魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎アートパーティー

2015年03月16日 | Weblog
珍しいアートな日でございました。

「長崎インターネットラジオ」(クリック)に登場する方々の作品が一堂に会した
展覧会です。



「長崎アートパーティー」と題し、土日の2日間限定で行われました。
場所はKTNギャラリー。

普段は「げ・い・ぢ・つ」なーんて無縁のワインバカですが、この日だけは
気合を入れて違う自分に。




たくさんの作品が並んでしました。
作家さんから直接お話を聞いたりしながら楽しい時間。

小さな写真を並べます。クリックすると大きくなりますよ。

  

  

  

  

  

  

  

こんな感じでした。もっと詳しくは上記の青文字の「長崎インターネットラジオ」をご覧ください。


正直私なんかによく分からないだろうと思っておりましたが、実は想像以上にワクワク
楽しんでしまいました。心を触発される何かがあったのでしょうね。

いろんな造形美、空間の美などなど。面白いのはナイフの妖しい輝きになぜか
はっとさせられたりしました。


さて、その後は銅座町「ティア」にてオフ会です。
ここからはミュージシャンの出番となります。







岡野雄一さん、樋口芳美さん、松尾薫さんね。
みなさん素晴らしいです。さすがです。

そして写真はありませんが(自分じゃ撮れんし)、こっそり私もピアノで1曲。

いろんな交流もあって楽しいひと時でした。多様性って面白いですね。


ワインも1本私のデイリーを持って行って飲んでいただきましたよ。

アートな夜の最後は美味しいお酒でね。


で、1軒バーに寄って帰ってきたのですが、帰ってからもさらにデイリーワインが開いて
いたので・・・完全に飲み過ぎてしまいました。時々覚醒してしまうのか、止まらなくて
底なしのように飲むことがあります。1年に1回くらいね。

こんな夜は酔っぱらうのもアートだったのさー?!


追記
後日の長崎新聞にてこんな記事がありましたよ。




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梅ヶ枝餅に反抗する

2015年03月15日 | 理由なき反抗
久しぶりに反抗ネタいきます。


梅ヶ枝餅を頂いた。

甘いのは得意ではないけど1個くらいならなんとか大丈夫と、ちょうど3時のおやつ
時に食べていた。


半分ほど食べたところで、甘さの飽和状態になってきて、ふと思った。

「辛い梅ヶ枝餅ってあるのだろうか?」

何気なくあんこはトウガラシ系の辛さと合うんじゃなかろうか?と。


そこで・・・



私の常備している「デスソース」(タバスコの約20倍辛い)を出してみた。


1滴、2滴と梅ヶ枝餅に垂らして食べてみる。


・・・・・・・・・・

んっ! 辛い! 辛いけど甘い!

まさにロンパリ状態だ。しかも悪くない。案外邪魔しないで成り立っている味わいだ。


これはアリだな。辛い梅ヶ枝餅ってのも悪くはないよ。


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奇跡の商店街とすごい繁盛店

2015年03月14日 | 美味しいもの
TV番組の「ドォーモ」で名前が挙がったお店へリサーチを。

新大工商店街にある「喜助うどん」へと行って来ました。

メニューはこちら。




広い店内を埋め尽くすほどお客さんが多くて、とても驚きます。
かつてカレーを食べたことがあります。

今回のオーダーはもちろんすごく美味しいと噂の「カツ丼」800円で。


+100円でミニうどんをつけてみました。






カツは国産豚らしく肉厚でジューシーでした。
美味しかったけどボリュームがあって苦しくなるほどです。


さらにうどん麺はストロー程度の細目でつるんとしており優しい感触。
ダシがすごく美味しくて、カツ丼の合間にダシを吸っていくと最高です。

あまりのボリュームにうどんの麺だけ残しました。ダシは完飲ね。
ちょっと高いけどこのダシの美味しさでお客さんが来るのでしょう。


そしてこの新大工町こそ、奇跡のような商店街です。
マクドナルドがあったのですが撤退したのです。気持ちいい。

そして今は閉店中ですが玉屋デパート(これはデパートとは言えない)を中核に
地元の個人商店がたくさん残っていて、しかも結構元気に回っています。

地元の人たちが地元のお店に愛着を持ってくれていて、外資本の郊外店やチェーン店
があまりないのが要因でしょう。

稀有のバランスで奇跡のように残っている商店街です。
この近くに住むと一番長崎らしく、下町、庶民の町を味わえることでしょうね。

外資本が新自由主義の鉄の爪でこの町を壊さないでほしいと切に思います。

コメント (2)
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甘いけど甘くしない

2015年03月13日 | ワイン ~2020年
今夜はこれ。




2012 ドン・ダヴィ トロンテス レイト・ハーヴェスト
  (アルゼンチン、トロンテス種、白、甘口、500ml、千円台前半)

得意ではないのですが極甘口に挑戦です。

「レイト・ハーヴェスト」とは遅摘みのことです。糖度が上がるように造ります。


香りはレモンやシトラス、レモンの焼き菓子、水あめなど。

味わいは極甘口ですが、さわやかさがあります。トロンテス種から来るのでしょうか。
べったりとしてるようで、していない。蜜の広がりのあと、グレープフルーツのような
微かな苦みや酸味もあって、どことなく引き締めているようです。

こんなワインの良いところは、とても日持ちがするところ。
何日でもOKです。バキュバンとかお持ちなら数週間保ってくれるかもしれません。
他のワインと並行して飲むことも出来ます。

甘いのが苦手な私でも、毎日ちょっとづつ飲めば、苦もなく、楽しく飲むことが出来ます。
もちろん甘いものと一緒でも活躍してくれることでしょう。





そういえば、輸入元の営業の方の来店がありました。



試飲会で人気が高かったアイテムですが、当店の方向性とは違います。
甘口ワインを飲んでいますが、採用の評価は甘くはしません。

ひとつだけ、右から2番目の「2010 マルサネ シャルム・オー・プレトレ V.V
(ピエール・ネジョン)」は案外安くて、多分3千円程度?です。ブルゴーニュが高騰する
昨今に置いては結構良い感じでした。マルサネというのは村の名前です。
これはそのうち入るかもしれません。



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夢とロマンばかりではない

2015年03月12日 | ワイン ~2020年
この記事笑いました。

150年前の難破船から引き揚げたワインのお味は?(クリック)です。

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150年前の難破船から引き揚げたワインのお味は?
2015/03/10
22:56

 1864年の南北戦争時代にバミューダ沖で沈んだ難破船から引き揚げられたワインが、
6日、米サウス・カロライナ州のチャールストンで開かれたフード・フェスティヴァル
で抜栓され、マスター・ソムリエらが試飲した。
 現地報道によると、150年を経たワインは濁った灰色を帯びていて、頭が痛くなるような
香りに、海水とガソリンの香りが混じっていた。
テイスターには、マスター・ソムリエの
コルギン社長のポール・ロバーツ氏やラリー・ストーン氏が参加した。今年は1861年に
始まり65年に終わった南北戦争の150周年で、イベントが行われた。
 海洋考古学者が2011年に海に潜って、船の中にあったボトルを見つけた。
 難破船のワインは、2010年にバルト海で見つかったシャンパーニュや、グリュオ・
ラローズの19世紀のボトルの例がある。
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そういえば最後の方の2010年のシャンパーニュのことを思い出しました。

結局、難破船ワインはいつも当たるわけでもなく、夢とロマンもいつもというわけでも
はないのです。

でもまだ世界の海の中のどこかには素晴らしいワインが眠っているかもしれません。



昨日は東日本大震災からちょうど4年でした。

大災害が起こった時、多くの方がそうであるように、私も無力感に苛まれました。
人間、たいして偉そうなことは結局出来ないですよね。

せめて永遠の時間の中の、僅かなひと時の日々の笑顔や幸せを大切にしていかなきゃ
なあ、そしてお客さんの笑顔を作るきっかけくらいはお手伝いしていきたいなあ・・・
ささやかにそれくらいは思いました。そんなわけでもう少しがんばっていきます。



さて、今夜はこれ。



2013 ヴィニウス ピノ・ノワール
  (仏、ピノ種、赤、千円台前半)

南仏の帝王ジャン・クロード・マスの造るワインです。

香りは明るいイチゴや軽いチェリー、どこかに苔や日陰の植物、ローズなど。
あまり複雑ではなく、軽やかです。

味わいもかなり軽くて、まったく疲れません。
それなりに旨味はありますが、ちょっと物足りないかなあ。ちょっとだけ樽の風味も
ありますが、それでも軽くて、いや、逆にその軽さを楽しむワインだと思います。

「安ピノに当たりなし」と言われますが(私が作ったフレーズ)、これはもちろん当たり
ではなく、でも逆にハズレでもない、微妙な空気かもね。

海に眠らなくても、地上にあるワインの中で、宝探しは続くのです。


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TVが危うい!

2015年03月11日 | Weblog
つい先日、新しいワインリストを配信させていただきました。

もしも、このブログをお読みで、「買わないだろうけれど、とりあえずそのリストと
やらに目を通してやってもいいよ」という方もいらっしゃるかと思いますので、お気軽
にご連絡ください。(このブログの中の「当店への入り口です」をクリックしていた
だきますと連絡先が書いてあります)E-MailかFaxで配信しております。

「都道府県やこんなワインが好きさ」みたいなご紹介がございましたら、さらに嬉しいです。

よろしくお願いいたします。



さて、我が家のテレビが危うい状況になってまいりました。


ブラウン管の旧式のテレビをずっと使っています。

なーんにも悪いことはしていません。ただ、見ていただけです。


でも画面はこんなんが出ました。




やばいでしょ。

3/16にはまったく映らなくなるんです。アナログに対応しなくなるんです。

TVを買い替えなくてはいけません。



さらに悪いことに、冷蔵庫が故障気味で、こちらも緊急を要す事態となりました。

どーすっと??? 買い替える資金はあるとー???

もうね、目の前がチカチカと点滅しそうです。

ここ数日が山場です。


冷蔵庫は死活問題ゆえ何とかしましょう。

問題はTVです。

最悪、「TVが砂嵐状態になる瞬間を見届ける」というのを楽しみにしてしまう
かもしれません。

まあ、それならそれでもいいかと思います。

最近はスポーツ中継(サッカー)くらいしか見ていないです。

映画はCMが入ったり、カットされていたりで、TVで見るよりはDVD借りてでも
見た方が楽しめます。

結構インターネットで事足りたりします。
数十年前、誰がこんな世の中になると思ったことでしょうねぇ。


まあ、それはさておき、現実問題としてサッカーが見られないと困るよねー。
何とかがんばってみます。


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残念会

2015年03月10日 | ワイン ~2020年
V・ファーレン長崎が開幕戦を華麗に勝利したらカレーを食べに行く予定でしたが、
負けたのでこのお店に来ました。

東古川町の「コロッケ」です。





メニューを見て「あれ?、これ頼んだことあったかな?」と不思議な気持ちで
オーダーしたのはチーズ入りメンチカツの入ったメニュー。

食べてみるととっても美味しい。今まで損していたかもね。

やはり時々衝動的に「コロッケ」には足が向かう。
長崎っ子を虜にする青春の原風景的な何かがあるんだろうなあ。


なでしこJAPANもフランスに敗れ、何となくサッカーの風が冷たく感じます。

もうね、贅沢は言いません。V・ファーレンは次に行ける3/29のヴェルディ戦には絶対勝ってー!




そして、今夜はこれ。



2014 コノスル リースリング
  (チリ、リースリング種、白、千円未満)

香りは白や黄色の花、石灰や岩、リースリング種特有のいわゆる石油香はそんなに
強くはないです。青い柑橘やレモン、キンカンなどのフルーツ。

味わいはきれいで小ざっぱりとまとまりがあり、酸味は強め。結構ドライでさわやか
に飲めます。同価格ですと「ヴィオニエ」や「ゲビュルツトラミネール」に軍配は
上がりますが、このリースリングが悪いわけでもまったくありません。

面白いことに、冷やさない方が美味しいです。寒い時期というせいもあるのでしょうが、
部屋にポツンと置いておくだけで、帰宅してから暖房をつけてもそのままの温度で
十分です。白ワインも冷蔵庫に入れなくてもいい季節だったりしますね。

サッカーで心が冷え冷えな分、ワインは冷やさないで飲みましょうか。


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気合入れて開幕戦!

2015年03月09日 | サッカー
さあ、J2の開幕です。


ジェフ千葉を迎えた開幕戦、行って来ました。




試合前に当然のごとく「ガチなラーメン」で気合を入れて臨みます。





雲仙市千々石町にある「げんこつ家」です。

11:30開店なのですが、間もなくすぐにほぼ満員状態。
次々にお客さんがやってきます。すごく嬉しいです。

長期の休みも多かったこのお店ですが、順調に続いてもらえれば、ずっと食べに行ける
ので楽しみです。というか、これだけ純粋な豚骨スープが美味しかったらお客さんは
来るでしょう。まさか!と思った方とも偶然会ったり、楽しいです。


さあ、お腹が満足したところで諫早のスタジアムへ向かいます。


ホームゴール裏には花輪まで。


気合の入ったサポーターは13時キックオフですが、9時台に到着していたようです。
試合まで何ばすっとやろう???


それはともかく、まず驚いたのはジェフ千葉の巨大な応援フラッグ!!!



「愛犬家」(ホントはオオカミでしょ)と呼ばれる彼らのシンボルです。

テクニックあるスネアドラムもカッコイイ。さすが先輩。


そして記念すべき初先発メンバー。




でも今まで千葉相手に無敗だった長崎も、今回は・・・・・


0-1での敗戦。

ホームゲームでしかも開幕戦。無得点とかあり得ない!

昨日今年の戦力は半信半疑どころか2信8疑と書きましたが、今日の試合で1.5信8.5疑
くらいになりました。

選手は一生懸命頑張っていました。確かにそうでした。
FWのイ・ヨンジェ選手とかメチャクチャ体を張って奮闘していました。

でも残念ながら結果には結びつきませんでした。






結局ヴィヴィくんに癒されるという、どーしよーもない結果。

そいでよかとや?!

今年のチームも昨年の半ば~後半と同じやろか???

次はアウェーなので負けてもよかけん次のホーム戦は勝てよー!
絶対勝てよー!!!


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いよいよ開幕

2015年03月08日 | サッカー
いよいよ今年のJリーグが開幕です。

昨日は「J1」、そして本日は我らがV・ファーレン長崎がジェフ千葉をホームに迎えて
開幕戦です。

おおおぉぉぉ・・・武者震いがっ!


でもね、今年のV・ファーレン長崎は正直「半信半疑」どころではなく「2信8疑」くらいです。

何とかそんな不安を払拭していただきたい!と力強く思います。
バックスタンドで応援予定です。


そういえばなでしこ(女子代表)もデンマークに負けてしまい、ポルトガルには
勝ちましたが、何となく一抹の不安があります。
それがサッカーなんだよなあ。



そして私がよく通う「チャイ屋マドゥバニ」


昨日行ってまいりましたが、しばらくお休みとなります。

禁断症状が出るのではないかとちょっと心配。


しっかり定食を食べてきました。「必勝カレー」になるといいなあ。




そういえば思案橋近くの「ザ・スパイス」(ネパール人によるインドカレーのお店)は
ネパール人が帰国したため一時休業だそうです。場所柄、〆のラーメンはアリなんだ
けど、〆のカレーって難しいよね。(確かに鉄板だけれどインドカレー店多過ぎ)



もうひとつ、こちらも近所だったらしょっちゅう行きたい千々石町の「げんこつ家」、
3月の休みは16(月)、22(日)、30(月)だそうです。(確認しました)
本日、ホームゲーム開催前に「必勝気合ラーメン」を食べに行きたいところ。

ゲンを担いで、気合を入れて臨みたいと思います。


V・ファーレン長崎が勝ったら夕食は・・・そう、あのお店でお祝いなのさっ。

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ささやかだけど嬉しいこと

2015年03月07日 | 美味しいもの
久しぶりの百貫ランチ。
最近振られてばかりでした。

昨日も完売だったら別のお店へ行こうと思っていたら・・・なぜか滑り込みセーフ!
やったね。


メニューはこちら。





なんたってお刺身だよぉ。




肉厚で旨味十分のこの店のお刺身はすっごく美味しいんだ。

そして秀逸なのはお吸いもの。入っている鯛の身も弾力があってとても良い。
ラッキーでした。

入院していた母も本日退院の予定。経過は良いようだ。

なんとなく嬉しい。


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マイナーでも素晴らしいもの

2015年03月06日 | ワイン ~2020年
世はランタンフェスティバルだというのに、一度も繰り出すこともなかった。

仕事の通り道に1枚だけ写真を撮りました。



今年のランタンはこれで終了です。

このお祭りも最初はマイナーでこじんまりだったけど、今やかなり知名度を
上げましたね。

「人は知名度にばかり集まります」。これは私がいつも思うこと。

画家でもない有名人が絵を描いたとか展覧会だとかあると、結構人は集まります。
もっとマイナーだけど良い画家や美術家はたくさんいるはずですが、そこには人は
なかなか来ません。そんなもんですね。



さて、今夜はマイナーだけど素敵なワンのご紹介。

これです。



2012 ドンダヴィ タナ レゼルヴァ
  (アルゼンチン、タナ種、赤、千円台前半、圧縮コルク)

アルゼンチンのタナ種とか飲んだことありません。レアです。
タナ種自体がちょっとマイナーです。でも素敵なワインを産みます。

香りはブラックベリー、ブラックチェリーなどの黒系ベリー、黒糖、ミネラル、石膏、
煮詰めたジャム、ミント、ブラックチョコなど。

味わいはとても濃く、スマート。タンニンは細かくて、でもしっかりと充実しています。
ボディをスタイリッシュに引き締めてキュッとした感じです。

まるで肩幅の張った、だけど渋くダンディな男が肩で風を切って歩くようです。
凝縮しながら整ったフルーツが印象的で、この価格としては十分でしょう。

香りを嗅ぎ、口に含んだ瞬間、0.3秒で採用を決めました。
そんなワインです。素晴らしい!

マイナーだけど良いものをたくさん見つけることはとても楽しいです。

ワイン自体、私が飲み始めた〇十年前は極めてマイナーでした。
それが今は一般的になってきました。
本当に良いものはいつかちゃんと陽の目を見ると信じたいものです。


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庶民の味方のお店

2015年03月05日 | 美味しいもの
スパイシーなカレーが大好きなので、普通のカレーを敬遠しております。

有名だけど初めてのトライ。
一回は行っとかないとね。

そんなわけでやってきたのはここ、長崎市大井手町の「カルカッタ」(クリック)。

長崎では有名な「夕月のカレー」がここでも食べられます。(暖簾分けなのでしょう)




こちらがメニュー。



オーダーは表に500円で出ていた「ロースカツカレー」を。

1時くらいでしたが、私が入った後、続々とお客さんが来て満席になりました。

「ナンで」とは言いませんでしたが、辛さを尋ねると普通は3~5辛?と言われたので
「10辛で」とお願いしました。




デカいお皿です。かなりの量があります。大盛りにしなくてよかった。ホッ。
ごはんの裏にキャベツとポテトサラダが隠れています。



このお店のHPの写真で見るとよくわかります。


味は・・・子供の頃食べ慣れた夕月のカレー。
赤いルーの色を無視するか、もしくは色が白かったらシチューと言ってもいい感じの味です。

辛さは・・・まあ普通。
ここのカレーはあまり辛いのは似合わないかもしれませんね。

でもカツはカリカリで良かったです。ポテトサラダ大好きなんだよなあ。
何といっても500円で素晴らしいボリュームでした。

お客さんが多いのもわかります。値上げの世の中でもがんばっていらっしゃるんですねえ。
隣の席ではトルコライスが出ていましたが、これもかなりのボリュームでした。


もちろんスパイスにこだわった本格派ではありません。でもこんなスタイルの味を
愛する人も多いし、女性も結構多くて、みんな好きなんだね~。
典型的な庶民の味方のお店でした。

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ぐるぐる回る

2015年03月04日 | ワイン ~2020年
ランタンフェスティバルの賑わいも明日までです。

街中はなんとなく活気はあるものの、どこか落ち着かなく、埃っぽい。

インフルエンザも花粉も黄砂やPM2.5もぐるぐる回っています。


母が入院してちょっと心配事は続きます。



さて、今夜はこれ。
白馬の騎士のラベルが精悍です。




2012 レディーモーレ イルパニア アリアニコ(マストロベラルディーノ)
  (伊、アリアニコ種、赤、2千円台後半)

試飲会では前のヴィンテージが出ていて、すぐに完売。
それはたいそう良かったのですが、新ヴィンテージを試飲です。

香りはカシス、プラム、ブラックチェリーなどの濃いめのベリー系、あとは乳酸、
セルロイド、花の蜜、やや赤土、革など。

味わいは明るく濃く、乳酸っぽくてビオっぽい。意外とアルコールを感じつつ、
まとまりと透明感のあるフルーツに旨味が乗ります。

タンニンはしっかりとあって、イタリアンチックな(ダシや革のような旨味と風味)
美味しさと、まだまだ若くて早い「堅さ」がほぐれないであります。
若い分、そうなのでしょう。これが落ち着くまで1年くらいかかりそう。

でもその頃にはまたヴィンテージが変わって・・・あれ~?!
いたちごっこだよー。ぐるぐる回っています。

もしかしていつもより多めに回ってる今日この頃?!


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白と金

2015年03月03日 | ワイン ~2020年
どう見たって「白と金」に見えるよ。
・・・とまず言っておきましょう。
うちの奥さんは「青と黒」だそうです。ここまで有名になったドレス(クリック)って初めてでしょうね。


さあ、ワインはたくさん仕入れております。
でも高くなりましたねえ。輸入元からの価格や値上げの通知で卒倒しております。

こうなれば世界中のワインマニアは「ワイン消費者組合」でも立ち上げて、みんなで
ストライキでもやりましょうか。

それともいっそ「ワイン国」を立ち上げて、ジハード・ラリラリピノにでもなろうか・・・?!



そんな今夜はこれ。



2012 コッリーネ・ペスカレージ ペコリーノ(テヌータ・アラボナ)
  (伊、アブルッツォ州、ペコリーノ種、白、千円台やや後半)


輸入元のノートには、グリーンのきらめきを持つ、明るいイエローの色合いが印象的。
シトラスやマンゴーの豊かな香りがします。フレッシュで風味豊かな味わいのなか、
しっかりとしたコクがあります。・・・とあります。


実際このワインは冷やし過ぎると真価を発揮しません。

香りはシトラスは分かりますが、マンゴーは温度が上がってこそ。あとキンカン、
香木や菩提樹などが印象的です。

味わいは価格の割にしっかりした厚みと熟したフルーツを感じます。ドライでミネラリー、
結構シリアスでシャキッと切れがあります。辛口好きには良い感じだと思います。
結構いけますのでどうぞお求めください。

もちろんこの白ワインは「金」です。

高騰した白ワインは「金色」の文字が「かねいろ」に見えてきそうです。


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牡蠣は今年も良い

2015年03月02日 | 美味しいもの
先日行ったのは「牟田商店」(クリック)。

どう違うかやはり食べくらべを。


今日のお店は「深山水産」、何年も通っているお店です。

やっぱりホームグラウンド。




焼いているのは牡蠣の他にエビ、ソーセージ、焼き鳥、シイタケ。

いろいろあって楽しいんです。



さあ、焼けました。



小長井産の小ぶりを選びました。(大ぶりのもあります)

今年もとても美味しいと思います。潟が崩され、締め切られていた海も徐々に安定して
きたのでしょうか。

シイタケが予想外に美味しかった。(カサは良いけどシンのところは美味しくない)
チーズをトッピングするのを忘れてしまったので、次回はぜひやりたい。


牟田商店もとても美味しいけどちょっと遠いのです。こちらのお店でも十分楽しめます。
結局どっちも良いよねってことに。
長崎県人は牡蠣に関しては恵まれていると思います。


それにしてもこの日の炎はとても勢いがあったなあ。
それくらい人生も燃えて生きていけたらいいのに。

帰り道に矢上の「一昇軒」に寄ろうとしたら準備中でした。
こちらも別経営、別の味になったのでもう一回ちゃんと食べておきたい。


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