますか、
スタイルとは一線を画すラインナップですが、それはそれ、美味しい
ワインも発見出来ましたよっ。


ちなみに上の写真は試飲会の始まったばかりの状態です。
この後人が多くなって大変でした。



この日一番感心したワインです。






実はマルク・テンペさんがいらっしゃって、セミナーもありました。
ビオのスペシャリストとして彼の信条や造り方を語っていただけま
したが、私にはいまいちビオディナミ農法は胡散臭い。


ただし、彼の造るワインは美味しくて、このワインも厚み、熟成感、
パワーがあってなかなかのポテンシャルでした。ただ高いので、
仮に仕入れてもたくさんは売りづらいでしょうね。

ひとつだけ。彼の造るピノ(赤)はとても優しく、しなやかで
その中にしっかりとエキス分や美しさも感じることが出来るでしょう。




もうひとつ印象に残る白ワインがあって、それはこちらです。





うっ、旨~~い! まるで赤を思わせるほど厚みとタンニンさえ感じます。
重厚でびっしりと美味さの厚みで覆われます。

これなら価格も何とかお奨めし安い価格の範囲に近付いてきます。


こちらは仕込んでおきましょう。


他にも泡もので面白いのがありましたので、仕込んでおきます。
お楽しみに。


しかしこの自然派中心になると、コストパフォーマンスはやや落ち気味
になる・・・・・といいますか、当店の指向性とはベクトルが
やや違ってきますので(それでも美味いものは美味い)、そのあたりは
ご理解、ご了承をお願いすることとなるでしょう。

しかし、面白いのでぜひお試しください。

コメント
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