朝のグランドキャニオン、朝陽が昇ってしばらく経つと、あんなに多くいた観光客はほとんどいなくなってしまいました。
みんな、慌ただしいですねぇ。 私たちはマイプランで行動しているので、ゆっくりと過ごせます。
さてと、今度はフラッグスタッフの病院へ、Yoさんの見舞いにバイクを走らせます。
ビジターセンターを出発して、タサヤンの街を抜けて、林の中の気持ちの良い道をどんどん下っていきます。ここいらあたりは、自然の豊かな本当にきれいな所で、道の左右には緑の草原が続いています。
青い空と白い雲、爽やかな空気、緑の木々、そして遠くに見える山々が青く見えて、北海道を走っているような道が続きます。
う~ん、Yoさん、2日間だけしかバイクを走らせてないんだ。 せっかく此所まで来て、残念だなぁ。
荒々しい砂漠地帯や赤い岩山がどこまでも続く風景の中をバイクをを走らせていると、日本の風景は本当に優しいんだなぁと感じました。 日本の人も、自然にも他人にも、もっと優しくならなくっちゃね。
UT64の途中から左折して、 US-180を南に走っていくと、フラッグスタッフの街に着きます。Patorol
店の横に置いてあった、パトロールカー風塗装のピックアップ。
A EAGLE RIDERと言うショップで、Yoさんの手術が終わるまで時間調整。 ルート66グッズがたくさん置いてあります。
ルート66を車で走ると言う番組の撮影で、俳優の山下智久がここに来たんだよって、ちょっと恐目の店主が言っていましたが、あのしかめっ面は、ひょっとして笑った?
ASmatsumotoオーナーのMさん夫妻も、ただ者には見えませんけどね。
ショップの前には、ルート66の雰囲気を出そうとしているように、古い四駆が置いてあったので、つい一枚。
ショップの中は、66グッズで一杯。
でも、セリグマンやハックベリーなどのルート66のメイン観光地はこれから。
古いガソリン給油機が、古き良きアメリカの雰囲気を作っています。
帽子を無くしていたので、アリゾナのロゴの入った帽子を一つだけ買いました。 Made in Chinaですけど。
途中、グローブを無くした(盗まれた?)ので、地元の人たちが利用するスーパーで買ったグローブには、しっかりとMade in USAのマークが入っていましたね 。
手術が終わるのを、病院の待合室で2時間ほど待ったのだが、手術直後のYoさんは麻酔が効いていて、しばらく話ができそうにない。全身麻酔だと、意識が戻るのにはしばらくかかりますからね。
仕方がないので、寄せ書きを書いたアメリカ国旗を病院スタッフに頼んで出発することに。
Yoさんの、ヒビが入った骨をボルトでつなぐ手術はうまくいったそうで、一週間ほどで日本に帰れるらしい。パスポートや国際免許証、現金のドル、円などの持ち物を、病院スタッフとお互いに確認あって、セキュリティスタッフに預けてから病院をあとにしました。
後ろに見える建物が、フラッグスタッフメディカルセンター。 とても綺麗な病院でした。
日本語のわからないセキュリティスタッフは、iphoneを使って日英翻訳ソフトを動かしていましたね。
フラッグスタッフからは、インターステート40でルート66を目指します。