何年も同じ手帳を、ほぼ同じように使い続けていると、
昨年はどうだったか、
一昨年はどうだったか、
数年前はどうだったか、
振り返りがしやすく、
わたしはそれが気に入っています。

↑この写真では、最近の2年分くらいが抜けてますが。
時々、
手帳を本棚から取り出して、
ずっと遡って何冊かの手帳を眺めるのですが、
特に「ゴールデンウイーク」周辺の部分の見返しは、結構興味深いです。
そのころ、どんな生活だったかが、長い休みの使い方で手に取るようにわかります。
今でこそ、この時期をぼんやり過ごしているまんじゅう顔ですが、
介護帰省という年が何年間もありました。
休みという休みは、実父母の介護ヘルプの日々でした。
そして、数年前には、3月に母を送り、ゴールデンウイーク直後には父が亡くなりました。
その年のゴルデンウイークは、母の法事と父の病院で息つく暇もなく動き回っていたこと、
手帳にはその足跡がしっかり残っています。

その頃、どのように過ごしていたか、
どんな気持ちで過ごしていたか、
過ぎ去ってしまえば、ほとんどを忘れてしまうものですが、
手帳の「ウイークリー」部分には、
細かくベッド上の父とのやりとりを書き残しているので、
読み返すと、最期の時を迎える父との濃密な時間が思い出されます。
また、
子供が小さい時は、
子供中心で、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、
親であるわたしたちも若く、フットワークも軽かったかな。
よくもこんなにあちこちに行ったものだとびっくりするくらいです。
楽しかったゴールデンウイークも、
しんどく辛かったゴールデンウイークもありました。
こういうことって、時期は違っても、誰もが一通り通る道ですよね。
過ぎ去った日々は帰ってきませんが、
すべてが宝物。
どんなに大変であっても、
そんな中、守られてきて今がある。
過去に感謝できるから、
未来にも希望が持てる。
わたしにとって手帳は、そんなことを思い出させてくれる
大切な存在になっているのです。
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昨日のお弁当!

生姜焼き弁当
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