魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

いつもの-Ch.デガス

2018年06月03日 | ワイン ~2020年
禁断症状でこれね。




マドゥバニのチキンコルマ2。

いつもながらのキレでした。




さて、夜はこれ。





2014 Ch.デガス
  (仏、ボルドー、メルロ種100%、千円台)

ブラックベリー、プラム、カシスなどのベリー系にエンピツの芯やシダー、
奥の方に焼き菓子や肉などの旨味が伝わり、いかにもボルドーの香り。


味わいはまろやかでしなやか。優しくジューシーで旨味のしっかり乗った、これぞボルドー
らしい旨味を持っています。しみじみとします。だんだんと美味しくなってくるあたりが
ボルドーLOVE心を満たしてくれます。いや、しみじみと良いですね~。

実は私はワインの世界にボルドーから入ったのですが、その初期に感じたその世界の良さを
あらためて感じさせてくれるワインです。ボルドーのメルロ主体の入門編として打ってつけの
ワインだと思います。うんうん、こんなワイン世界中にあるかもしれませんし、ブラインドだと
分からないかもしれません。でもこれ飲みながら、これがブラインドで出たら、絶対に
「ボルドー!」と言おうと心に決めました。そんな気持ちのするワインです。


裏ラベルに安定剤(アカシア)とか書いてあります。安定剤が入ると美味しいという噂も
あります。特に体に悪いとは思えませんが、気にされる方もいらっしゃるかもしれません。

その上で「そいがどうした?!こんだけ美味しければ文句なかろもん!」でも良いと思われる方は
お試しいただけると、ボルドーの良さの出たお手軽ワインをお楽しみただけると思います。
ただし、卸には発注しているのですが、まだ入荷しておりません。そのうち少量入ります。


コメント (2)
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