LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

グランドサークルツーリング 6/25 27-①  ラストラン ゴーストタウンアンボイ

2012-07-20 09:56:47 | 2012北米ツーリング

グランドサークルツーリング最終日のきょうも、バイクの上には、カリフォルニアの真っ青な空が広がっている。


It Never Rains In Southern Californiaってね。 アルバート・ハモンドのじゃないけど、南沙織の歌で聞いてみる?  

「カリフォルニアの青い空」って、ちょいとイメージと歌詞の意味が違うんだが。http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=iPplzX24UTg


ニードルズからI-40をしばらく走ってから左折して、National Trails Hwyルート66の一本道をAmboy目指して70マイルほど走ると、1時間40分ほどの時間で、ゴーストタウン「アンボイ」に着く予定だ。

こんな景色をみると、絶対に走るのをやめてカメラを取り出したくなる。
Photo_4 

みんな思うことは同じだと見えて、道路脇の土手には、小石で書いた多くのメッセージが残されていた。


砂漠の中の町、アンボイのROY’S CAFEに到着。 路面の上下線に、並んでペイントされているROUTE 66のマーク。 

ここは今、ガソリンスタンドと郵便局があるだけで、人口はわずか4人だけらしい。 

学校やレストランの廃墟、古い教会などもあったが、これも時とともに朽ち果てていくのだろうが、子供達の歓声が響いていた場所が朽ち果てていくのを見るのは、ちょっと悲しい。


Royのガソリンスタンドには、ルート66観光の車やバイクなどがひっきりなしにやってくる。
私たちも、ここでガソリンを補給して、モハベ砂漠激走にそなえます。




私たちのように、R66に昔のテレビ映画の世界の懐かしさを感じて訪れる東洋人とは違って、アメリカ人にとっては、マザーロードと呼ばれるルート66は特別な存在であることを実感させられる。


Royのガススタンドの少し先には、サンタフェ鉄道の踏切が見えて、ときどき貨物列車が通過するのが見える。


ロサンゼルス付近からのツーリングバイクは、I-40をLudlowの町で降りてから、この道を走ってくるのだろうか。

ここを訪れるバイカーは、ハーレーはもちろん多いのだが、カワサキやスズキなども多く見かけた。 

俺はスズキにのっているんだぜ!って、自慢されてしまった。 彼のマシンは、隼だったな。

あんたたちは日本車かもしれないけど、俺たちは、ハーレーのマザーカントリーに来てマザーロードを走っているんだぜ!と言って、お互いに笑いあった。 アメリカのバイク乗りも、気の良い人が多い。

道路にペイントしてあるルート66のランドマークでは、誰も彼も写真のポーズをとるので大にぎわいだった。


おばあちゃんの郵便局員が1人いるだけの小さな郵便局で、記念の切手を一枚買って、アンボイのスタンプを押してもらった。  JUN 25 2012  AMBOY 


適当なスタンプ帳などがなかったので、取り出したのは国際免許証。 1年後には返納しなくちゃいけないのだが。


郵便局の女性はおばあちゃんに見えただけで、本当は若いのかもしれない。

東洋人の年も判らないみたいだが、こちらからもアメリカ人の年はどうもよく判らない。 

ここから、route66を少し引き返してから左折して山道には入る。 
ここからモハベ砂漠を突っ切ってラスベガスにつながる道を走ることになるみたいだ。



さあ、モハベ砂漠の、そしてグランドサークルツーリングのラストランだ