手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

歴史のある手帳には価値がある!

2016-09-13 | 手帳・雑感


「歴史ある手帳には価値がある!」

これは夫の持論です。

わたしも賛同しています。




世の中、いろいろな手帳が出ては消え、

出ては形を変えて行き・・・。

どんな業界もそうですが、日本は入れ替わりが激しい・・・。



そんな中で、

あまり目立たないけれども昔から変わらず続いてきている手帳というのは、

決してあなどれないと、手帳オタクのまんじゅう顔は思います。



つい最近ご紹介した、イギリスのLetts社やスマイソン社の手帳やノートもその最たるもの。


そこまで高級品でなくても、

外国のものでなくても、

すぐ頭に浮かぶのが、

「測量野帳」

コクヨ 測量野帳 スケッチ 白上質紙 40枚 セ-Y3
コクヨ

↑これはオーソドックスな野帳。アマゾンへはこちらから。


1959年新発売で、すでに50年以上の歴史を持つ手帳・ノートです。

詳しくは、上のリンクから入ってコクヨのHPでご覧いただけたらと思いますが、

品質改善のための仕様変更以外は、変わっていないということです。

もともとは、発売の10年前(1949年)に測量法が制定されたのをきっかけに、

ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し開発されたものということです。

ハードカバーで、

フィールドでもどこででも手に持って書きやすい、

ポケットサイズで持ち運びも便利。

方眼を含む3種類のラインで、使い方に合わせて選ぶことができます。


また、最近はいろんなところとのコラボで、

表紙がおしゃれでカラフルな野帳も出てきてますよね。

それは、このブログでも何回か取り上げさせていただきました。



今では多方面の方々が、自分に合わせて自由に

使いこなしておられ、

コクヨのホンネ6「100人、100の野帳」というHPもあります。


夫はある時期、

ページの上端にスタンプで日付を打って、

時系列のメモ帳として使い続けていました。

夫のいわゆる愛用ノートの一つです。



↑夫の書斎・本棚の片隅にある「測量野帳」(左手奥)の一部。でも、そのほとんどは職場の棚にあるようです。
ちなみに右隣は、いわゆる昔からある、いわゆる「ザ・大学ノート」。
手前にずらっと並んでいるのは、モレスキンに超似ているダイソーの通称「ダイスキン」。
これは新しいものですが・・・。



また、一方で

夫は、長年、「能率手帳ゴールド」を使ってきました。


能率 NOLTY 手帳 2017 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121
日本能率協会

↑アマゾンへはこちらから。


ちょっとレトロな雰囲気そのままの手帳。

なんとこれも50年以上の歴史を持っています。

自分でフォントを選び、名前を入れてもらえます。

表紙の皮がなんともいい手触りなんですよ〜。

一度触ったら忘れられないですヨ。



「能率手帳のhistory」
↑のHPによると、

1949年、日本初の時間メモリ入り手帳が誕生。

それが「能率手帳」です。

市販されたのは、それから9年後の1958年。

日本能率協会の当時の理事・大野巌さんが、

メーカー経営者という経験から

生産性向上のためには時間の使い方が大切という考えをもっていて、

時間目盛のついた手帳を作成したということです。

途中、始まりの曜日が日曜日から月曜日に変わったり、

時間目盛が1時間から30分刻みに変わったりという

少しの変更はあっても、

ほぼ変わらず今に至っている手帳です。

サイズは、当時のハガキサイズ。

何枚かハガキを挟んで持ち歩けるのを前提としたらしく、

なかなか粋じゃないですか。

今は官製はがきのサイズが少し大きくなってるらしくて、

今のハガキと比べると少し小さいそうです。


この2種類の手帳、ノート、

一定数、ずっっと愛用し使い続けておられる方があっての今なんでしょうね。



さらに、

わたしの使っている婦人之友社「主婦日記」もそう。

主婦日記 2017年版
婦人之友社

↑アマゾンへはこちらから。


この「主婦日記」は100年以上の歴史を誇ります。

使いやすいように、製本の仕方や紙質などの変更はもちろんありましたが、

草案した羽仁もと子さんの最初のコンセプトのまま、

ほぼ変えることなく出版されてきました。


やはり一定数愛用者がおられ、

出版社も初心を貫いてこられたからこそのことだと思います。



こういう手帳たちを、

決して無下にしてはならないと思います。


なんでも、長く使われ、変化せず残ってきたものには、

それなりの意味があり、

価値がありますね。



さて、今から50年。

紙の手帳、ノートがどんな風になっていくのか想像がつきませんが、

デジタルの時代に、

どんな手帳が勝ち残っていくのか、

それとも勝ち残れないのか、

今流行りの手帳が今後隆盛を極めるのか、

あっという間に衰退していくのか、

これは出版社の本質が見えてくるところ。

その気概の見せ所でもあるでしょうし、

選択していくユーザーのわたしたちの肩にもかかっているのはいうまでもありません。











↑ちょっとドキドキしているのは、昨日まであった実が次の日には、茎だけという状態のところがあること。
何者かに夜、食べられている気配・・・。

スイカきゅうり126日目

発芽後118日目


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

昨日のお弁当!



焼きそば弁当。

最近多いなと思います(笑)。

文化祭の準備やら練習やらで、1時間も早く登校していく息子のペースについて行けてない母。

息子曰く、

「焼きそばは時々だからいいのであって、続くときついかな」

「野菜が足らないからサラダを買った」

キャベツとかたくさん入れたけどね。

すみませぬ。




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コメント (2)
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