魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

安ワインをいかに美味しく飲むか?!

2018年06月19日 | ワイン ~2019年
今夜はこれ。




2016 オスコ ロンボ ロッソ
   (伊、IGT、赤、千円未満)


香りはチェリー、フランボワーズなどの明るさ、そしてダシや革、少し肥料。


味わいは柔らかで軽い。誰でもが親しみやすいウェイト感。サクサク飲めます。
コクは足りないし、余韻は短い。明るくチャーミング的ではあります。
後口に微かな苦味。600円台としてはまあまあでしょう。
でもリピートは難しい。それを言うと600円程度でまた飲みたいというワインは
ほぼ皆無。




さて、そんな安ワインをいかに美味しく飲むか?

これは課題となります。

2/3ほど残ったこのワイン、翌日チェアリング(椅子を持っていってどこでも座って
まったりとお酒を飲むという技ね)として水辺の森公園にて楽しみました。


こんな夕暮れがかった時に数名が集まりました。






そして暮れゆく時間を楽しみます。




幸い、水辺の森公園は電柱も看板もありません。
水辺に佇み、時間と戯れるように過ごしました。

船の汽笛もボーーー!と響きます。気持ち良いです。

安ワインもなかなかの味わいになるから不思議。


でも所詮は壁があって、もっと美味しく飲みたければ良い酒を飲むに限ります。
やっぱりピノ・ノワールが好きなので、次回のチャンスには風が穏やかなら、
ブルピノかカリピノを持っていってみたいところ・・・かな。



しかして今夜はW杯初戦のコロンビア戦。
日本が勝つと、もちろん安ワインでも素晴らしい味わいになります。


コメント
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